商品紹介レビュー

DJI Mic 2(トランスミッター2台・レシーバー1台・充電ケース付き)超簡単レビュー。動画配信やインタビュー撮影に欠かせないマイクを探す中で出会ったDJI Mic 2は、最大250mの伝送距離や内部録音機能といった数字を超えて、安心感と自由さを与えてくれる相棒のような存在でした。2台同時収録の便利さや、スマートな充電ケースの使い勝手に触れるたび、撮影現場の空気が柔らかく変わっていくのを実感し、音の記録が単なる作業ではなく思い出を紡ぐ時間に変わっていく感覚がありました。

どうも、Soranekoです。

動画撮影を続けていると、映像そのもの以上に音の存在がいかに大切かを思い知らされる瞬間があります。

外でのインタビューでは風のざわめきに声が埋もれてしまい、室内での配信ではわずかな空調音が耳障りに残り、作品として仕上げたときに違和感を抱かせてしまう。

そんな経験を繰り返す中で、音をもっと信頼できる形で残したいという思いが強くなり、選んだのがDJI Mic 2でした。

最初に惹かれたのはオールインワン設計で、トランスミッターが2台、レシーバーが1台、そしてそれらをまとめて充電できるケースまで揃っているという点でした。

機材が増えるとどうしても準備や管理に追われがちですが、このマイクはケースから取り出すだけでペアリングが完了し、そのまま撮影に入れるスムーズさがあると知り、直感的に惹かれました。

さらにスペックを見ていくと、最大250mという伝送距離や、32bitフロート録音が可能な内部ストレージの存在、スマートノイズキャンセリングの機能といった要素が目に入りました。

数字としての性能はもちろんですが、実際にそれが撮影の現場でどう響くのか、自分の声や相手の声がどのように記録されるのかを確かめたいという期待感が膨らんでいきました。

手元に届いたとき、コンパクトながらしっかりとした造りのケースを開け、整然と収まった機材を目にした瞬間、これなら現場での安心感が得られると確信しました。

映像制作はどうしても慌ただしい状況がつきものですが、その中で音を任せられる存在があることの心強さは計り知れないものがあります。

では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。

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DJI Mic 2(トランスミッター2台・レシーバー1台・充電ケース付き)

DJI Mic 2(トランスミッター2台・レシーバー1台・充電ケース付き)

レビュー良かった点

実際に使ってみると、まず驚かされたのはノイズキャンセリングの自然さでした。

公園での撮影で背景に子どもの声や車の走行音が混じる場面がありましたが、録音を聞き返してみると、声だけがすっと前に出てきて、雑音は必要以上に削がれず心地よい距離感で収まっていました。

過度に加工されたような不自然さがなく、現場の空気感を残しながらも主役の声を浮かび上がらせる。

このバランスが絶妙で、映像に後から音を合わせる編集作業がぐっと楽になりました。

また、32bitフロート録音の安心感も大きな魅力でした。

インタビューの最中に思いがけず大きな声を出されることもありますが、その瞬間でも音割れせず、後で編集ソフト上で音量を整えると自然なトーンに戻ってくれる。

音量調整に神経を尖らせずとも、安心して収録に集中できるのは大きな解放感でした。

さらに、2台のトランスミッターを同時に使えることが、対談や会話形式の収録で力を発揮しました。

これまではマイクの取り回しに気を遣い、会話のリズムが崩れることもあったのですが、それぞれに装着しておけば自然にやり取りが収録でき、互いの声が重なってもきちんと分離して残ります。

音質はクリアで透明感がありながら、声の温かみや微妙なニュアンスもしっかりと捉えてくれるため、聞き返したときにその場の雰囲気がよみがえるようでした。

持ち運びやすさも想像以上で、充電ケースに収めると小さなアクセサリーケース程度の大きさにまとまり、カメラバッグに無理なく収まります。

ケース自体に大容量のバッテリーが備わっているため、現場でバッテリー切れを心配することがほとんどなく、複数回の撮影でも安心できました。

数値で言えばトランスミッターは6時間程度、レシーバーも同じくらい駆動してくれますが、実際には休憩の合間にケースに戻しておけば自然に充電され、途切れることがありませんでした。

加えて、レシーバーに搭載されたOLEDの小さなタッチスクリーンも便利で、音量や設定を一目で確認でき、直感的に操作できるため、現場での調整がストレスにならなかったのも嬉しい点でした。

レビュー気になった点

一方で、使っていくうちにいくつかの注意点も感じました。

まず伝送距離についてです。

仕様上は最大250mという長距離に対応していますが、実際の街中や建物のある環境では、間に障害物が入ると安定性が揺らぐことがありました。

特に壁を隔てての収録では、ごく短い距離でもわずかな音の途切れを感じることがあり、やはり「見通し距離で最大」という前提を忘れてはならないと思いました。

もっとも、これは多くのワイヤレスマイクに共通する特徴でもあり、内部録音機能があるおかげで万一の音切れにも対応できるため、実用上は致命的ではありません。

また、Bluetoothでスマートフォンと接続できる点は便利ですが、その場合には内部録音やノイズキャンセリングといった機能が使えなくなるのは少し惜しいと感じました。

急ぎの状況でスマホ直結で使いたいときほど、そうした機能制限が惜しく思えるのです。

さらに、トランスミッターの内部ストレージは8GBと固定されており、長時間の収録では容量の使い切りに注意が必要です。

実際には14時間ほど録音できる計算ですが、複数日の取材をまとめて行う場合や、バックアップとして常時録音を有効にしておくと、気づかないうちに容量が迫ってくることがありました。

こまめなデータ移行が求められる点は、運用の工夫で補うしかありません。

さらに、32bitフロート録音は非常に強力ではあるものの、後処理が前提になるため、録音した音をそのまま使いたい場合には扱いづらいと感じる場面もありました。

特にライブ配信のように即時性を求められる現場では、32bitの利点を活かしきれず、通常の24bitで運用することが多かったです。

もう一つ小さな点として、トランスミッターのクリップ部分はしっかりとした作りではあるものの、厚手の衣服では取り付けに少し手間がかかることがありました。

専用のマグネットを使えば解決できるものの、現場で急いで装着するときには少し不便に感じます。

総じてこれらの点は大きな欠点というよりも、運用にあたって理解しておくべき特徴に過ぎませんが、使い込んでいくとより一層実感する部分でした。

まとめ

DJI Mic 2を使ってみて感じたのは、数字やスペックに示される性能以上に、現場での安心感や自由さが大きな価値を持つということでした。

トランスミッター2台とレシーバー、そして充電ケースまでをひとつにまとめたオールインワン設計は、煩雑になりがちな音声収録をすっきりと整理してくれ、撮影の流れを自然に支えてくれます。

ノイズキャンセリングや32bitフロート録音といった技術的な強みは、ただ機能として存在するだけでなく、実際の収録で「音を任せられる安心感」として体験できました。

もちろん、伝送距離やBluetooth利用時の制約、ストレージ容量の限界といった気をつけるべき点もありますが、それらはこの機材の本質を損なうものではなく、むしろ仕組みを理解した上で運用すれば十分に補える範囲に収まります。

むしろ内部録音によるバックアップやケースによる充電サポートといった工夫が、それらの弱点を支える役割を果たしているように思えました。

撮影現場は往々にして不測の事態が起きるものですが、音声収録に関して「これがあれば大丈夫」と思える存在を得られることの安心感は大きなものでした。

今ではインタビューや配信だけでなく、日常のちょっとした撮影にも自然に手を伸ばすようになり、音声の質が変わるだけで映像全体の雰囲気が格段に豊かになることを改めて実感しています。

今後も同様の機材を探すことはあるかもしれませんが、DJI Mic 2がもたらした「音を信頼できる」という体験は、自分の撮影スタイルに長く影響を残していくのだろうと感じています。

商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。

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DJI Mic 2(トランスミッター2台・レシーバー1台・充電ケース付き)

皆様の生活が少しでも豊かになりますように。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

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