どうも、Soranekoです。
このモバイルモニターに出会ったきっかけは、日々の仕事環境をより快適にしたいという思いからでした。
自宅でリモートワークをしていると、ノートパソコンの小さな画面だけではどうしても窮屈さを感じてしまい、複数の資料を開いたりオンライン会議をしながら別の作業を並行したりするのが大変でした。
そんなとき、持ち運びができて映像も美しいモバイルモニターがあれば、自宅でも出先でも自然に仕事が広がるだろうと考えるようになったのです。
特に心を動かされたのは、HAILESIの12.3インチモバイルモニターが持つ「3:2」という画面比率でした。
一般的な横長の16:9に比べて縦方向に余裕があり、文章を読んだり表を確認したりする作業がとても快適になるという点に強く惹かれました。
実際に購入して手元に届いたときの第一印象は、まずその薄さと軽さに驚かされました。
箱を開けて持ち上げた瞬間、これなら鞄に入れても重さが気にならず、毎日の移動に自然に溶け込んでくれるだろうと安心感を覚えました。
見た目のシンプルさも好印象で、艶やかな黒い縁が映像の存在感を引き立てながら、全体としては落ち着いたデザインにまとまっており、仕事場でも自宅でも違和感なく置いておけるものでした。
最初に電源を入れて映像を映した瞬間、2400×1600という高精細な解像度とIPSパネル特有の鮮やかな色の広がりに心を掴まれました。
普段見慣れているフルHDの画面と比べると、文字の輪郭がくっきりとしていて、写真や映像の色合いも一段と豊かに感じられます。
さらに100%sRGBの広色域対応という仕様が、日常の風景やゲームの世界を自然な色合いで映し出してくれるのを見て、これは単なる作業用サブモニターにとどまらず、映像を楽しむための良きパートナーにもなってくれると期待感が膨らみました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
HAILESI 2.4K 12.3インチ モバイルモニター
レビュー良かった点
実際に日常の中でこのモニターを使い始めてみると、その魅力は想像以上でした。
まず在宅勤務のとき、ノートパソコンと並べて置くだけで作業効率がぐっと高まります。
例えば左側にチャットやメールを常に表示しておき、右側のノートパソコンでは資料作成を進めるといった形で、画面を切り替えるストレスから解放されました。
特に3:2の比率が思っていた以上に快適で、縦に長い文章やウェブサイトを表示すると、一度に多くの情報が目に入ってきます。
スクロールの回数が減るだけでなく、画面全体を見渡すときに自然なバランスが感じられ、まるで紙のノートを広げているかのような感覚になりました。
また色再現性の高さも大きな魅力でした。
写真を扱うときやウェブ会議で同僚と資料を共有するとき、色の違和感がなく自然に表示されるので、安心して使えます。
IPSパネルの持つ視野角の広さも相まって、少し斜めから覗き込んでも色が変わらず、そのままの鮮やかさで映像が広がってくれるのは、ちょっとしたことですが日常的にありがたく感じました。
輝度についても380nitという数値が示すとおり、部屋の照明下でもはっきりと見やすく、窓際の自然光が差し込む環境でも十分な明るさを感じられます。
HDR対応のおかげで、動画やゲームを映すときには暗い部分から明るい部分まで階調が豊かに表現され、映像に奥行きを感じました。
仕事が終わったあとにSwitchやPS5を繋いで遊んでみると、その鮮明さがより一層際立ちます。
Switch2を接続するとき、わざわざドックを使わずに直接ケーブルで映せる手軽さには感動しました。
これまでテレビに繋ぐには一手間かかっていたのに、机の上でモニターに直接繋げばすぐにゲームが始められる。
たとえ短い休憩時間でも気軽に遊べるようになり、生活に楽しさがひとつ増えた気がしました。
音についても内蔵のデュアルスピーカーが意外としっかりしていて、映画を観るときには十分に臨場感を味わえます。
もちろん専用のスピーカーには及びませんが、持ち運びを考えるとこれだけで完結できるのは便利です。
旅行先のホテルの部屋で好きな映像を楽しむとき、この内蔵スピーカーがあるだけで荷物を減らせるのはありがたい点でした。
全体を通じて、このモニターは仕事と遊びの境界を柔らかくつないでくれる存在であり、単に高解像度であること以上に、毎日の暮らしの中に新しい余白をもたらしてくれたのです。
レビュー気になった点
一方で、実際にしばらく使っていると、いくつか改善してほしいと感じる部分も見えてきました。
まず真っ先に思ったのは、リフレッシュレートや応答速度に関する情報が十分に明示されていないことです。
普段の作業や動画視聴には全く問題ないのですが、ゲームを長時間楽しんでいると、動きの速い場面でわずかに残像を感じる瞬間がありました。
2400×1600という高解像度の美しさに目が慣れていると、このわずかな違和感がより気になってしまうのです。
次に重さや厚さについて、持ち歩ける軽さは確かに魅力ですが、公式に具体的な数値が示されていないため、人によっては「想像より少し重い」と感じるかもしれません。
私の場合は鞄に入れて移動しても問題ありませんでしたが、モバイル用途を重視する人にとっては正確な重量が分からないのは少々不安材料だと思いました。
またスタンドの安定感についても少し触れておきたいところです。
背面の自立型スタンドは便利で、机の上にさっと立てられる手軽さがありますが、角度の調整幅がやや限られている印象を受けました。
もう少し自由に傾きを変えられれば、姿勢や環境に合わせて快適に使えるのではないかと感じます。
接続ポートの構成についても、USB-Cが中心となっているのは時代に合っていて良いのですが、HDMI端子があるかどうかが明確でなかったり、給電しながらの利用で相性の差が出る場合があるなど、少し不安を覚える部分もありました。
特にノートパソコンと同時に使うとき、電力供給が十分でないと画面が途切れることが一度だけあり、ケーブルやアダプタの選び方には注意が必要だと感じました。
内蔵スピーカーについても、日常的には便利ですが、低音の迫力までは十分に表現できません。
映画や音楽をじっくり楽しみたい人にとっては外部スピーカーやイヤホンを併用するのが望ましいでしょう。
さらにHDR機能についても、確かに映像が豊かになる一方で、明るい環境ではその効果を十分に感じにくいときがありました。
より暗い部屋でこそ真価を発揮するため、日中の明るい場所で映画を楽しもうとすると少し物足りなさを感じる場面があったのです。
こうした細かな点はあるものの、全体的な満足度を大きく下げるものではなく、むしろ「ここが改善されたらもっと素晴らしい製品になるのに」と前向きに感じる部分でした。
製品としての完成度は高く、今後のバージョンアップや後継機に期待を寄せる気持ちを抱かせてくれるのも事実です。
まとめ
HAILESIの12.3インチモバイルモニターを日常に取り入れてみて、私は仕事と趣味の両方に新しい広がりを感じることができました。
2400×1600の高精細な映像と3:2の画面比率がもたらす快適さは、文章や資料を扱うときには紙のような自然さを与え、映像やゲームを楽しむときには彩り豊かな世界を目の前に広げてくれます。
薄くて軽く、持ち運びやすい設計も毎日の移動に寄り添ってくれ、自宅でも外出先でも同じ環境を再現できる安心感がありました。
ドック不要でSwitch2を接続できる手軽さや、OTGによる拡張性の高さも、このモニターが単なる作業用の道具ではなく、暮らしを彩るパートナーであることを実感させてくれました。
確かに、応答速度やリフレッシュレートの詳細が分かりにくい点、スタンドの調整幅の狭さや内蔵スピーカーの限界など、細かい改善点は存在します。
しかしそれらはこの製品全体の魅力を損なうものではなく、むしろ今後さらに進化する余地を感じさせてくれるポイントに思えます。
総合的に見て、このモバイルモニターは「仕事を効率的に進めたい」「外でも自宅と同じように作業したい」「映像やゲームをもっと鮮やかに楽しみたい」と考えている方にとって、非常に心強い選択肢になると感じました。
私は今後もこのモニターを日常の相棒として使い続けたいと思いますし、同じような環境で悩んでいる方にはぜひ手に取ってみてほしいと素直におすすめできます。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。