どうも、Soranekoです。
最初にこのモニターを見つけたとき、価格の手頃さに少し驚きました。
144Hzという滑らかな表示性能を持つ製品が、ここまで身近な価格帯で手に入るのかと感じたのです。
仕事でもゲームでも、目を酷使する時間が増えてきた今、ブルーライトカットやフリッカーレスといった機能が備わっていることにも安心感を覚えました。
届いた箱を開けると、シンプルで無駄のないデザインが目に留まりました。
マットな質感のブラックカラーは光を柔らかく吸い込み、派手さはないけれど落ち着いた印象を与えます。
スタンドを組み立てるのも難しくなく、手にした瞬間から「使う時間を静かに支えてくれそうだ」と感じる佇まいでした。
電源を入れ、最初に映し出された映像はとても滑らかで、特にマウスカーソルの動きが驚くほど自然でした。
これまで使っていた60Hzモニターでは、気づかぬうちに映像のわずかな遅れを目で追っていたのかもしれません。
MAXZENのこのモデルは、画面全体が軽やかに動き、視線の動きと映像の変化がぴたりと重なる感覚がありました。
IPSパネルの発色も柔らかく、白がほんのり温かみを帯びて見えるのが印象的です。
ブルーライトカットを有効にしたときの色の変化も強すぎず、自然なトーンで長時間作業をしていても目の奥が重くなるような疲れを感じにくいと感じました。
特別な装飾もないシンプルなデザインですが、その素朴さがかえって安心感を与え、日々の作業机にすっと馴染んでいきました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
MAXZEN 23.8インチ 144Hz FHD ノングレア モニター MJM24IC01
MAXZEN 23.8インチ 144Hz FHD ノングレア モニター MJM24IC01
レビュー良かった点
このモニターの良さをひとことで表すなら、「穏やかさの中に確かな滑らかさがある」という印象でした。
まず144Hzというリフレッシュレートがもたらす映像の滑らかさは、数字以上の実感として伝わります。
特にウェブブラウジングやスクロール時の文字の追従が非常に自然で、視線の流れを邪魔しません。
動画視聴では人物の動きや背景の流れがスムーズで、まるで空気が澄んでいるかのように映像が軽やかに感じられます。
ゲーム用途では特にこの滑らかさが際立ち、素早い動きの中でも視界が途切れず、目の負担が少ないと感じました。
IPSパネルらしい自然な発色も印象的で、白が過度に青くならず、色の階調が穏やかに広がります。
ノングレア処理の効果も大きく、昼間の明るい部屋でも画面が光を跳ね返さず、映り込みがほとんど気になりません。
フリッカーレス機能のおかげか、長時間の作業中でもちらつきを感じず、気づけば時間が経っているという感覚でした。
ブルーライトカットを有効にすると画面の色温度がわずかに暖かくなり、その穏やかな光が目にやさしく届きます。
文字を読む時間や、資料を編集する時間が自然と心地よくなる瞬間がありました。
特に夜間の使用時、照明の明るさに対して画面が強すぎず、空間全体のバランスが落ち着くのも魅力でした。
さらに、Adaptive-Sync対応によって映像のカクつきが少なく、ストレスのない視覚体験が続きます。
動きの速い場面でも滑らかさが途切れず、静かな安心感を持って映像に集中できます。
また、筐体の薄さや軽さも扱いやすく、スタンド込みで約3kgという重さは設置場所を選びません。
デスク上での存在感も控えめで、他の機材との調和を乱さないシンプルさが魅力的でした。
音に関してはスピーカー非搭載ですが、逆に外部スピーカーを選ぶ楽しみもあり、自分の環境に合わせた音づくりができます。
映像の滑らかさと静けさ、その両方を持ち合わせたこのモニターは、作業にも遊びにも自然に寄り添う存在だと感じました。
価格を考えると、その体験の質は驚くほど豊かです。
安価なモニターによくある発色の不安定さや視野角の狭さが見られず、全体の完成度が高い印象でした。
レビュー気になった点
気になる点としてまず挙げたいのは、スタンドの調整範囲が限られていることでした。
上下のチルトは可能ですが、高さの変更や回転には対応していません。
そのため、自分の目線やデスク環境に合わせて角度を微調整する際には、多少工夫が必要だと感じました。
モニターアームを使えば解決できる部分ではありますが、標準で高さ調整ができるとより快適だったかもしれません。
また、背面ボタンによる設定操作はやや慣れが必要でした。
ボタンが背面に配置されているため、最初はどの方向に押せばメニューが動くのかを確認するのに少し戸惑います。
ただ、一度慣れてしまえば特に問題はなく、設定を頻繁に変えない方にはそれほど不便ではないでしょう。
もう一つは、内蔵スピーカーがない点です。
映像面では高い満足感があるだけに、音が出ないことが少し寂しく感じられました。
外部スピーカーやヘッドホンを接続すれば解決しますが、HDMI入力で映像と音を一緒に扱いたい場合には少し手間が増えます。
応答速度の公称値が明記されていない点も少し気になりました。
体感では特に遅延を感じませんが、ゲームを中心に使う方にはこの情報があると安心できるでしょう。
また、HDR非対応であるため、鮮明なコントラストを求める映画鑑賞やクリエイティブ用途では物足りなさを感じるかもしれません。
とはいえ、価格帯を考えれば過度な期待をせずとも十分に満足できる範囲です。
デザイン面ではシンプルさが魅力でもありますが、ロゴ周りやベゼルの素材感にもう少し工夫があると、全体の完成度がさらに高まるように思いました。
背面の質感もややプラスチック感が強く、触れたときの軽さが気になる方もいるかもしれません。
それでも、軽量化のための工夫と考えれば納得できる範囲です。
映像面においては特に不満は少なく、視野角の広さや発色の自然さは価格以上の仕上がりでした。
気になる部分はあくまで物理的な仕様や付加機能の少なさにとどまり、使っていてストレスを感じるような欠点は見当たりませんでした。
つまり、このモニターは“必要なものだけを丁寧に整えた”シンプルな存在であり、その潔さが魅力でもあるように感じました。
まとめ
MAXZEN モニター 23.8インチ 144Hz FHD pcモニター MJM24IC01をしばらく使ってみて感じたのは、「静かに支えてくれる道具」という印象でした。
派手さはないけれど、日々の作業や趣味の時間に寄り添い、目の疲れを和らげながら穏やかな映像を届けてくれます。
144Hzの滑らかさは想像以上に自然で、動きのある映像も心地よく流れます。
IPSパネルの柔らかな発色とノングレアの質感が、空間全体を穏やかに保ってくれるようでした。
ブルーライトカットとフリッカーレスの効果もあり、長時間の使用でも目が重くならず、夜まで作業を続けても疲れにくい感覚があります。
確かに高さ調整やスピーカー非搭載などの制約はありますが、それらを差し引いても「この価格でこの品質」という驚きが残りました。
必要な機能をしっかり備えながらも、余計な要素を削ぎ落とした設計はとても潔く、使い込むほどに信頼感が増していくようです。
毎日の仕事や学習、映像鑑賞の時間を穏やかに整えてくれる存在として、このモニターは手の届く価格で確かな満足感を届けてくれる一台だと感じました。
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MAXZEN 23.8インチ 144Hz FHD ノングレア モニター MJM24IC01
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。