商品紹介レビュー

audio-technica オーディオテクニカ ATH-EP700 BW 開放型ヘッドホン超簡単レビュー。電子ピアノを始めてから、どうしても「自分の音が聴き取りづらい」と感じていたんです。夜に練習することが多く、スピーカーでは近所迷惑になってしまう。でも普通のヘッドホンだと音がこもってしまい、タッチの違いがわかりにくくて…。そんなときに出会ったのがオーディオテクニカのATH-EP700 BW。最初は「楽器用のヘッドホンなんて本当に違うのかな?」と半信半疑でしたが、実際に装着して音を出した瞬間、まるで鍵盤の奥から空気がふわっと広がるような感覚に包まれたんです。

どうも、Soranekoです。

音楽を始めたころから、「練習の時間をどう確保するか」がずっと悩みの種でした。

日中は仕事や家事で手一杯、夜にようやくピアノに向かえる時間ができても、スピーカーから音を出すわけにはいかない。

そんなジレンマを抱えて、イヤホンや一般的なヘッドホンをいくつも試してきたんです。

でも、どれも一長一短でした。

低音が強すぎてバランスが崩れたり、長時間つけていると耳が熱くなって集中できなかったり。

そんな中で「楽器用モニターヘッドホン」という言葉に惹かれて出会ったのが、オーディオテクニカのATH-EP700 BWでした。

最初に手に取ったときの印象は「軽い!」のひと言。

ケーブルがしっかりしているのに本体は驚くほど軽く、見た目も落ち着いたブラウンで部屋の雰囲気に馴染む。

パッケージを開けて耳にあてた瞬間、「あ、これは違うな」と直感しました。

開放型という構造上、密閉感がなく、まるで“耳が呼吸している”ような感覚。

初めて鍵盤を弾いたとき、空間に音がスッと溶けていくような自然さがあって、思わず深呼吸してしまいました。

電子ピアノ特有の硬さが和らぎ、演奏のタッチが柔らかく伝わってくる。

まるで楽器そのものと一体になれるような感覚で、音を聴くというより“感じる”という方が近いかもしれません。

では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。

簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓

audio-technica オーディオテクニカ ATH-EP700 BW 開放型ヘッドホン

audio-technica オーディオテクニカ ATH-EP700 BW 開放型ヘッドホン

レビュー良かった点

ATH-EP700 BWの最大の魅力は、なんといってもその「自然さ」と「疲れにくさ」です。

開放型ヘッドホンというと、音が漏れるというイメージを持たれる方も多いと思いますが、このモデルは“楽器練習”に最適化されているため、音の広がりが絶妙なんです。

電子ピアノの高音はきらびやかに、低音はふんわりと沈み込むように再現され、強弱の違いがとても分かりやすい。

まるで鍵盤の上を指が滑るたびに、空気が震えるようなリアルさがあります。

そして何より驚いたのが、長時間使っても全く耳が疲れないこと。

重さが約160gしかないうえに、イヤーパッドが柔らかく、ヘッドバンドの締め付けもほどよい。

以前使っていた密閉型ヘッドホンでは2時間もすると耳が蒸れて痛くなってしまっていたのに、ATH-EP700 BWでは3時間以上練習しても快適に集中できるんです。

さらに、ケーブルの長さが約3mあるのも大きな利点。

電子ピアノから少し離れて座っても余裕があり、取り回しにストレスがありません。

音質面では、低音の誇張がなく中高域が非常にクリア。

これがまた、演奏中に自分のタッチを正確に感じ取る助けになります。

ペダルの踏み込みや指先の微妙な力加減が耳にしっかり届くので、「あ、今の音は強すぎたな」と自然に修正できる。

つまり、耳を鍛える練習にもなっているんです。

加えて、6.3mmの変換プラグが標準で付属している点もありがたい。

アンプやミキサーに直接つなげるので、電子ピアノだけでなくエレキギターやベースのモニターにも対応可能。

私はピアノ練習がメインですが、家族がギターを弾くときにも兼用していて、「音が生っぽい」と好評でした。

全体的に見て、音のバランス・装着感・使い勝手、そのすべてが“練習を支えるための設計”になっているのが伝わってきます。

価格帯を考えると驚くほどの完成度で、初めて本格的な楽器用ヘッドホンを試す方にも安心してすすめられるモデルです。

レビュー気になった点

とはいえ、完璧というわけではありません。

まず一番に感じたのは、開放型ゆえの“音漏れ”です。

夜に使うとき、自分ではそこまで気にならないのですが、隣の部屋にいる家族から「少し聞こえるね」と言われたことがありました。

静かな環境での使用には向いていますが、図書館や深夜のマンションなどでは注意が必要かもしれません。

また、密閉感がないぶん、外の音も入りやすいので、集中したいときに環境音が気になる場面もありました。

もうひとつは、ケーブルが長いこと。

3mあるのはスタジオや自宅練習には便利ですが、デスクで使うときには少し邪魔に感じることがあります。

ケーブルをまとめるクリップなどを使うと改善できますが、携帯用途にはやや不向きです。

音質面では、モニター志向が強いため、リスニング目的で使うと少し物足りなさを感じる人もいるかもしれません。

特に低音の量感を求める方には「少し淡白」に聞こえるはず。

でも、これは楽器用として設計された特性でもあるので、逆に“音を盛らない”誠実さとも言えます。

デザインに関しても、ブラウンのカラーリングは落ち着いていて個人的には好きですが、人によっては少し地味に映るかもしれません。

あと、イヤーパッドの交換がやや難しい点も注意。

長く使ううちに劣化してくるので、定期的なメンテナンスが必要です。

とはいえ、この価格帯でここまでバランスの取れた音と作りを実現しているのはさすがオーディオテクニカ。

気になる点はあくまで“用途を理解したうえでの選択”といったレベルで、致命的な欠点ではありません。

むしろ「本気で練習したい人」にとっては、この素直な音こそが魅力といえるでしょう。

まとめ

ATH-EP700 BWを使い始めてから、夜の練習時間がぐっと楽しみになりました。

以前はイヤホンの圧迫感や音のこもりにストレスを感じていたのが、今では音を聴くたびにリラックスできるんです。

開放型ならではの広がりと透明感のあるサウンドは、まるで自分の部屋が小さなスタジオになったような感覚。

音の立体感があるので、演奏中の集中度も高まり、自然と弾き込みたくなる。

疲れにくい構造のおかげで、長時間の練習にもぴったりです。

確かに、音漏れやケーブルの長さなどの注意点はありますが、それ以上に“自分の音を正確に聴ける安心感”が勝ります。

電子ピアノやギター練習にぴったりで、日々の音楽生活を少しだけ上質にしてくれる存在。

高価すぎず、だけど本格的な音の世界に触れたい人にちょうどいいバランスのヘッドホンだと思います。

静かな夜、柔らかいブラウンのヘッドホンをそっと耳にかけ、鍵盤に指を落とす瞬間。

ATH-EP700 BWは、その一音一音を心地よく包み込みながら、今日も私の音楽の時間を優しく支えてくれています。

商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。

商品購入はこちらから↓

audio-technica オーディオテクニカ ATH-EP700 BW 開放型ヘッドホン

皆様の生活が少しでも豊かになりますように。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

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