どうも、Soranekoです。
最近、作業効率を上げつつ、映像体験もグレードアップしたいと思い、新しいモニターとしてTCLの34インチ曲面モニター「34R83Q」を導入してみました。
このモニターは量子ドットとMini LEDを組み合わせた仕様で、解像度はUWQHD、リフレッシュレートは170Hz、応答速度は1msとかなりハイスペックです。
加えて、HDR1400に対応しているだけでなく、Pantone認証まで備えており、クリエイティブ用途にも十分な実力を感じさせます。
曲率1500Rのカーブは没入感が高く、日常の作業からゲーム、動画編集まで幅広いシーンで実力を発揮してくれそうだと期待して使い始めました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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TCL 量子ドット Mini LED モニター 34インチ 34R83Q
TCL 量子ドット Mini LED モニター 34インチ 34R83Q
レビュー良かった点
まず目を引くのはMini LEDと量子ドットの組み合わせによる鮮やかな表示です。
HDR1400対応のおかげで、明暗の階調表現が豊かで、特に暗所と明所のコントラストが非常にくっきりしています。
ローカルディミングゾーンがしっかり効いており、黒がしっかり締まって見えるのが印象的でした。
またPantone認証を受けているということで、色再現性も非常に正確で、写真編集やデザイン作業にも安心して使えます。
リフレッシュレート170Hzと応答速度1msというスペックも素晴らしく、動きの激しいFPSゲームでもブレが少なく、遅延を感じることがありませんでした。
FreeSync対応によりティアリングも起こりにくく、スムーズな描画が保たれます。
さらに、湾曲率1500Rの画面は目の動きが自然で、長時間の作業でも疲れにくいと感じました。
接続面でもHDMI2.1、DP、Type-C(90W給電)と豊富なインターフェースを備えており、ノートPCからゲーム機、スマートデバイスまで簡単に接続できるのが非常に便利です。
加えて、高さ調整や縦横回転などの可動性も充実しており、自分に合ったポジションで使えるのも魅力でした。
レビュー気になった点
性能面では大きな不満はありませんが、まずサイズが34インチとかなり大きいため、設置スペースに余裕がないと使いづらいと感じました。
特に奥行きもそれなりに必要で、デスクの配置を見直す必要がありました。
また、湾曲ディスプレイの特性上、マルチウィンドウでの作業に慣れるまで少し時間がかかりました。
中央に比べて端の視認性に若干の違和感を覚えることもありましたが、これは個人の慣れ次第かもしれません。
スピーカー内蔵という点については、音質面でやや物足りなさを感じました。
低音が弱く、音場も狭いため、映画やゲームを本格的に楽しむ場合には外部スピーカーの併用をおすすめします。
また、Type-C接続に関しては90W給電は魅力的ですが、一部の高性能ノートPCでは給電が不安定になることがあり、環境によっては注意が必要です。
まとめ
TCLの34インチ曲面モニター「34R83Q」は、量子ドットとMini LEDの融合により、映像美と色再現性に優れたハイスペックモニターです。
HDR1400やPantone認証、170Hz・1msというゲーミングスペックを兼ね備えながら、作業効率の向上にも大いに貢献してくれます。
設置スペースや一部の接続安定性には注意が必要ですが、総合的には非常に満足度の高い製品です。
映像制作やゲーミング用途で質の高いモニターを求める方には、ぜひ検討してみてほしい一台です。
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TCL 量子ドット Mini LED モニター 34インチ 34R83Q
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。