どうも、Soranekoです。
ASUS Vivobook 16 X1605VA-MB332Wを使いはじめたとき、最初に印象に残ったのは16インチの画面の広さでした。
作業スペースが自然と確保されることで、文章を書いたり資料を開いたりするときの窮屈さが減り、視線の移動も落ち着いたまま続けられる感覚がありました。
ノングレアの質感は光の映り込みを抑えてくれるので、室内で照明が当たっていても気になりにくく、長く向き合う作業でも視界のストレスが少なく感じられます。
起動してみると、Core i5-1335Uと16GBメモリの組み合わせは、必要な処理を急かさずに進めていける余裕のようなものがあり、複数のタブを開きながら文章を考えるような時間でも、動作に気を取られずに作業へ集中する流れが保たれました。
アプリの切り替えも自然で、そのまま動画を再生したり、調べものを続けたりする動作も軽快に感じられます。
本体を手にすると1.88kgという数字は大きすぎず小さすぎず、持ち運ばない日は据え置きとして安定し、必要なときはカバンに入れての移動も無理なくできる範囲に収まっています。
天板やキーボードの質感は軽すぎず重すぎず、どちらかといえば落ち着いた手触りで、毎日の作業机に自然に馴染む印象があります。
キーボードの打鍵感も過度に主張せず、指を置いたときの軽い沈み込みと反発が均一で、文章を落ち着いて入力したい時に気を散らさない感触が保たれています。
また、指紋認証は電源ボタンと一体になっていて、ログインの動作をひとつ減らしてくれることで、使い始めの流れが小さく整っていく感覚があります。
WPS Officeが最初から入っているため、特に設定をしなくてもその日のうちに文書や表計算を扱えることも便利で、書類作成の多い人にとっては余計な準備の手間が省けるのは大きな利点だと思います。
USB Type-C給電に対応している点も、作業の置き場所や電源の取り方を柔軟にしてくれ、手持ちの充電器で電源を確保できるケースが増えることで、机のレイアウトも整えやすくなります。
さらに、本体の静かさは作業中の集中を妨げにくく、音が必要以上に目立たないため、静かな部屋でも落ち着いたまま作業を続けられると感じました。
こうした細かな積み重ねが、大画面でありながらも日常の使い方にそっと寄り添うような使い心地につながり、最初の印象よりも自然な使いやすさを感じさせてくれる一台だと感じました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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ASUSTek ASUS ノートパソコン Vivobook 16 16インチ ノングレア 第13世代 Core i5‑1335U搭載
目次
ASUSTek ASUS ノートパソコン Vivobook 16 16インチ ノングレア 第13世代 Core i5‑1335U搭載
レビュー良かった点
良かった点としてまず感じたのは、16インチのディスプレイがもたらす作業の余裕でした。
複数のウインドウを並べても無理がなく、文章を読みながら資料を確認したり、動画を流しながら別の作業を進めたりする場面でも視認性が大きく損なわれないため、作業の流れを自然に保つことができます。
解像度はフルHDより少し縦に広い1,920×1,200という比率で、画面の上下にもう少し情報が入ることで、スクロールが過剰にならない点も心地よさに繋がっていました。
ノングレアの質感は目への負担を小さくし、長時間の使用でも落ち着いた視界を維持できるので、光の反射で集中が途切れにくく、どの場所でも作業を続けやすい印象があります。
処理性能についても、Core i5-1335Uと16GBメモリの組み合わせは、複数のアプリを開いたまま文章を書いたり画像を確認したりする程度の作業なら十分な余裕があり、動作の遅れに気を取られない軽さがあります。
アプリの切り替えやWebブラウザでのタブ移動も滑らかで、一連の作業を止めずに流れるように進められる点は日常の使いやすさに直結していました。
SSDの読み込み速度も高速で、起動やアプリ立ち上げが迷いなく進むことで、使い始めのわずかな待ち時間が減り、全体としてテンポの良い使い心地になっていると感じました。
キーボードは打鍵音が控えめで、静かな環境でも気にせず作業ができます。
指に伝わる反発も均一で、長文を入力していても疲れが偏りにくく、自然なリズムで書き続けられる印象があります。
タッチパッドも広めで、指の滑りが良く、大きなジェスチャーも扱いやすいので、マウスを使わないときでも不便を感じませんでした。
指紋認証が電源ボタンに組み込まれている点も便利で、電源を入れてすぐそのまま作業へ移れるため、ログインのための動作をひとつ減らすことができました。
Type-C給電に対応している点も実用的で、手持ちのUSB-Cアダプターやモバイルバッテリーで充電できる場面があり、電源ケーブルを一本にまとめたいときや外出先での作業時にも助かる仕様でした。
また、本体の静音性は全体として高く、軽めの作業であればファン音が気になることはほとんどありませんでした。
カバーの開閉も軽すぎず重すぎず、動作が落ち着いていて使いやすく、普段の机での取り回しに自然に馴染む点も好印象でした。
WPS Officeが最初から入っていることもあって、追加の準備をしなくても文書作業を始められるため、購入後すぐに作業環境を整えたい人には大きな利点になります。
こうした細かな使いやすさが積み重なることで、大画面でありながら扱いにくさが出ないバランスが保たれ、日常の作業を落ち着いて支えてくれる一台だと感じられました。
レビュー気になった点
気になった点として最初に感じたのは、バッテリー駆動時間が仕様値で約6.3時間という点で、実際の使用では設定やアプリの負荷によってさらに短くなる場面がありました。
軽めの作業ならある程度持つものの、一日の外出先で電源を確保せずに使い続けるにはやや心許ない印象があります。
Type-C給電に対応しているため電源の取り回し自体はしやすいのですが、それでも本体のサイズを考えると、もう少し余裕があればより安心して使える場面が増えると感じました。
また、16インチという画面サイズは作業の快適さを大きく支えてくれる一方で、カバンの種類によっては収まりが悪く、日常的に持ち運ぶ人にとってはサイズ感の調整が必要になる場面もあります。
重量も1.88kgという数字は決して重すぎるわけではありませんが、毎日持ち歩くと疲れが溜まりやすい可能性があり、用途によっては据え置きを前提に考える方が合っていると感じました。
メモリ構成についても、オンボード+SODIMMの16GBで空きスロットがなく、購入後に増設する選択肢が限られている点は長期的に見て気になる部分です。
現在の用途には十分でも、将来的により多くのアプリを同時に扱いたい場面や、処理負荷の高い作業が増えたときに自由度が少なく、買い替えを早める要因になる可能性があります。
グラフィックスがCPU内蔵のIntel Iris Xeである点も、軽い画像処理や動画視聴には問題ないものの、3Dモデルの操作や高度な動画編集などには向かず、用途の幅を広げたい人には少し物足りなさにつながります。
筐体の質感についても、軽さや扱いやすさを優先した構造のため、手に持ったときに高級感を求める人には物足りなく感じられることがありました。
頑丈さに問題があるわけではありませんが、天板のわずかなたわみや表面の指紋のつきやすさなど、細かい部分で気になる場面があります。
スピーカーについても、音声の明瞭さは確保されているものの、低音の厚みや全体の広がりは控えめで、特に音楽をじっくり聞きたい場面では外部スピーカーやヘッドホンを使いたくなる印象があります。
Webカメラの画質も必要十分ではあるものの、映像のノイズがやや目立つ場面があり、オンライン会議が多い人は照明環境を整える必要があると感じました。
また、ポート類の配置が右側に集中しているため、マウスを右手で使う場合にケーブルが干渉しやすく、机のレイアウトによっては取り回しが少し難しくなることがありました。
USB Type-Cポートが1つだけという点も、充電しながら周辺機器を接続したい場面では制限につながり、もう1つあればより使いやすくなると感じる場面がありました。
こうした点は大きな欠点というよりも、使う環境や用途によって気になりやすい部分で、用途が明確な人にとっては十分に許容できる範囲ですが、幅広い作業を求める人にとっては事前に意識しておきたい部分だと感じました。
まとめ
ASUS Vivobook 16 X1605VA-MB332Wをしばらく使い続けてみて、全体としては大きな画面と扱いやすい性能が日常の作業に自然に寄り添ってくれる一台だと感じました。
16インチという広めのディスプレイは、文章や資料を見る時間が多いほど快適さを実感しやすく、ノングレアの質感が視界を保ちやすくしてくれることで、長い作業でも集中を途切れさせにくい印象があります。
Core i5と16GBメモリの動作は普段使いに十分で、複数のタブやアプリを開いたままでも動作が重くならず、全体として軽快さと安定感がバランスよく保たれていました。
WPS Officeが最初から入っている点も実用的で、届いたその日から書類作成に移れる流れが整っており、学習や仕事など用途が決まっている人にとっては余計な手間が減るのが魅力です。
Type-C給電や指紋認証といった日常の細かな動作を支える機能も自然に組み込まれていて、使うたびに小さな便利さを感じられる場面がありました。
一方で、バッテリーの持ちが長時間の外出にはやや不安があることや、メモリ増設が難しい点、サイズが16インチゆえに持ち運びには工夫が必要になる点など、用途を選ぶ部分もあります。
とはいえ、机に置いて落ち着いて作業する時間が多い人にとっては、画面の広さと性能のバランスが非常に扱いやすく、静かで自然に使えるノートパソコンとして日常に馴染みやすい印象が残りました。
総じて、作業スペースの広さと実用性の高さを求める人にとって、長く付き合いやすい選択肢になる一台だと感じました。
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ASUSTek ASUS ノートパソコン Vivobook 16 16インチ ノングレア 第13世代 Core i5‑1335U搭載
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。