どうも、Soranekoです。
このチェアを実際に組み立て、しばらく日常の作業環境で使ってみると、まず座り始めの印象が静かで、派手さはないものの必要な要素が整っているという感覚がありました。
ベージュという色味は主張が強すぎず、部屋に置いたときの圧迫感を抑えてくれるので、作業スペースの雰囲気を乱さないまま使い始められます。
座面に腰を下ろしたときのクッションは柔らかすぎず、体重を受け止めるときの沈み込みが比較的浅いので、長く座っていても姿勢が崩れにくいという手応えがあります。
背もたれは大きすぎないサイズながら上半身を自然に支える角度になっていて、背中をつけたときの当たり具合が軽く、息苦しいような押し返しはなく、それでいて背骨のラインに沿って支えがあることを感じました。
ランバーサポートも固定式ではありますが、腰まわりに軽い押しを作ってくれるため、座りっぱなしの時間が長い日でも腰の変な張りが出にくく、姿勢が前へ倒れがちな場面でも適度に支えてくれます。
跳ね上げ式アームレストは特に便利で、作業の種類によって腕の置き場を変えたいときにさっと持ち上げるだけで邪魔にならなくなり、狭い机の下に椅子をしまいたい場合にも有効です。
アームが上がった状態でもガタつきが少なく、下ろしたときも腕を置いたときの硬さや角張りが気になりません。
高さ調節の動きは素直で、レバーを引いた瞬間に過剰に跳ね上がることもなく、通常のデスクに合わせて微調整がしやすい印象でした。
全体の動作音も大きくなく、回転したり椅子を引いたりする際のストレスがほとんどありません。
キャスターは一般的なタイプですが、床との摩擦が極端に強いわけでも弱いわけでもなく、必要な分だけの可動性があります。
このように、いざ使い始めると細かい主張が少ないチェアではあるものの、毎日の動作に自然と馴染んでくる感触があり、「派手な機能が多いわけではないけれど、静かに支えてくれる椅子」という印象が徐々に強まっていきました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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Submi ランバーサポート付き 高さ調節可能 回転式 ゲーミングチェア
Submi ランバーサポート付き 高さ調節可能 回転式 ゲーミングチェア
レビュー良かった点
実際に使い続けていくと、まず座面の質感が扱いやすく、長時間作業する際に大きく疲れが出にくいところが印象に残りました。
沈み込みすぎず、かといって硬すぎるわけでもないという絶妙なバランスで、体重をかけても局所的に圧が強まらないため、脚の付け根や腰のまわりに余計な張りが残りにくいところがありがたく感じます。
表面の感触も素直で、衣服との摩擦が強すぎないため、姿勢を少し変えたいときに引っ掛かりがなく、自然に体を動かせます。
背もたれは途中で角度調整を行うタイプではありませんが、背中を預けたときに自然な反りを作る形状になっていて、ランバーサポートと組み合わせることで腰から肩上部までを緩やかに支えてくれます。
特に長めの文章を書いたり、画像編集など前傾と後傾をゆっくり行き来する作業の際に、背もたれの張り具合が姿勢の変化を邪魔しない点が心地よく、浅く座って前傾姿勢になったときも、深く座って背をつけたときも違和感が出にくい構造になっていると感じました。
ランバーサポートは可動式ではありませんが、固定式のわりに押しつけ感が控えめで、腰の自然なカーブを補うように当たるため、身体の大きさに関係なく適度な支えになりやすい点が良い面として挙げられます。
たとえば長い時間のデータ入力や会議が続く日でも、腰が重くなる前に背に預けることで負担が逃げるような感覚があり、意識せずとも姿勢が立ち直る瞬間がつくれます。
跳ね上げ式アームレストはこの椅子の特徴の中でも特に便利で、ノートPCを使う場面やメモを書く場面、机を広く使いたい場面の切り替えがとてもスムーズです。
アームを上げるときの動きも軽く、途中で止まったり引っかかったりせず、上げ切った状態でもぐらつきが少ないため、日常的に頻繁に動かしても気になりません。
下げた状態で腕を置いたときは過度に柔らかいわけではありませんが、肩が上がらず自然に腕の位置をキープできる硬さで、力が入らずに支えてくれる感触がありました。
また、狭い部屋でデスクの下に椅子をきれいに収めたい場合にも効果的で、アームが上がることで必要なスペースが小さくなる点は実用性が高いと感じます。
高さ調節についてはスムーズで、レバー操作に対して跳ね返りが強くないため、数センチ単位の微調整を行いたいときにも使いやすく、作業台やモニターとの距離感を細かく整えられます。
回転機能は軽すぎず重すぎず、椅子を動かしながら周囲のものを取るときにも安定感があり、方向転換による体の負担が少なく済みます。
静音性に関しても、キャスターや昇降の動きで大きな音が出ることはなく、夜間の作業や床が響きやすい環境でも気を遣いすぎなくて済みました。
全体的に主張の強い機能ではありませんが、それぞれが適度な扱いやすさに収まっていることで、椅子が作業の妨げにならず、道具として自然に溶け込んでくれるところが良い点として挙げられます。
そして、ベージュの落ち着いた色合いは部屋の雰囲気を乱さず、視界の隅に入ったときにも圧迫感がないため、明るめのインテリアにも濃い色の家具にも合わせやすく、作業環境の雰囲気を柔らかく保ってくれます。
こうした細かな積み重ねが全体の満足度につながっていると感じました。
レビュー気になった点
気になる点としてまず挙げられるのは、背もたれやランバーサポートが固定式であるため、好みに合わせた細かい調整がしにくいところです。
背中に当たる角度や腰の押され具合は標準的な姿勢には合いやすいものの、個々の体格に完全に合わせたい場合には、可動式のランバーサポートや背もたれ角度調整があるモデルに比べて自由度が低く感じられることがあります。
また、背もたれ自体は大きすぎない設計で使いやすい反面、長時間の後傾作業を好む方にとっては、もう少し広い面で背を支えてほしいと感じる場面もありました。
可動式ヘッドレストがない点も同様で、首周りを預けたい作業姿勢が多い人には少し物足りない可能性があります。
座面のクッションは適度な硬さがあり扱いやすいものの、長期間使ううちにどの程度へたりが出るかは気になる部分で、特に毎日長時間座る人の場合は耐久性の確認が必要になるかもしれません。
廉価〜中価格帯のチェアに共通する傾向として、座面の端部が太もも裏に当たる感覚が出ることもあるため、座り方によっては少し気になる場面があります。
跳ね上げ式アームレストについては便利な一方で、上下の動作が軽いため、使い方によっては意図せず動いてしまう場合があり、もう少しだけ固定感が強いと安心感が増すと感じました。
また、アームのクッション性は控えめで、長く腕を置き続ける作業では硬さを感じる人もいるかもしれません。
高さ調節のストロークは一般的な範囲ではありますが、非常に高めのデスクや逆に低めの机には合わせにくい可能性があり、作業台との相性が合わないと足元や腕の位置を整えにくくなることがあります。
キャスターに関しては静音性はそれなりにありますが、床材との相性によっては摩擦の強さがばらつく場面があり、フローリングでは動かしやすいものの、毛足の短いラグの上ではやや引っかかりを感じることもありました。
組み立てに関しては、一般的なオフィスチェアと同様に自分で作業する必要がありますが、ネジ穴の位置やパーツのはめ込みがタイトな部分があると、人によっては手間取ることがあり、慣れていない方には少し時間がかかる可能性があります。
説明書の内容によっては図が簡略化されすぎている場合も考えられ、初めて椅子を組み立てる人にはもう少し丁寧なガイドがあると助かると感じました。
全体の安定感は作業に支障が出るほどではありませんが、背もたれを強く押し込むように寄りかかった場合にはわずかに揺れを感じることがあり、ガッチリした剛性を求める人にとっては気になるかもしれません。
さらに、ベージュという色は部屋に馴染みやすい反面、汚れが目立ちやすい側面があり、食品や飲み物を扱う作業スペースで使う場合には多少気を遣う必要があります。
布地の種類によっては汚れが染みやすい場合があるため、カバーやクリーニング方法を事前に確認しておくと安心です。
また、全体の機能が必要最低限にまとまっている分、リクライニングのようなリラックス姿勢を作る機能が欲しい人にとっては物足りなく感じられる可能性があります。
こうした点は決定的な欠点というよりも、「より細かい調整や快適性を求める場合は上位モデルが合うかもしれない」という意味での気づきとして挙げられます。
まとめ
全体として、このチェアは派手さのある多機能モデルとは異なり、必要な部分をすっきりとまとめた実用的なつくりで、日常の作業空間に自然に馴染む椅子だと感じました。
座面や背もたれの張りは控えめながら整っていて、長く座る時間が続いても姿勢を大きく崩さずに済むバランスがあり、ランバーサポートが腰まわりを軽く支えてくれることで、作業の合間に姿勢を立て直しやすくなります。
跳ね上げ式アームレストは使い方の幅を広げる要素としてとても便利で、机下のスペースを広く使いたいときや、ノートPC中心の作業で腕を自由に動かしたいときに柔軟に対応でき、環境の変化に合わせてストレスなく調整できます。
高さ調節や回転の動きは大げさではありませんが、毎日使う道具として過不足がなく、チェアが作業の邪魔になる瞬間が少ないという点で扱いやすさがあります。
一方で、背もたれやランバーサポートの調整機能が少ないことや、ヘッドレストがないことなど、細かく姿勢を作りたい人にとっては物足りない場面もあり、その点は使用目的や作業スタイルに合わせて判断する必要があります。
ただ、静かな佇まいと控えめな色味は部屋の印象を柔らかくし、作業に集中したい環境づくりにも向いており、長時間の作業や軽めのリラックスをバランスよくこなす、落ち着いた存在として日常に馴染む椅子だと感じました。
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Submi ランバーサポート付き 高さ調節可能 回転式 ゲーミングチェア
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。