どうも、Soranekoです。
在宅ワークや動画編集など、MacBook ProやMacBook Airでの作業環境をより快適にするために、外部ディスプレイの導入を検討している方は多いと思います。
私自身も長時間のデスクワークや画像編集作業が増えてきたことから、目の疲れや作業効率の低下を感じていました。
そんな中で出会ったのが、BenQの32インチ4Kモニター「MA320U」です。
3840x2160の高解像度に加え、デュアルUSB-C接続と90WのPower Delivery機能を搭載し、Macユーザーに特化した数々の工夫が施されています。
特に、P3広色域対応やMacのカラーマッチ機能、USBハブ機能など、実際に使ってみて「痒いところに手が届く」と感じる場面が多々ありました。
この記事では、BenQ MA320Uを実際に使用してみて感じた良かった点と気になった点を詳しくご紹介していきます。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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BenQ MA320U 32インチ モニター
レビュー良かった点
まず特筆すべきは、その圧倒的な画質の美しさです。
32インチという大画面に3840x2160の4K解像度が活かされており、画像や動画の細部まで非常に鮮明に表示されます。
特に印象的だったのが、P3広色域に対応している点で、Adobe RGBよりも広い色域に対応しているため、クリエイティブ作業においては非常に重宝します。
実際、写真編集ソフトでの色再現性が向上し、プリントとの色ズレが大幅に減少しました。
また、Macユーザーにとって非常にありがたいのが「Macカラーマッチ」機能です。
これはmacOSの色設定とディスプレイ側の色表示を自動で調整してくれる機能で、わざわざキャリブレーションを行う手間がありません。
MacBookと並べて使った際にも、ディスプレイ間の色の違いがほとんどなく、作業の集中力を保つことができました。
接続面では、デュアルUSB-Cポートが非常に便利でした。
私の環境では、1つのUSB-CでMacBook Proと接続し、もう1つを外部ストレージやオーディオインターフェースに使用することで、配線をすっきりまとめることができました。
また、90WのPower Delivery対応により、MacBook本体への電源供給も1本のケーブルで完結するのが大きな利点です。
さらに、USBハブ機能も秀逸で、ディスプレイ本体にあるUSBポートにマウスやキーボードを接続することで、Macとの接続がシンプルになります。
高さや傾斜の調整が可能なスタンドも、長時間の使用における姿勢の最適化に役立ち、体への負担を軽減してくれます。
レビュー気になった点
とはいえ、いくつか気になる点もありました。
まず、モニター本体の重量がかなりあるため、設置の際にはある程度のスペースと安定したデスクが必要です。
特に、高さ調整スタンドを使用する場合、その重量がデスクに与える負荷は意外と大きく、安定性のある作業台が求められます。
また、USB-Cケーブルでの接続時に、稀に認識が不安定になることがありました。
MacBookをスリープ状態から復帰させた後にモニターが認識されず、ケーブルを抜き差ししなければならない場面が数回ありました。
この点はファームウェアの更新で改善される可能性もありますが、現時点では少しストレスを感じる部分です。
さらに、音声出力に関しても注意が必要です。
本機にはスピーカーが搭載されていますが、音質はあくまで簡易的なものであり、映像鑑賞や音楽再生には外部スピーカーやヘッドホンの使用をおすすめします。
また、音量調整はMac側から可能ではあるものの、細かな調整が若干しづらい印象がありました。
そして、価格帯としてもやや高めの設定であることから、購入にはそれなりの投資が必要です。
ただし、その分だけの機能性と品質を備えているため、長期的に使用する前提であれば十分に元が取れる製品だと感じました。
まとめ
BenQ MA320Uは、MacBookユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となる32インチ4Kモニターです。
P3広色域やMacカラーマッチなどの機能は、クリエイティブ作業を日常的に行う方にとって大きなメリットとなります。
デュアルUSB-Cと90W Power Deliveryの組み合わせにより、配線のシンプル化と作業効率の向上も実感できました。
設置スペースや価格面での注意点はありますが、それを補って余りある性能と快適性を持っています。
Macとの相性を重視したい方には、ぜひ検討してみてほしいモニターです。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。