どうも、Soranekoです。
映像と応答速度の進化を感じられるディスプレイを探していたところ、注目したのがLGの有機ELゲーミングモニター45GX950A-Bだった。
44.5インチの大型サイズに加え、5K2K解像度（5120×2160）という圧倒的な表示能力を備え、さらに最大330Hzという異次元のリフレッシュレートに対応している点が非常に魅力的だった。
WFHDでの330Hz駆動とWUHDでの165Hz駆動の切り替えが可能で、使用目的に応じて柔軟に性能を引き出せる点も注目した理由の一つ。
0.03msという非常に速い応答速度やDCI-P3 98.5%の広色域表示、USB-C（PD 90W）やHDMI 2.1、DisplayPort 2.1など最新規格への対応も揃っており、まさに次世代のゲーミング・クリエイティブ環境にふさわしい一台として期待を持って使用を開始した。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
LG OLED ゲーミングモニター 45GX950A-B 44.5インチ
LG OLED ゲーミングモニター 45GX950A-B 44.5インチ
レビュー良かった点
まず特筆すべきは有機ELならではの黒の表現力と色の深みだ。
DCI-P3 98.5%という広色域に加え、10bit（10.7億色）の表示能力により、グラデーションの階調表現がとてもなめらかで、特にHDRコンテンツではその効果が顕著に表れた。
映画鑑賞はもちろん、ゲームにおいても暗所の視認性が高く、FPSなどのプレイ時に有利に働いた。
また、解像度が5K2K（5120×2160）と高く、デスク上での表示領域が非常に広いため、動画編集やマルチタスク用途でも快適に使える点は大きなメリット。
アンチグレア加工により反射も抑えられ、部屋の照明が強くても視認性は良好だった。
リフレッシュレートは解像度によって165Hzと330Hzの切り替えが可能で、特にWFHDでの330Hzは動きの速いタイトルでの追従性が抜群だった。
0.03msという応答速度の速さも相まって、残像感がほとんどなく、スムーズな視界が得られる。
USB-C（PD 90W）による電力供給と映像出力の一体化はノートPC利用時に便利で、ケーブル1本でスッキリした配線を実現できた。
HDMI 2.1とDisplayPort 2.1の両対応も将来性が高く、最新のGPUやゲーム機との互換性も安心感がある。
10W×2のスピーカーは意外としっかりとした音質で、日常使用では外部スピーカーが不要と感じるほどだった。
レビュー気になった点
有機ELパネルの特性上、焼き付きに対する懸念は少なからず存在した。
長時間の同一画面表示を避けるよう意識する必要があり、特にUIの固定表示が多い作業では画面保護機能に頼る場面もあった。
また、ディスプレイサイズが44.5インチと非常に大きいため、設置スペースの確保は事前にしっかりと確認しておくべきだった。
視線移動が多くなるため、ゲームによっては画面中央の集中が難しくなることもあった。
さらに、モニターアーム使用時には重量（スタンドなしで約10kg前後）に注意が必要で、耐荷重の高いしっかりしたアームを用意する必要があった。
発熱についても有機ELパネルならではの傾向があり、長時間の使用後には背面にやや熱を感じることがあるが、ファンレス設計のため動作音は静かで快適だった。
価格帯としてはハイエンドに属するため、予算面でも一定のハードルはあるが、性能と画質を求めるユーザーにとっては納得の範囲だと感じた。
まとめ
LGの有機ELゲーミングモニター45GX950A-Bは、圧倒的な映像表現と応答性能を両立させた高性能モデルだった。
色の正確さ、表示領域の広さ、驚異的なリフレッシュレート、豊富な接続端子など、あらゆる面で妥協のない設計がなされており、ゲームにも映像制作にも活躍する一台だった。
設置スペースや焼き付きといった有機EL特有の注意点はあるものの、それを上回る魅力を感じられる製品だった。
高画質かつ高機能なモニターを探している方には、自信を持っておすすめできる選択肢である。
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LG OLED ゲーミングモニター 45GX950A-B 44.5インチ
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。