どうも、Soranekoです。
パソコンを自作していると、性能面のアップグレードや新しいパーツへの興味はもちろんですが、それと同じくらい大切に感じるのが見た目の美しさや統一感です。
特に最近はガラスパネルを備えたケースが増え、内部を見せること自体がひとつの楽しみになっています。
その中で私が出会ったのが「LIANLI UNI FAN SL-INFINITY 140 REVERSE BLADE ブラック UF-RS-SLIN140-1B」という製品でした。
最初に商品名を見たとき、正直に申し上げて少し長い名前だなと感じたのですが、逆にその複雑さが特別な機能を詰め込んでいる証のように思え、自然と期待が膨らんでいきました。
私は以前からLIANLIのケースやファンに惹かれていて、特にUNI FANシリーズのデイジーチェーン構造には一度触れてみたいと思っていたのです。
複数のファンをケーブル一本で繋げられるスマートさ、あのすっきりとした配線がどんなに快適だろうかと想像しながら、レビューや動画を眺める時間も楽しいものでした。
そんな中、今回の「SL-INFINITY 140 REVERSE BLADE」は通常モデルとは異なり、ブレードが反転しているという特別な特徴を持っていることを知り、とても心が動きました。
ケースの吸気と排気のバランスを取りたいとき、どうしてもファンの裏面が目に入ってしまうことがありますが、これはPCを美しく魅せたい私にとって少し妥協を強いられる部分でした。
しかし、このリバースブレードモデルなら、ファンの正面の美しい光の演出を維持したまま、エアフローをきちんとコントロールできるのです。
さらに、インフィニティーミラーによる深みのある光の演出が加わり、ただのケースファンではなく、ひとつの装飾的な存在として機能するのではないかと想像し、どうしても試してみたい気持ちが抑えられませんでした。
購入して手元に届いた瞬間の期待感は、まるで高級なアクセサリーの箱を開けるときのような胸の高鳴りでした。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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LIANLI UNI FAN SL-INFINITY 140 REVERSE BLADE ブラック UF-RS-SLIN140-1B
目次
LIANLI UNI FAN SL-INFINITY 140 REVERSE BLADE ブラック UF-RS-SLIN140-1B
レビュー良かった点
実際に取り付けてみてまず驚いたのは、やはり配線の美しさでした。
UNI FANシリーズ特有のデイジーチェーン構造によって、複数のファンを横に連結するだけで、余計なケーブルがほとんど出てこないのです。
今までファンを複数枚取り付けるたびに、ケーブルの整理に頭を悩ませ、結束バンドや裏配線スペースと格闘していたことを思うと、このシンプルさは本当に感動的でした。
さらにリバーシブルケーブルモジュールによって接続方向の自由度が広がり、ケースのレイアウトに合わせてすっきりと収めることができました。
これだけでも購入した価値を強く感じましたが、本当の魅力は動作させた瞬間に現れました。
電源を入れたとたん、ファンの中央から奥行きのある光が溢れ出し、インフィニティーミラーの仕組みによってまるで無限に広がる光のトンネルを覗き込んでいるような錯覚に包まれました。
光が幾重にも反射し、見る角度によって異なる表情を見せてくれるのは本当に幻想的で、ただPCを起動するだけで特別な体験に変わるのです。
RGBの色合いもとても鮮やかで、青は深海のように静かに広がり、赤は情熱的な熱を帯び、紫や緑はどこか神秘的な空気を漂わせます。
自分の気分や作業の内容に合わせて色を切り替えると、まるで部屋の雰囲気そのものが変化したように感じられました。
そしてブレードが反転していることの意味も大きなものでした。
ケースフロント側に設置しても、吸気方向を保ちながら美しい表側の光をしっかりと見せることができるのです。
今までどうしても犠牲になっていた「見せたい角度」が、このモデルによって解決されたことに、静かな喜びを覚えました。
さらに冷却性能についても安心感がありました。
140mmという大きさならではの力強い風量がケース内部をしっかりと循環させ、CPUやGPUの温度を効率よく下げてくれるのです。
高負荷な作業やゲームをしているときでも、熱がこもりにくく、安定したパフォーマンスを維持できました。
音についても静かで、低速回転時にはほとんど耳に入らないほど落ち着いた動作音でした。
高速回転させたときにはそれなりに風切り音はありますが、不快に感じるような高いノイズではなく、むしろ頼もしい冷却をしてくれているのだと安心感につながる音でした。
レビュー気になった点
一方で、いくつか気になる点もありました。
まず、ファン自体が140mmとやや大きめであるため、すべてのケースに対応できるわけではないという点です。
最近は大型ケースを選ぶ方も増えていますが、ミドルタワー以下のサイズだと設置スペースに制約が出る場合があります。
私自身、取り付けの際に少しだけ干渉しそうな箇所があり、位置を微調整する必要がありました。
また、デイジーチェーン構造が便利な一方で、専用の接続方式に依存するため、従来型の3ピンや4ピンのファンと混在させると管理が少し複雑になります。
特にライティング制御に関しては、LIANLIの専用ソフトを使う方がスムーズですが、他社製品のRGBと統一したい場合には調整が必要で、完全に自由というわけではありませんでした。
さらに、インフィニティーミラーの美しさは間違いなく魅力的なのですが、その光の強さゆえに、長時間見続けていると少し目が疲れることもありました。
特に暗い部屋で鮮やかなRGBを最大輝度で点灯させていると、視線を引きすぎてしまい、集中したい作業の際には気が散ることがありました。
これは個人の好みにも左右される部分ですが、光量を控えめに設定するなど工夫が必要だと感じました。
価格についても正直なところ、一般的なケースファンと比べると高めです。
もちろん、その分だけデザインや機能が優れているのは確かですが、複数枚を揃えようとするとそれなりの投資になります。
PCの美観や特別感を求める方にとっては納得できる価格ですが、単純に冷却だけを目的にする方にとっては少し過剰かもしれません。
また、リバースブレードモデルという特性上、風の向きは限定的で、通常モデルとの使い分けを意識する必要があります。
すべてをリバースモデルに統一すると、かえってエアフロー設計が難しくなる可能性があり、上手に組み合わせる工夫が求められると感じました。
まとめ
全体を振り返ると、「LIANLI UNI FAN SL-INFINITY 140 REVERSE BLADE ブラック UF-RS-SLIN140-1B」は単なる冷却ファンという枠を超え、PCを美しく演出するための重要な要素になり得る製品でした。
デイジーチェーンによる配線のすっきり感、インフィニティーミラーが生み出す無限に広がる光の幻想、リバースブレードによる自由度の高い設置と、どの要素も確かに他にはない個性を持っています。
確かに価格や互換性、光の強さなどで人によって合う合わないはあるかもしれませんが、私にとっては全体的に非常に満足度の高いものでした。
何よりも、PCを眺める時間そのものが心地よいひとときに変わり、日常の中にちょっとした特別感を与えてくれるのが嬉しかったです。
もしも「冷却性能だけで十分」と考える方であれば、このファンは少し贅沢に感じられるかもしれません。
しかし「見た目も含めてPCを完成させたい」「インテリアの一部として楽しみたい」と思う方には、確実に大きな喜びを与えてくれる製品だと思います。
私自身、今回の導入でPC全体の雰囲気が一段と洗練され、今後もぜひ他のパーツと組み合わせながら、より美しく快適な環境を作っていきたいと感じました。
再購入の意欲も強く、特にフロントとトップの両方に取り入れて統一感を出したいと考えていますし、誰かにおすすめする際にも、自信を持って「これは特別な体験を与えてくれるファンです」と伝えられる存在です。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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LIANLI UNI FAN SL-INFINITY 140 REVERSE BLADE ブラック UF-RS-SLIN140-1B
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。