どうも、Soranekoです。
ASUSのROG Phone 8 Proに出会ったのは、少し自分のスマートフォン環境を見直したいと思っていた時期でした。
長く使ってきた端末に少しずつ物足りなさを感じ始め、特にゲームを楽しむ時間や動画を鑑賞するひとときに「もっと快適に、もっと深く没入できたら」と考えるようになっていたのです。
そんな中、Amazonで目にしたのがこのROG Phone 8 Proのファントムブラックモデルでした。
第一印象は、その黒の艶やかさが放つ静かな存在感でした。
派手さではなく、落ち着いた大人の魅力を漂わせながらも、一目で「ただ者ではない」と感じさせるデザインに心を惹かれました。
製品紹介を読み進めると、6.78型の大画面、防水防塵性能、5G対応、イヤホンジャックの搭載、そして日本の主要回線に広く対応している点など、実用性の高さにも大きな安心感を覚えました。
正直なところ、ゲーム特化型のスマートフォンは日常利用には不向きなのではないかという漠然とした不安も抱いていました。
しかし、FeliCa対応など日常での便利さもきちんと盛り込まれていることを知り、その不安はすぐに薄れていったのです。
箱を開け、手に取った瞬間のずっしりとした重みと冷たい質感は、これから始まる新しい体験を予感させるようで胸が高鳴りました。
画面を点けるとすぐに広がる鮮やかな発色、指先に応えるスムーズな動き、そのすべてが自分の期待を遥かに上回るものとなり、次第に「このスマートフォンと一緒に過ごす時間が、自分の毎日を変えていくのではないか」という確信へと変わっていきました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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ASUS スマートフォン ROG Phone 8 Pro
レビュー良かった点
ROG Phone 8 Proの素晴らしさを感じたのは、やはり映像と音、それに操作性の三拍子が揃った瞬間でした。
まず6.78型の有機ELディスプレイは、目に飛び込んでくる映像の鮮やかさとコントラストの深さが圧倒的です。
暗い場面では黒がしっかりと沈み込み、光の差し込む瞬間にはきらめくような輝きが広がり、そのコントラストがシーンの臨場感を何倍にも高めてくれます。
色合いも自然で、ゲームだけでなく写真や映画を見ていても「画面越しなのに現実と錯覚しそうになる」ような没入感を与えてくれるのです。
そして映像と同時に感動したのが音でした。
ステレオスピーカーから流れる音は広がりがあり、低音は厚みを持ち、高音は澄んでいて、まるで自分がその場に立っているかのように感じさせます。
特にゲーム中に響く銃声や爆発音の迫力、キャラクターの声の生々しさは圧巻で、イヤホンを使わずとも十分に満足できるほどの完成度でした。
また、ROG PhoneシリーズならではのAirTriggerの操作性も印象的でした。
画面を持つ指のわずかな動きを感知し、ボタンを押すように反応してくれる機能は、ゲームにおいて反射的な動作を可能にし、快感を伴います。
敵を狙って撃つ瞬間、画面に触れる指先と映像の動きが一致し、身体全体でリズムを刻むような一体感を生み出すのです。
さらに長時間のプレイでも熱のこもりが抑えられ、冷却機能がしっかりと働いているのを実感しました。
手のひらに伝わるほんのりとした温かさは、逆に「このスマートフォンが懸命に応えてくれている」と感じられる安心感に変わります。
日常使いにおいても、Felica対応のおかげで買い物や交通機関での利用がスムーズで、手にした瞬間に支払いを済ませられる便利さは大きな魅力でした。
加えてイヤホンジャックが残されている点も、音を大切にする方にとっては嬉しい仕様です。
Bluetoothイヤホンも便利ですが、有線接続ならではの安定感と音質の良さは何ものにも代えがたいものです。
レビュー気になった点
もちろん、ROG Phone 8 Proにも気になる点はいくつかありました。
まずサイズと重量です。
6.78型の大画面は映像体験において大きな魅力ですが、その分持ち運びや片手操作の際には負担を感じる場面がありました。
特に女性の手には少し大きすぎると感じることもあり、外出先で長時間片手で操作するには工夫が必要だと思います。
また、冷却機能が優れているとはいえ、本格的に長時間ゲームをプレイするとやはり発熱を感じます。
背面から伝わる熱は冬場であればむしろ心地よくも感じますが、夏の外出時には気になることがあるかもしれません。
そしてバッテリーの持ちも、高性能ゆえに消耗が早い印象を受けました。
普段使いでは問題ない範囲ですが、動画視聴やゲームを続けると減り方が少し速く、モバイルバッテリーを持ち歩くことが前提になるように思いました。
さらにデザインについては高級感がある反面、背面のファントムブラックは指紋が目立ちやすい点も気になりました。
光の角度によっては少し曇って見えることがあり、せっかくの美しい仕上げが常にベストな状態で楽しめないのは惜しいと感じました。
もうひとつ挙げるなら、カメラ機能は決して悪くはないのですが、同価格帯のハイエンド機と比べると日常のスナップや夜景撮影において少し差を感じました。
鮮やかでシャープな映像は撮れるものの、細部の描写力や暗所でのノイズ処理では他のスマートフォンの方が上回る場合もあります。
もちろんメインはゲームや映像体験にある機種ですので、そこまで求めすぎるのも酷かもしれませんが、オールラウンドで考えると少し惜しい部分ではありました。
まとめ
総じて、ASUS ROG Phone 8 Proは日常とエンターテインメントの境界を軽やかに超えてくれるスマートフォンでした。
ファントムブラックのデザインは大人らしい落ち着きと特別感を兼ね備え、手にするたびに心が満たされるような魅力があります。
6.78型の大画面が描き出す映像の美しさ、音が包み込むように響く迫力、指先の動きに即応する操作性、そのすべてが「スマートフォンでここまでできるのか」と驚きをもたらしてくれました。
確かにサイズの大きさや重量、発熱やバッテリーの持ちなど気になる点はありましたが、それ以上にこの端末が与えてくれる体験の濃さと質感は代えがたいものでした。
普段の生活での利便性と、非日常的な没入感、その両方をバランス良く兼ね備えているからこそ「ただのスマートフォン」ではなく「日々を豊かにしてくれる相棒」としての存在感を放っているのだと思います。
再びスマートフォンを選ぶ機会があったとしても、このROG Phone 8 Proは間違いなく候補に挙げたいと感じていますし、映像やゲームに強い関心を持つ方には自信を持っておすすめできる一台です。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。