どうも、Soranekoです。
リモートワークが日常になりつつある中で、最初の悩みは「自分の映像が思ったより暗く、ぼやけて見える」ということでした。
ノートPC内蔵のカメラではどうしても光量不足やピントの甘さが目立ち、会議中に「映像が少し暗いですね」と言われることもしばしば。
そんな時に出会ったのが、NexiGoのN660Pというウェブカメラでした。
正直なところ、最初は「どれも同じようなものだろう」と思っていたのですが、仕様を見てみると1080pのフルHD解像度に加え、60fpsの高フレームレート対応と書かれていて、少し興味を惹かれました。
映像が滑らかというだけで、会議や配信の印象が変わるのではないかと思ったのです。
届いた箱を開けると、マットブラックの落ち着いた質感の本体に、プライバシーカバーがしっかり取り付けられていて、第一印象から「丁寧なつくりだな」と感じました。
USBを差し込むだけで認識されるプラグアンドプレイ方式なので、面倒な設定は一切なし。
Zoomを立ち上げてすぐに映像を確認すると、自分の顔がくっきりと表示されていて思わず「おおっ」と声が出てしまいました。
オートフォーカスの追従性も見事で、少し身を乗り出しても瞬時にピントが合うので、会話中の動きにも自然に対応してくれます。
今までの“止まったような映像”とはまったく違う、リアルな表現力に驚かされました。
それ以来、このカメラは毎日のように使っています。
仕事のオンライン会議はもちろん、休日には友人とおしゃべりしたり、家族へのビデオ通話にも活躍中です。
画面越しの相手の反応がより鮮明に伝わるようになって、距離を感じにくくなったのが何よりの変化でした。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
NexiGo N660P 1080Pウェブカメラ
レビュー良かった点
まず最も印象的だったのは、映像の滑らかさです。
60fpsというフレームレートがここまで違いを生むとは思いませんでした。
会議中に手を動かしたり、資料を指し示したりする際も動きが途切れず自然に見えるので、相手から「映像がすごくきれいですね」と褒められることが増えました。
特に光の変化に強く、日中の明るい窓際でも夜のデスクライト下でも、自然な発色で映し出してくれます。
オートフォーカスの精度も高く、少し身を引いても前に出てもピントがふわっと滑らかに合うのが心地よい。
まるで自分専用のカメラマンがいるような感覚です。
そして音質面でも驚かされました。
デュアルノイズキャンセリングマイクが周囲の生活音をほどよく抑え、声だけをきちんと拾ってくれるので、特別なマイクを用意しなくても十分に通話に耐えられるクリアさがあります。
特に在宅勤務中、家族が別の部屋でテレビを見ていても相手に聞こえないのは助かりました。
さらに、プライバシーカバーの存在が想像以上に安心感を与えてくれます。
使わないときにレンズをさっと隠せるだけで、無意識に感じていた“監視されているかも”という不安がなくなり、デスク上での心理的ストレスが軽減されました。
また、三脚マウントが底面についているので、外部スタンドに取り付けて目線の高さを調整できる点も便利です。
映像の角度を変えるだけで印象が随分と違って見えるのだと気づきました。
専用ソフトウェアを使えば、明るさやホワイトバランスを細かく調整できるのもありがたい機能。
自分の部屋の照明に合わせて自然なトーンに整えられるので、オンライン授業や配信など、用途に応じて最適な映りを作り出すことができます。
ケーブル長も約2メートルあり、デスク周りのレイアウトに余裕が生まれるのも地味に便利な点です。
総じて、N660Pは「使う前の準備が要らないのにプロ品質」という感覚が強く、機材に詳しくない人でもすぐに扱える安心設計です。
特に、画質・音質・利便性のバランスが非常に良く、価格帯を考えるとコストパフォーマンスは抜群。
使うたびに“小さな満足”を積み重ねてくれる、そんな優秀な相棒になりました。
レビュー気になった点
一方で、完璧ではない部分もいくつか感じました。
まず、逆光の環境ではホワイトバランスがやや不安定になることがあります。
特に昼間に窓際で使用すると、背景の明るさに引っ張られて顔が少し暗く映ることがあり、ソフトウェアで手動調整が必要でした。
自動調整がもう少し賢く働いてくれるとより理想的だと感じます。
また、クリップ式の台座は安定感があるものの、角度調整の可動域が限られているため、大型モニターに取り付けるとやや上向きになりがちです。
個人的には、もう少し柔軟なヒンジ構造であれば、設置の自由度が増すと思いました。
マイクの音質もクリアで満足度は高いですが、非常に静かな部屋で録音すると若干ホワイトノイズが混ざることがあり、完全な静音環境での収録には外部マイクを併用したほうがより自然な音になると感じました。
また、専用の設定ソフトが英語表記のみで、日本語に対応していない点は少し不便です。
機能自体はシンプルですが、最初に明るさや露出の項目を理解するまで少し時間がかかりました。
さらに、USB延長ケーブルを介して接続した際に映像が一瞬止まることがあったので、電力供給が安定したポートを使うのが安心です。
これはどのウェブカメラにも共通する課題かもしれませんが、説明書にもう少し注意点を明記してくれるとありがたいと思いました。
それでも、これらの点は使い方を工夫すれば十分カバーできる範囲で、致命的な欠点ではありません。
むしろ、細部にこだわって使いこなしたくなる製品という印象です。
映像と音声のクオリティが高いだけに、今後の後継モデルではAIによる自動露出補正や背景ぼかし機能などが加われば、さらに完成度が高まるだろうと感じました。
NexiGoというブランドはまだ国内ではあまり知られていませんが、この価格帯でここまでのクオリティを出せるのは大きな魅力です。
ちょっとした気になる部分も、全体のバランスの中では十分に許容できるものでした。
まとめ
NexiGo N660Pを使い始めてから、オンラインの時間に対する感覚が変わりました。
以前は「仕方なくカメラをつける」という気持ちでしたが、今では「自分の映像をどう見せようか」と楽しみながら使うようになりました。
高精細で滑らかな映像は、会話をより自然にし、相手の反応を引き出す手助けをしてくれます。
特にオートフォーカスの追従性とマイクの音質は、毎日のように実感する強みです。
カバーを閉じれば安心でき、仕事が終わった後も机の上にそのまま置いておけるデザインも好印象。
どんなOSでもすぐに使える手軽さもあり、設定に時間をかけたくない人にとっては理想的な選択肢だと思います。
もちろん、明るさ補正や角度調整など、もう少し進化してほしい部分もありますが、それを差し引いてもこの価格で得られる快適さは十分すぎるほど。
リモート会議、オンライン授業、ライブ配信など、あらゆるシーンに柔軟に対応してくれる万能なカメラです。
静かに寄り添いながら、日常のコミュニケーションを少し豊かにしてくれる。
そんな一台として、これからも長く愛用していきたいと思える製品でした。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。