どうも、Soranekoです。
イラストやマンガ制作において、描画の快適さは作業効率を大きく左右します。
私自身、これまでいくつかの液晶タブレットを使ってきましたが、今回試してみたのがXPPenの21.5インチ液晶タブレット「Artist 22 Plus」です。
このモデルは最新のX3 Proペンを搭載しており、より繊細な筆圧感知と描画精度を実現しています。
WindowsとmacOSの両方に対応しているため、さまざまな制作環境に柔軟に適応できるのも魅力です。
大画面での作業はどれほど快適なのか、実際にイラストやマンガの下描きから仕上げまでをこの液タブで試してみました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
XPPen 液タブ Artist 22 Plus 21.5インチ 大画面液晶タブレット
XPPen 液タブ Artist 22 Plus 21.5インチ 大画面液晶タブレット
レビュー良かった点
まず最も印象的だったのは、21.5インチという広々とした作業スペースです。
細かい描き込みをする際にもストレスがなく、拡大・縮小を繰り返すことなく自然な流れで作業を進めることができました。
また、X3 Proペンの性能も非常に優れており、初期動作力が極めて低いため、極細の線も意図したとおりに表現できます。
8192レベルの筆圧感知と60度の傾き検知に対応しているため、鉛筆のような自然な描き心地を実現しているのも大きな利点です。
ペン先の遅延もほとんど感じられず、カーソルの追従性が高いのでスムーズな描画が可能でした。
加えて、色再現性の高いIPS液晶パネルを採用しており、視野角が広く、どの角度から見ても色が安定しています。
画面の発色も鮮やかで、仕上げの色味チェックにも安心して使うことができました。
操作ボタンやショートカットのカスタマイズ性も高く、よく使う機能を登録しておくことで作業効率をさらに高めることができます。
USB-C端子を含む多彩な接続ポートも備えており、セットアップもスムーズに行えました。
レビュー気になった点
一方で、設置スペースをある程度確保する必要がある点には注意が必要です。
21.5インチというサイズは非常に魅力的ですが、デスクの広さによっては作業環境を整えるのに工夫が求められるかもしれません。
また、スタンドの角度調整は可能ですが、細かい角度設定がやや限定的で、長時間使用する際の姿勢の調整には外部スタンドの使用を検討しても良いでしょう。
本体は約3.7kgとやや重量があるため、頻繁に持ち運ぶことは現実的ではありません。
さらに、画面がフルラミネーション加工ではないため、ペン先とカーソルの間に若干の視差を感じる場面がありました。
これは慣れの問題もありますが、精密な描画を求める方には事前に確認しておきたいポイントです。
また、付属のドライバソフトはやや設定項目が多く、初めて液タブを使う方にとっては操作に戸惑う部分もあるかもしれません。
まとめ
XPPenの液晶タブレット「Artist 22 Plus」は、大画面での快適な描画環境と高精度なX3 Proペンによる自然な描き心地を兼ね備えた、非常に完成度の高い製品です。
色再現性の高さや接続端子の豊富さ、ショートカット機能の利便性など、クリエイティブな作業を支える機能も充実しています。
設置スペースや若干の視差といった点に注意は必要ですが、それらを差し引いても価格に対するパフォーマンスは非常に優れていると感じました。
特にデジタルイラストやマンガ制作に真剣に取り組みたい方には、自信を持っておすすめできる液晶タブレットです。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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XPPen 液タブ Artist 22 Plus 21.5インチ 大画面液晶タブレット
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。