どうも、Soranekoです。
最初にAlienware AW2525HM-Aを知ったのは、深夜に偶然見たゲーミングデバイス特集の動画でした。
光るロゴ、洗練されたスタンドの形、そして「320Hz駆動」という言葉が頭に残って離れなかったんです。
正直、最初は「そんなに違うのかな」と半信半疑でした。
けれど長年使っていた60Hzモニターでは、シューティングゲームで微妙なラグを感じていたのも事実。
ほんの数フレームの差が勝敗を分ける瞬間って、ゲーマーなら誰でも経験があると思うんです。
だからこそ、思い切ってこのAW2525HM-Aを注文しました。
箱が届いたとき、Alienwareのロゴが光を受けて浮かび上がり、なんだか特別な機械を迎えるような気持ちになりました。
設置して最初に感じたのは「軽いのにしっかりしている」という安心感。
スタンドの金属質な支柱は剛性が高く、縦横の回転や高さ調整も滑らか。
机に置いた瞬間から存在感があるのに、決して邪魔に感じませんでした。
電源を入れてDisplayPortで接続し、320Hzを設定したときの衝撃は忘れられません。
動きが「速い」ではなく「自然」なんです。
マウスを動かすと画面が追従するのではなく、まるで一体化しているような感覚。
sRGB 99%の発色はIPSらしい優しさを持ちながらも、どこか芯がある。
非光沢パネルなので照明の映り込みも気にならず、長時間プレイしても目の疲れが少ないのも印象的でした。
購入当初は「ただのスペックアップ」だと思っていたのに、実際に使ってみると、画面の“質”そのものが変わるということを実感しました。
これまで何気なく見ていた映像やUIが、急に細やかに見える。
320Hzという数字は単なる性能値ではなく、“滑らかさの体験値”なんだと感じた瞬間でした。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
Dell Alienware 24.5インチ ゲーミングモニター AW2525HM-A
Dell Alienware 24.5インチ ゲーミングモニター AW2525HM-A
レビュー良かった点
このAlienware AW2525HM-Aの最も素晴らしい点は、やはり動きの一瞬を正確に捉える圧倒的なスムーズさです。
0.5msという応答速度と320Hzのリフレッシュレートが組み合わさることで、映像の“流れ”が完全に途切れない。
特にFPSや格闘ゲームでは、自分の反応がそのまま画面に反映されているような錯覚を覚えるほどです。
最初の数時間で慣れてしまうと、もう元のモニターには戻れません。
敵の動きや弾道の残像が消え、操作に迷いがなくなる感覚。
特にAIM調整や細かいキャラ操作では、ほんの数フレームの滑らかさが自信に変わっていくのを感じました。
IPSパネルの色再現性も見逃せません。
sRGB 99%の色域はゲームだけでなく、動画編集や写真の確認にも活きてきます。
空の青や肌の色が柔らかく、階調の変化がきちんと残る。
以前のTNパネルではどうしても平板に見えたシーンが、奥行きを感じるようになったのは驚きでした。
さらに非光沢仕上げの恩恵で、昼間の自然光や照明の反射をほとんど気にせずプレイできるのもありがたいです。
長時間の使用でも目が疲れにくい理由のひとつだと思います。
加えて、スタンドの完成度も非常に高い。
高さ調整・チルト・スイベル・ピボットがすべて滑らかで、まるで精密機器を扱っているような感触です。
特に縦回転がスムーズで、作業用に縦画面を使うときも重宝します。
ケーブルマネジメントの工夫もされていて、裏面のホールから自然に配線を通せるのが美しい。
Alienwareらしいデザイン性が機能性と両立していると感じました。
G-SYNC CompatibleとFreeSync Premiumの両対応も安心感があります。
GPUを選ばず滑らかな同期が取れるため、環境を変えても違和感がない。
映像が途切れたりティアリングが起きないのは、ゲームへの没入感を保つうえで非常に大きな要素です。
音声面こそ内蔵スピーカーはないものの、そのぶん筐体が軽く、スタンド込みでも6kg程度で扱いやすい点は好印象。
ディスプレイ全体の質感も高く、マットブラックの表面処理と背面のAlienwareロゴが控えめに光る姿には、所有する喜びがあります。
初めて手に取ったときから、これは“使う道具”というより“信頼できる相棒”のように感じました。
使えば使うほど、その静かな完成度の高さに気づかされるモニターです。
レビュー気になった点
もちろん、完璧というわけではありません。
まず感じたのは、HDMI接続時のリフレッシュレート制限です。
DisplayPortでは320Hzまで出せるのに対し、HDMIでは最大255Hz止まり。
PS5やSwitchなどHDMI接続主体の環境では、この性能をフルに引き出せないのが惜しいところです。
また、HDR対応をうたってはいますが、実際のHDR体験は控えめです。
明るさは400nit程度で、HDR映像を再生してもダイナミックレンジの広がりを強く感じるほどではありません。
IPSパネル特有の黒の浮きもあり、暗いシーンでは若干グレーがかって見えることがあります。
映画やドラマをよく観る方には、この点が気になるかもしれません。
そしてもう一つ、0.5msモードの設定を「Extreme」にすると、映像のオーバーシュート(白っぽい残像)が出やすくなります。
動きの速いゲームでは少し輪郭が強調されて見えることがあり、最初は「ん?」と感じました。
結局、バランスを取って「Fast」モードに落ち着きましたが、理論上の最速設定を常用できないのは惜しいところです。
加えて、スピーカーが非搭載という点も人によってはデメリットになります。
外付けスピーカーやヘッドホンを使う前提の設計なので、配線を整える手間がやや増えます。
また、FHD(1920×1080)の解像度はゲーミングには十分ですが、日常の作業や動画編集などでウィンドウを多く開くと、やや画面の狭さを感じることもあります。
25インチというサイズでは画素密度も90PPI程度で、近距離で文字を読むと少し荒さが見える場面も。
さらに、スタンドの台座がやや大きく、奥行きが必要です。
デスクが狭い環境ではキーボードとの距離が近くなり、モニター位置の調整に工夫が要りました。
とはいえ、これらの欠点は“使い方”次第で解消できる範囲です。
DisplayPort接続を基本にすれば性能は最大限に発揮できますし、スピーカーは外付けの方が音質も良い。
高解像度作業が必要な場合は、サブモニターを併用すれば快適に補完できます。
結局のところ、このモニターは“ゲームに集中するための設計”に特化していると理解すれば、欠点も合理的な選択の結果だと納得できました。
要は“何を求めるか”なんです。
まとめ
Alienware AW2525HM-Aを使い始めてから、ゲームとの距離が変わりました。
以前は「勝ちたい」「うまくなりたい」と意識していたのに、今ではプレイそのものを純粋に楽しめるようになったんです。
操作と映像がずれるストレスがなくなり、反応が自然に出せるようになると、気持ちまで軽くなる。
毎日の短いプレイ時間が、ちょっとしたリセットの時間になりました。
映像の美しさも特筆すべきで、IPS特有の柔らかい発色が疲れを感じさせず、非光沢仕上げのおかげで日中でも快適。
スタンドの自由度も高く、縦横回転や高さ調整が滑らかで、作業にも向いています。
見た目のデザインも、主張しすぎない近未来感があり、部屋の雰囲気を壊さないのが嬉しいです。
確かにHDMI時の制限やHDR表現の控えめさなど、完璧ではありません。
しかし、そのすべてを差し引いても、このモニターがもたらす“動きの気持ちよさ”は特別です。
プレイヤーの反応と画面が一体化する瞬間の心地よさは、他のどんなスペックよりも価値がある。
だから今では、モニターの前に座る時間が小さな楽しみになりました。
Alienware AW2525HM-Aは、単なるゲーミングモニターではなく、日々の中で心を解きほぐしてくれる存在。
長く付き合える信頼感と、ふとした瞬間に感じるワクワクを両立した一台だと胸を張って言えます。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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Dell Alienware 24.5インチ ゲーミングモニター AW2525HM-A
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。