どうも、Soranekoです。
ゲームをより深く楽しみたいという思いから、これまでいくつかのモニターを使い比べてきましたが、常に心の中にあったのは「もっと滑らかで、もっと没入できる映像体験を」という欲求でした。
4Kの美しさには確かに惹かれつつも、リフレッシュレートの速さを犠牲にしてしまう点で悩ましく、またフルHDの軽快さは嬉しいものの、大画面で見たときの粗さが気になってしまう、そんなジレンマを抱えていたのです。
そんな折に目に留まったのがAVMAXの27インチゲーミングモニターP273Bでした。
製品の特徴としてまず目を引いたのは300Hzという驚異的なリフレッシュレート、さらにオーバークロック時には320Hzにまで引き上げられるという点でした。
ここまでの数値を誇るモニターはなかなか多くなく、その時点で心を強く惹きつけられました。
しかも解像度はWQHD、すなわち2560×1440という解像度を備えており、フルHDよりも緻密でありながら、4Kほど重さを感じさせない絶妙なバランスに思えました。
HDR400にも対応し、色彩の鮮やかさやコントラストの奥行きを表現してくれるという点も期待を抱かせてくれます。
さらにAdaptive FreeSyncによる映像の安定性、入力端子の豊富さとして2つのDisplayPort1.4と2つのHDMI2.1を搭載し、最新ゲーム機との相性も良さそうだと感じました。
そして何より大切だと思ったのは、スタンドの自由度の高さでした。
高さ調整はもちろん、縦横の回転にも対応しているため、ゲームだけでなく仕事や資料閲覧にも柔軟に活用できる点は大きな魅力でした。
最初に商品ページを見たときから、これまで抱いてきた小さな不満をすべて解決してくれるのではないかという予感があり、届く前から胸の高鳴りを抑えることができませんでした。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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AVMAX 27インチ ゲーミングモニター P273B
レビュー良かった点
実際にAVMAX27インチゲーミングモニターP273Bを設置してみると、その存在感にまず圧倒されました。
27インチというサイズは決して巨大ではないのに、WQHDの解像度で描かれる映像はどこまでも緻密で、画面全体がひとつの世界として目の前に広がっていくような感覚を与えてくれます。
色彩はHDR400の効果もあって非常に鮮明で、暗い場面でも黒がただの潰れた暗さにならず、深みと質感を伴った陰影として描かれることに感銘を受けました。
明るい場面では光が差し込むようなきらめきが自然に表現され、ゲーム内の太陽光や街灯の灯りなどがまるで現実の光のように感じられるのです。
そして特筆すべきはリフレッシュレートの速さでした。
300Hzという数値は数値だけで想像していた以上の効果を実際に体感させてくれます。
カーソルの移動ですら残像がほとんどなく、FPSゲームをプレイしたときには敵の動きが鮮明に捉えられることで、自分の反応速度が自然と引き上げられるように思えました。
従来の144Hzモニターでも十分に滑らかだと思っていましたが、300Hzの映像に慣れてしまうと、戻ることはもはや考えられないと痛感します。
加えてAdaptive FreeSyncの効果で、フレームレートが安定しない場面でも画面の乱れが発生せず、常に快適にゲームを楽しめることも嬉しいポイントでした。
操作の一体感が高まり、キャラクターの動きやカメラの視点操作が自分の意志とぴたりと重なる感覚は非常に爽快で、まさに「没入する」という表現がふさわしいものでした。
さらに入力端子の多さもありがたく、PCだけでなく家庭用ゲーム機や動画再生機器を同時に接続して切り替えながら利用できるため、デスク環境がすっきりまとまりました。
特にHDMI2.1対応は最新のゲーム機との相性が良く、高フレームレートでのプレイを存分に楽しむことができました。
スタンドの調整機能も秀逸で、自分の姿勢や机の高さに合わせて画面を上下左右に動かすことができるため、長時間の使用でも首や肩に負担がかかりにくく、快適に使い続けられました。
縦置きにしてウェブページや縦長の文書を閲覧すると、まるで紙面をそのまま手元に置いているかのように見やすく、仕事にも活躍する点は思わぬ喜びでした。
レビュー気になった点
もちろん完璧に感じられるAVMAX27インチゲーミングモニターP273Bにも、あえて挙げるならいくつか改善を望む点がありました。
まずHDR400対応とはいえ、HDR表示におけるピーク輝度はもう少し力強さがあればさらに満足度が高まると感じました。
暗部と明部の対比は確かに美しいのですが、最新のHDR1000対応モニターと比較すると明るさのインパクトに差があり、特に映画のように極端な光の表現が多いコンテンツでは、やや物足りなさを感じる場面もありました。
また解像度がWQHDである点も、場合によっては賛否が分かれるところかもしれません。
フルHDに比べれば圧倒的に精細ですが、4K映像を常用している方にとっては物足りなさが残る可能性もあります。
特に写真や動画編集を行う場合、やはり4K表示の緻密さが欲しくなるシーンはあると思いました。
そして300Hzのリフレッシュレートは確かに魅力的ですが、その恩恵を最大限に引き出すためにはPC側に高い性能が求められるという点も意識しておく必要があります。
ハイスペックなグラフィックカードを搭載していない環境では300Hzを活かしきれず、むしろオーバースペックになってしまう恐れもあるため、モニター自体の性能がユーザー環境を選ぶ印象を受けました。
さらにスピーカーが内蔵されていないことも小さな不満のひとつです。
外部スピーカーやヘッドホンを用意するのは当然ともいえますが、ちょっとした作業や動画再生で音声を確認したいときに、本体だけで音が出ないのはやや不便に思えました。
またベゼル部分の質感についても、悪いわけではありませんが高級感という点ではもう一歩洗練されても良いかもしれません。
機能性に優れているだけに、外観のデザイン面でもう少しプレミアム感があると、所有する喜びがさらに高まるのではないかと感じました。
そして最後に消費電力について、リフレッシュレートが高い分、使用時の電力消費はやや高めで、長時間使用すると電源周りの熱を感じる場面もありました。
もちろん安全性には問題ありませんが、静音かつ低発熱を追求する方にとっては気になるポイントになりうると思います。
まとめ
総合的に見て、AVMAX27インチゲーミングモニターP273Bは非常に高い満足感をもたらしてくれる製品でした。
300Hzという圧倒的なリフレッシュレートはゲーム体験を根本から変えてくれる存在であり、WQHD解像度とHDR400による色彩の豊かさは日常的な映像体験を確実に引き上げてくれます。
確かにHDRの表現力や4K解像度と比べると物足りなさを感じる場面はあるものの、その分だけ描画の軽快さと滑らかさを得られるという大きな利点がありました。
Adaptive FreeSyncによる映像安定性や複数の入力端子を活用できる利便性も含めて、ゲーム、映画鑑賞、仕事といった幅広い用途に対応してくれる点は大きな強みです。
さらにスタンドの調整機能によって自分の体に最適なポジションを保てるため、長時間の使用にも耐えうる快適さがあります。
気になった点としてHDRの限界やスピーカーの非搭載などは確かに存在しますが、それらは工夫や周辺機器の補完によって十分に解決可能であり、致命的な欠点ではありませんでした。
むしろこの価格帯でここまでの性能と多機能性を実現している点を考えると、非常にコストパフォーマンスに優れた一台だといえます。
これから本格的にゲームを楽しみたい方はもちろん、仕事や映像編集など幅広い作業に対応できるモニターを探している方にも強くおすすめできる製品だと感じました。
今後も長く愛用し、300Hzの映像美と操作の快適さに浸り続けたいと心から思えるモニターでした。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。