どうも、Soranekoです。
動画配信やオンライン会議が日常になった今、映像機器へのこだわりが増してきました。
今回紹介するのは、j5createのデュアルHDMIキャプチャーボードJVA06-EJです。
HDMI入力を2系統搭載し、PIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)やPBP(ピクチャー・バイ・ピクチャー)による映像合成機能を備え、さらにクロマキー合成にも対応しています。
最大1080pのフルHD録画が可能で、映像のパススルー機能により録画しながらリアルタイムで別モニターへの出力もできるため、配信環境に柔軟に組み込める点が魅力です。
また、USB-C接続でPower Delivery最大60Wに対応しているため、ノートパソコンへの給電も可能。
Windows、Mac、AndroidとマルチOSに対応し、使い勝手の幅も広がっています。
実際に使用して感じたポイントを詳しく紹介します。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
j5create JVA06-EJ デュアル HDMIキャプチャーボード
j5create JVA06-EJ デュアル HDMIキャプチャーボード
レビュー良かった点
まず特筆すべきは、デュアルHDMI入力によるPIPやPBP合成が非常に直感的に使える点です。
専用の切り替えボタンが本体にあり、ソフトを立ち上げなくても物理的に映像の配置や合成モードを切り替えられるのは実に便利です。
配信中に即座に画面構成を変えたいときなど、操作のストレスがほとんどありませんでした。
映像品質も1080pフルHDに対応しており、色味やディテールも十分満足できるレベルです。
特にクロマキー合成機能は、簡単な設定で背景を透過できるため、ライブ配信やウェブ会議でプロっぽい演出をしたい場合にも役立ちました。
また、映像パススルー機能のおかげで、遅延なく別のモニターに映像を出力しながら録画できるため、作業効率も向上しました。
Power Delivery60Wに対応している点も実用的で、外出先でノートPCに給電しながら映像取り込みを行えるのは、モバイル環境での作業が多い人にとってありがたい仕様です。
さらに、本体にはコールドシューと1/4ネジ穴が搭載されており、カメラや三脚などと直接接続可能。
配信機材との一体化が図れるため、設置やセッティングもスムーズでした。
これらの機能をこのサイズ感で実現しているのは、非常に完成度が高いと感じました。
レビュー気になった点
一方で、いくつか気になる点もありました。
まず、付属のマニュアルがやや簡素で、PIPやクロマキーなどの高度な機能については、初心者には少しハードルが高い印象を受けました。
特に、クロマキーの色調整や照明環境による影響については事前知識が必要となる場面もあり、使いこなすには多少の試行錯誤が必要です。
また、HDMI入力が1080pまでの対応に限られているため、4K録画や4Kパススルーには非対応となっています。
最近の高解像度コンテンツが主流になりつつある中で、将来的な拡張性を考えるとやや物足りなさを感じました。
さらに、USB-Cケーブルが短めであるため、デスクトップ環境によっては取り回しに工夫が必要です。
給電とデータ転送を兼ねるため、別途長めのUSB-Cケーブルを用意するとより快適に使えるかもしれません。
また、対応OSは幅広いものの、使用する配信ソフトによっては相性や設定の難しさを感じる場面もありました。
特定のソフトでは設定を見直さないとパススルーが機能しなかったり、映像が表示されなかったりすることがあり、環境に応じた調整が求められる印象です。
まとめ
j5createのJVA06-EJは、デュアルHDMI入力に加え、PIP・PBP・クロマキー合成機能を搭載した多機能なキャプチャーボードです。
1080pフルHDでの録画・配信に対応し、パススルーや60W給電といった便利な機能も豊富に備えています。
操作のしやすさや映像の質、機材との連携性に優れており、配信やウェブ会議の質を高めたい人にとって有力な選択肢となるでしょう。
一方で、上級機能をフルに活用するにはある程度の知識と調整が求められるため、初心者の方は段階的に使い方を覚えるのが安心です。
今後の環境整備を視野に入れつつ、映像制作の幅を広げたい人におすすめできる製品です。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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j5create JVA06-EJ デュアル HDMIキャプチャーボード
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。