どうも、Soranekoです。
新しいモニターを探していたのは、仕事と趣味の両方において画面と向き合う時間が長くなってきたからでした。
もともと使っていたのは一般的なオフィス向けの24インチディスプレイで、特に不満があるわけではなかったのですが、FPSやアクションゲームをするときに動きが追い切れないもどかしさや、色合いが少し物足りなく感じる瞬間が増えてきたのです。
そんな時に出会ったのがKEY TO COMBATの23.8インチゲーミングモニター H24B9Sでした。
初めてその仕様を目にしたとき、144Hzというリフレッシュレートや、sRGB103％、DCI-P3 96％という色域の広さに心が惹かれ、さらにΔE<2という高い色精度を持っているという点に強く興味を持ちました。
ゲームを楽しみたい一方で、写真を編集したり映像作品を鑑賞することも好きな私にとって、色再現性の高さは欠かせない条件でした。
しかもHDR10対応で、コントラスト比も1500:1と公表されており、暗いシーンと明るいシーンの描き分けにも期待できそうだと感じました。
実際に購入を決めたのは、こうした数値的な魅力に加えて「3年保証」という安心感も大きかったと思います。
長く使うものだからこそ、トラブル時にメーカーがしっかり対応してくれるというのは心強く、背中を押してくれる材料となりました。
届いた箱を開けて最初に取り出したときの印象は、とてもシンプルで無駄のないデザインというものでした。
ベゼルが細く、机に置いたときも圧迫感がなく、ゲームだけでなく日常の作業用としてもすっと馴染みそうな雰囲気を持っていました。
電源を入れて最初に映し出されたデスクトップ画面を見た瞬間、従来のモニターとの違いを一目で感じました。
色が濃く鮮やかで、それでいて派手すぎず自然な表現がされているのです。
これからこの画面を通してどんなゲーム体験が待っているのだろうと胸が高鳴り、思わず笑みがこぼれました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
KEY TO COMBAT 23.8インチ ゲーミングモニター H24B9S
KEY TO COMBAT 23.8インチ ゲーミングモニター H24B9S
レビュー良かった点
最初に試したのは、普段からよく遊んでいるFPSゲームでした。
144Hzというリフレッシュレートの威力は想像以上で、これまでの60Hzモニターでは感じられなかった滑らかさが一瞬で伝わってきました。
敵の動きや視点の切り替えが自然で、画面が遅れてついてくるような違和感がなくなったことで、反応の速さにも直結する感覚がありました。
特に銃撃戦で素早く振り向いた時の映像の追従性は驚くほどで、これまでぼやけて見えていた相手の動きがはっきりと捉えられるようになり、プレイそのものが軽快になったのです。
また、このモニターが持つsRGB103％、DCI-P3 96％という色域の広さも体験を一段と豊かにしてくれました。
草木の緑や空の青、夜景の光の粒までが深みを増し、まるで現実の景色を覗き込んでいるような錯覚を覚えるほどでした。
HDR10対応によって暗い洞窟の中では影の奥行きが増し、眩しい爆発の光は一瞬目を細めたくなるようなリアルさが表現されます。
ゲームだけでなく映画を観る時にもこの恩恵は大きく、普段見慣れた作品であっても新鮮な感動を与えてくれるほどでした。
色精度についても、ΔE<2という性能は確かに実感できるもので、写真を編集するときに色の偏りが少なく、画面上で見たイメージと印刷物や他のデバイスでの表示に大きな差を感じないのはとても安心できます。
ブルーライト軽減やフリッカーフリーといった目に優しい設計もありがたく、休日に数時間続けてゲームをしていても目の奥が重たくなるような疲労感が以前より少なく感じられました。
IPSパネルならではの広視野角も快適で、椅子に深く腰をかけて画面を斜めから覗き込んでも色の変化がほとんどなく、誰かと一緒に映画を観る時も映像の美しさを共有できるのが良かったです。
接続面ではHDMIとDisplayPortの両方が備わっており、PCとゲーム機を切り替えて使うのもスムーズで、用途に応じて柔軟に対応できるのも助かりました。
さらにチルト調整ができるため、自分の姿勢や机の高さに合わせて自然な角度に設定できる点も見逃せません。
机の前に座る時間が長い人にとって、この小さな快適さの積み重ねが大きな違いを生むのだと実感しました。
レビュー気になった点
一方で、完璧だと感じる中にも「もう少しこうだったら」と思う部分もありました。
まず端子の種類についてですが、HDMIが1ポート、DisplayPortが1ポートというのは最低限としては十分なのですが、複数のゲーム機やPCを同時に繋いで使いたい人にとっては少し物足りないかもしれません。
最近ではHDMI機器が増えているので、せめてもう1ポートあればより安心できたと感じました。
また、スピーカーが内蔵されていない点も人によっては不便に感じるかもしれません。
私は外付けのスピーカーを常用しているので大きな問題ではありませんでしたが、普段からシンプルにモニターだけで音まで楽しみたいという人にとっては別途用意が必要になります。
さらに、デザイン面についても非常にシンプルで使いやすい反面、ゲーミングモニターとしての個性を求める人にとってはやや物足りないかもしれません。
派手なライティングや独特のフレームデザインを好むユーザーには、落ち着きすぎている印象を与えるでしょう。
スタンドの調整機能に関しても、チルトのみで高さ調整や回転、ピボットなどには対応していないため、細かく自分の好みに合わせたい人には物足りない部分があります。
私は普段一定の姿勢で作業するので特に不満はありませんでしたが、長時間使う人や多目的に使いたい人はモニターアームを併用するとより快適になると感じました。
発色や映像の美しさに関しては申し分ありませんが、明るさが300cd/㎡というのは通常使用には十分である一方、明るい窓辺など光が強く差し込む環境ではもう少し輝度が欲しくなる瞬間もありました。
また、応答速度に関する具体的な数値が公表されていない点も少し気になりました。
実際の使用では大きな遅延や残像は感じませんでしたが、数値で安心したい人にとっては情報不足に映るかもしれません。
こうした部分は必ずしも欠点というわけではなく、使う人の環境や好みによって感じ方が変わるポイントですが、改善されればより多くの人にとって理想に近づくのではないかと思いました。
まとめ
KEY TO COMBATのH24B9Sは、実際に使ってみて「ゲーム体験を豊かにする」だけでなく、「日常の映像体験そのものを心地よいものにしてくれる」モニターだと感じました。
144Hzの滑らかさは一度味わうともう戻れないほど自然で快適であり、色域の広さや色精度の高さがゲームや映画を一層鮮やかにしてくれます。
ブルーライト低減やフリッカーフリーのおかげで長時間使っても目の疲れを感じにくく、日々の生活の中で安心して付き合える存在になりました。
確かに接続端子の数やスタンドの調整機能など、細かい部分で改良の余地はありますが、それらを補って余りある映像の美しさと快適さを備えているといえるでしょう。
シンプルで落ち着いたデザインは、どんな部屋にも自然に馴染み、主張しすぎないながらも確かな存在感を放ちます。
特に「初めてゲーミングモニターを導入してみたい」と思っている人や、「映像美と色の正確さの両方を大切にしたい」と考えている人にとって、このH24B9Sは心強い選択肢になると感じました。
3年間の保証がついている点も含め、安心して長く使える信頼感があります。
ゲームをより楽しみたい方、映像を深く味わいたい方、そして日常の作業を快適にしたい方に、私はこのモニターを自信を持っておすすめしたいと思います。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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KEY TO COMBAT 23.8インチ ゲーミングモニター H24B9S
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。