どうも、Soranekoです。
最初にGEEKOM A8を見たとき、その小ささに少し驚きました。
金属の筐体が光を柔らかく反射していて、手に取るとしっかりとした重みがあり、見た目以上に安心感があります。
コンパクトでありながら、内部にはAMD Ryzen7 8745HSという高性能CPUと128GBのDDR5メモリが搭載されているという点がとても印象的でした。
パソコンはこれまでもいくつか使ってきましたが、このサイズでここまでのスペックを備えたものはなかなかありません。
電源を入れて最初に感じたのは、起動の速さでした。
スイッチを押してから立ち上がるまでの時間があっという間で、SSDの6TBという大容量がもたらす余裕も感じられます。
デスクトップが表示されるまでの静けさの中で、ほんのりとファンの音が聞こえる程度で、それがかえって動作の確かさを感じさせてくれました。
最初に触れた操作は、写真編集用のアプリを開くことでした。
大きなデータを扱う作業でも、遅延がほとんどなく、軽やかに動いていく様子は頼もしさそのものでした。
筐体の温度が上がっても、金属の放熱性のおかげか、表面が熱くなりすぎることもなく、長時間の使用でも安心感があります。
また、USB4ポートやOculinkを通じて外部ストレージやモニターをつなげたときの反応も早く、信頼できる安定感がありました。
音楽を流しながら作業しても、ノイズや動作音が気にならない静かさがあり、全体に落ち着いた印象を受けました。
見た目のシンプルさと内部の高性能が調和していて、机の上に置くだけで作業空間が整うような感覚があります。
これまでパソコンを使うたびに感じていた「待つ時間」がほとんどなくなり、思いついたことをすぐ形にできることが、こんなにも心地よいものなのだと改めて感じました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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GEEKOM A8 AMD Ryzen 7 8745HS搭載 ミニPC
GEEKOM A8 AMD Ryzen 7 8745HS搭載 ミニPC
レビュー良かった点
GEEKOM A8をしばらく使ってみて、一番印象に残ったのは静かさと速さの両立でした。
Ryzen7 8745HSの性能はもちろんですが、全体のバランスが非常に整っていて、どの動作にも無理がなく、自然なスピード感がありました。
動画編集のときには複数のファイルを同時に扱うことが多いのですが、プレビュー再生中もスムーズに動き、処理落ちやカクつきがほとんどありませんでした。
これまで大型のデスクトップでしか快適に動かなかったプロジェクトが、この手のひらサイズの本体で同じように動くという事実が、使うたびに少し嬉しく感じられました。
放熱性についても特筆すべき点がありました。
全金属筐体の恩恵で熱が効率よく逃げていくため、長時間の作業でも内部温度が安定しています。
特にファンの回転音が一定で、突然音が大きくなるような不快な変化がない点は好印象でした。
金属の質感も良く、触れたときのひんやりとした感触が上質さを感じさせます。
USB4やOculinkのポートがあることで、外部機器との接続性も非常に良く、外付けGPUや高速ストレージを接続しても遅延を感じません。
8K出力に対応しているため、複数モニターを使った作業環境を整えるのも容易で、作業の幅が広がりました。
Wi-Fi 6Eによる通信の安定性も高く、大容量データをクラウドに保存するときも、途中で途切れることなく完了する点が安心でした。
また、128GBメモリという余裕は想像以上で、ブラウザやアプリを同時にいくつ開いても動作が重くならず、すべての操作が軽やかです。
仕事の合間に音楽を流しながら別の作業をしても、どこかが遅れるような感覚がありません。
外観も非常に好印象で、金属ボディが放つ控えめな輝きは、派手さよりも静かな存在感を演出してくれます。
机の上で主張しすぎず、それでいて頼もしい。
そんな存在感がありました。
静音性に優れているため、夜間に静かな部屋で使っていても気にならず、思考が途切れることもありません。
長時間作業をしていると、機械というよりは落ち着いた相棒のような感覚になってくるほどです。
さらに、Windows 11 Proが正規搭載されているため、初期設定もスムーズで、すぐに使い始めることができました。
3年保証という点も安心感があり、長く使っていけるという信頼につながります。
総じてこの製品は、性能・静音性・デザイン・信頼性のすべてが高い水準で調和しており、使うたびに「これで良かった」と感じさせてくれるものでした。
レビュー気になった点
GEEKOM A8を使っていて、いくつか感じた点もありました。
まず、性能の高さゆえに、長時間の高負荷作業では筐体がやや温かくなることがあります。
金属ボディなので放熱性は優れていますが、本体表面がほのかに熱を持つ感触があり、夏場の室温が高い環境では少し気になるかもしれません。
ただし、熱がこもるような不安はなく、全体としては安定しています。
次に、ポート配置の点で少し気になったのは、USBポートが集中している側にケーブルが重なりやすく、複数機器をつないだ際に取り回しが少し窮屈になることがありました。
デザイン性を優先しているため全体がすっきりしていますが、もう少し左右に分散して配置されていると、より使いやすかったように感じます。
また、静音性は非常に高いものの、ファンが低速で回転しているときにごくわずかに風切り音が感じられることがありました。
夜の静かな環境では気づく程度の小さな音ですが、完全な無音を求める場合は耳に入るかもしれません。
SSD容量が6TBと大きい点は魅力的ですが、実際に使うとバックアップ管理に注意が必要で、データを整理しないまま溜め込みやすくなる傾向があります。
これは製品の欠点というより、大容量ゆえの特性ですが、こまめなメンテナンスを意識する必要があります。
さらに、拡張性に関しても、本体がコンパクトである分、内部スペースに余裕が少なく、増設やパーツ交換を頻繁に行いたい人にとっては作業がやや難しく感じるかもしれません。
とはいえ、一般的な用途では十分すぎる性能であり、内部アクセスを求める機会自体が少ないとも言えます。
電源アダプタもやや大型で、持ち運びの際には少し嵩張る印象を受けました。
全体のコンパクトさとの対比で目立つ部分ですが、安定供給を優先した結果と考えると納得の範囲内です。
また、筐体の質感が高い分、指紋が少し残りやすい面があり、定期的に布で拭くとより美しい状態を保てます。
個人的には、この金属の手触りと質感がとても気に入っているので、手入れの手間も楽しみの一部のように感じています。
これらはいずれも「惜しい」と思う程度の小さな部分で、全体としての完成度を損なうものではありません。
むしろ長く使う中で、自分なりに扱い方を工夫していく余地があると感じました。
まとめ
GEEKOM A8は、見た目の静けさの中に確かな力を秘めたミニPCでした。
Ryzen7 8745HSのパワーと128GBメモリ、6TB SSDという構成は、作業の幅を大きく広げてくれます。
どんなに重いファイルでもためらいなく開けて、動画編集やマルチタスクも軽快にこなせるその動作は、まるで余裕を持って息づいているように感じられました。
全金属の筐体は質感が高く、触れるたびに静かで確かな存在感があります。
USB4やOculinkによる拡張性、8K出力への対応など、将来性の面でも安心できる構成です。
細かな部分で改善の余地はあるものの、それ以上に得られる快適さが大きく、毎日の作業が穏やかに整っていく感覚を与えてくれました。
性能だけではなく、静音性や安定感、そして長く付き合える安心感があることが、このモデルの大きな魅力だと感じます。
使うたびに「これが今の自分にちょうどいい」と思えるような、そんな落ち着いた満足がありました。
パソコンを道具としてではなく、日常を支える一つの環境として見たとき、GEEKOM A8はその中心に置いておきたくなる存在です。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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GEEKOM A8 AMD Ryzen 7 8745HS搭載 ミニPC
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。