どうも、Soranekoです。
パソコンの自作をする上で、ケース選びは性能と快適性の両立を左右する大事な要素です。
今回使用してみた「MSI MPG VELOX 100P AIRFLOW」は、冷却性能に特化したメッシュ構造を採用したミドルタワー型のPCケースで、型番はCS8258です。
外観はブラックを基調としつつも、前面と上部にフルメッシュパネルを備えており、第一印象からも通気性を重視した設計であることが伝わってきます。
実際にこのケースを使用してシステムを構築してみたところ、その冷却性能の高さと内部設計の使いやすさに驚かされました。
エアフローを最優先に考えた構造がどのようにパフォーマンスに影響するのか、実体験を交えて詳しくお伝えしていきます。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
MSI MPG VELOX 100P AIRFLOW ミドルタワーPCケース メッシュ構造 CS8258
MSI MPG VELOX 100P AIRFLOW ミドルタワーPCケース メッシュ構造 CS8258
レビュー良かった点
まず特筆すべきは冷却性能の高さです。
フロントとトップの両面に大きなメッシュパネルを採用しているため、エアフローが非常に効率的に設計されています。
標準でフロントに3基、リアに1基の120mmファンが搭載されており、CPUやGPUの温度が全体的に低めに保たれていました。
エアフローが滞らず、パーツ全体にまんべんなく風が行き渡る感覚があり、長時間のゲームプレイや高負荷作業でも安定した温度を維持できました。
次に内部の拡張性ですが、最大でATXマザーボードに対応し、グラフィックボードも最大380mmまで搭載可能という点が非常に魅力的です。
また、電源カバー付きで配線の整理がしやすく、ケーブルマネジメントに悩まされることもありませんでした。
さらに、フロントパネルにはUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポートも搭載されており、最新の周辺機器との接続もスムーズです。
ARGB対応のLEDファンも搭載されており、見た目の演出も加えられる点も満足度が高いポイントです。
ガラスサイドパネルはツールレスで取り外しが可能で、メンテナンス性や内部パーツの視認性も非常に良好でした。
レビュー気になった点
一方で気になった点としては、まずそのサイズ感です。
ミドルタワーとしてはやや大型の部類に入り、奥行きがしっかりあるため、設置スペースにはある程度の余裕が必要です。
特に奥行きのあるデスクやラックでないと、前面の通気口が壁などに近づいてしまい、せっかくのエアフロー性能が活かせなくなる可能性があります。
また、上部メッシュパネル部分にはダストフィルターが付いてはいるものの、やや固定が甘く、掃除の際に少し手間取る印象がありました。
磁石式ではありますが、取り外しや再装着時にズレやすく、頻繁に清掃するユーザーにとってはストレスになるかもしれません。
そしてARGB制御のソフトウェアに関しては、やや学習コストが必要でした。
特に初めてRGBライティングを扱う方にとっては、設定項目が多く感じられるかもしれません。
もう少し直感的なUIであれば、さらに評価が高まったように思います。
まとめ
MSI MPG VELOX 100P AIRFLOW CS8258は、高い冷却性能と優れた拡張性を兼ね備えたミドルタワーPCケースです。
メッシュ構造を活かしたエアフロー重視の設計は、パフォーマンス重視のユーザーにとって大きな魅力です。
ARGBライティングによる演出や内部の構造設計も使いやすく、パーツの取り付けやメンテナンスもしやすい印象を受けました。
設置スペースやメンテナンスの手間に多少の配慮は必要ですが、それを上回る機能性と快適性が得られる一台です。
冷却性にこだわりながらもビジュアルや拡張性を重視する方にとって、非常にバランスの取れた選択肢となることでしょう。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。