どうも、Soranekoです。
初めてこのINNOCN 32M2Vという32インチのミニLED 4Kモニターを使用したとき、まず感じたのはその画面の圧倒的な美しさだった。
2304ゾーンのローカルディミングにより、黒がしっかりと沈み、明るい部分はHDR1000に対応することで非常にリアルに表現されていた。
色彩も量子ドット技術のおかげで非常に鮮やかで、どんなコンテンツを表示しても色が生き生きとしている印象を受けた。
普段は動画編集や写真のレタッチ作業が多いが、このモニターに切り替えただけで作業の効率も気分も格段に上がった。
特にUSB給電65Wが可能な点は、ノートパソコンとの組み合わせでケーブルが減り、デスク周りがすっきりするのがありがたい。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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INNOCN 32M2V ミニLED モニター
レビュー良かった点
このモニターの一番の魅力はやはりミニLEDと量子ドットによる表示性能の高さにある。
HDR1000に対応し、2304ゾーンの局所調光がしっかり効いていて、特に暗いシーンと明るいシーンが混在するような映像では、そのコントラストの差が際立っていた。
映画視聴や動画編集で細かな明暗差を見極めたい時に、この性能は非常に役立つ。
また、応答速度が1msでリフレッシュレートは160Hzと、ゲーミング用途でも遜色なく使える。
可変リフレッシュレート(VRR)に対応しているため、ゲーム中のティアリングも抑えられており、アクションやFPSでも滑らかに動作するのを体感できた。
HDMI2.1とDP1.4を備え、最新のゲーム機やPCとも互換性が高いのも安心感がある。
さらに、IPSパネルで視野角が広く、画面の端でも色変化が少ないため、複数人での画面共有やデザイン作業にも向いている。
スピーカーも内蔵されており、ちょっとした音声再生ならこれだけで済むのも便利だった。
レビュー気になった点
使っていて唯一気になったのは、本体サイズに見合った設置スペースの確保が必要な点だ。
32インチというサイズ自体は作業用にもゲーム用にも理想的だが、ベゼルが比較的しっかりしており、土台のスタンドも安定性重視の設計のため、やや場所を取る印象を受けた。
モニターアームの使用を前提とする場合には、VESAマウント対応ではあるものの、アーム側の耐荷重には十分注意が必要となる。
また、ミニLED特有の発光構造のためか、完全な暗室で真っ黒な画面を表示した時に、エリアごとのバックライトのムラがわずかに気になる場面もあった。
とはいえ、通常使用や映像視聴中にはほとんど気にならないレベルだった。
スピーカーの音質に関しても、音の抜け感や立体感はあまり期待できないため、本格的な音楽やゲームプレイ時には外部スピーカーやヘッドホンとの併用が望ましい。
まとめ
INNOCN 32M2Vは、映像美と応答性能を両立したバランスの良い4Kモニターであり、動画編集からゲーミングまで幅広い用途に対応できる1台だと感じた。
ミニLEDと量子ドットによる色彩とコントラストの表現は、日常的な作業を格上げしてくれる。
USB給電や多彩な入力端子により、接続性にも優れており、ワークスペースの整理にも貢献してくれる点は評価が高い。
設置スペースやスピーカーの性能など一部気になる点はあるものの、それを補って余りある高性能ディスプレイとして、今後も長く活用していける価値を感じるモニターだった。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。