どうも、Soranekoです。
映像編集や写真加工など、高精細かつ色精度が求められる作業において、ディスプレイの性能は作業効率と品質に直結します。
今回使用してみたのは、ViewSonicの27インチ5Kモニター「VP2788-5K」です。
5K解像度はもちろんのこと、広色域対応やハードウェアキャリブレーション対応など、プロフェッショナルユースを意識した仕様が詰め込まれています。
果たして実際の使用感や画質はどうなのか、映像制作や写真編集を日常的に行う筆者の視点から詳しくレビューしていきます。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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ViewSonic VP2788-5K 27インチ 5K LEDモニター
ViewSonic VP2788-5K 27インチ 5K LEDモニター
レビュー良かった点
まず驚かされるのは、5120×2880ピクセルという圧倒的な解像度です。
従来の4Kモニターと比べても画面内に表示できる情報量が圧倒的で、Adobe LightroomやPhotoshopの作業時には複数のウィンドウやパネルを開いても画面が窮屈にならず、非常に快適です。
また、パネルはIPS方式を採用しており、視野角が広く、色の変化が少ないため、横から覗き込んでも色味の正確さを保てます。
色域に関しては、AdobeRGBを99%カバーし、さらにRec.709やsRGBにも対応しているため、写真や映像の色再現において非常に信頼できます。
工場出荷時に色校正されており、CalMAN認証も取得している点はプロ用途でも安心材料となります。
加えて、ハードウェアキャリブレーションに対応しているため、専用ツールを用いれば定期的な色調整も容易に行えます。
入力端子も充実しており、DisplayPortやHDMIに加えてUSB-Cポートも搭載されているため、MacBookなどのノートPCともスムーズに接続可能です。
スタンドの調整範囲も広く、高さ、チルト、スイベル、ピボットに対応しており、作業環境に合わせて柔軟にセッティングできるのも大きな魅力です。
レビュー気になった点
高解像度ゆえの課題として、まず感じたのはGPUへの負荷の大きさです。
特に内蔵グラフィックスを使用しているノートPCでは、5K解像度の出力時に若干の処理遅延が感じられることがありました。
十分なスペックを持つ外部GPUを搭載したマシンでの使用が推奨されます。
また、モニター本体の重量が約7kgあり、スタンド込みでは設置の際に多少の労力を伴います。
頻繁に位置を変えるような運用にはあまり向いていません。
さらに、パネル表面は反射防止処理が施されてはいるものの、強い外光が当たる環境では映り込みが気になる場面もありました。
作業環境を整えることである程度の対策は可能ですが、完全なノングレアを求める方には気になるかもしれません。
また、USB-Cポートは搭載されていますが、給電機能が最大60Wであるため、電力を多く消費するノートPCではフル充電には若干心許ない場面もありました。
もう一点、スピーカーが内蔵されていない点も注意が必要です。
音声出力が必要な場合は外部スピーカーやヘッドホンが必須となります。
まとめ
ViewSonic VP2788-5Kは、5Kの高解像度表示と高精度な色再現を兼ね備えたプロフェッショナル向けモニターです。
映像や写真の編集といった色にシビアな作業において、その真価を発揮します。
高い色域カバー率とキャリブレーション対応により、信頼性の高い表示環境を構築できるのは大きな強みです。
一方で、設置性やハードウェアの要件、外光の影響など、使用環境に応じた工夫も必要です。
総じて、高度なクリエイティブ用途に真剣に取り組む方には、非常に満足度の高い選択肢となるでしょう。
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ViewSonic VP2788-5K 27インチ 5K LEDモニター
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。