どうも、Soranekoです。
初めてProtoArc EM03 NL トラックボールマウスを手にしたとき、指先で転がす大きなボールの存在感に少し驚きました。
これまで一般的なマウスを使うことが多かったので、カーソルを動かす感覚がこれほどまでに変わるとは思いませんでした。
実際にデスクに置いてみると、丸みを帯びたフォルムが優しく、手のひらを包み込むように支えてくれます。
クリックの音はほとんど聞こえず、静まり返った部屋の中でも気を遣うことがありません。
長時間の作業をしていても指先が疲れにくく、ボールを転がす動きが自然と心地よく感じられる瞬間がありました。
特に、Bluetoothと2.4GHz無線をボタンひとつで切り替えられる点は、複数のデバイスを使い分ける環境ではとても助かります。
パソコンからタブレットへ、さらにはスマートフォンへと切り替える際も、接続の途切れや遅延をほとんど感じませんでした。
USB-Cで充電できる点も便利で、バッテリー残量を気にせずに一日を過ごせる安心感があります。
表面のマットなブラックは光沢を抑えており、どんなデスクにも自然に溶け込む印象でした。
全体的に主張しすぎないデザインながら、指先で触れるボールの滑らかさが小さな高級感を漂わせています。
操作感に慣れるまでに少し時間はかかりますが、一度慣れてしまうとマウスを動かさずに操作できる便利さが手放せなくなります。
ポインタの移動も滑らかで、細かい位置調整が必要な作業にも向いているように感じました。
最初は戸惑いもありましたが、次第に指先の動きがボールと一体化していく感覚があり、まるで指先で画面をなぞっているような不思議な心地よさがあります。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
ProtoArc EM03 NL 人差し指 静音 トラックボールマウス
ProtoArc EM03 NL 人差し指 静音 トラックボールマウス
レビュー良かった点
ProtoArc EM03 NL トラックボールマウスの良さは、まずその「静けさ」にあります。
クリック音が驚くほど控えめで、深夜や集中して作業したい時間帯でも気を散らさずに使えるのが嬉しいところです。
静音仕様のボタンは、指にかかる感触も柔らかく、押し込んだ瞬間にわずかに伝わる反発が優しく感じられました。
この静けさが続くことで、作業空間全体が落ち着いた空気に包まれるように思います。
そして何よりも印象的だったのは、大玉トラックボールの操作感でした。
直径約44mmのボールはほどよい重みがあり、指先のわずかな動きにもしっかりと応えてくれます。
カーソルがなめらかに移動し、思い通りの位置にピタリと止まる瞬間は、操作の精度と楽しさが両立しているように感じられました。
トラックボールに慣れていない人でも、少し練習すれば自然に扱えるようになります。
さらに、2.4GHz無線とBluetoothの両対応という点は非常に便利で、複数のデバイスを使う人にとって大きな利点です。
パソコン・タブレット・スマートフォンを行き来しながらも、接続が途切れないのは安心感があります。
ボタンひとつで瞬時に切り替わる反応の速さには、小さな快感すらありました。
また、USB-C充電式というのもポイントで、電池交換の手間がなく、ケーブルを挿すだけで簡単に充電できます。
使い始めてから数日経ってもバッテリーはしっかり持ち、頻繁に充電する必要がないのも助かります。
マウス本体の質感も丁寧で、マットなブラックの仕上げが手になじみやすく、長時間使用しても指先に不快なベタつきが残りません。
デザインもシンプルでありながらどこか温かみがあり、デスクの上に置くだけで空間が整うような感覚がありました。
DPI切り替え機能が5段階あるのもありがたく、作業内容に応じて速度を調整できる点が実用的でした。
全体として、見た目と使いやすさの両方にバランスが取れており、「落ち着いた使い心地」と「確かな機能性」が共存しているように思います。
レビュー気になった点
一方で、ProtoArc EM03 NL トラックボールマウスにはいくつか「もう少しこうだったら嬉しい」と感じた点もありました。
まず、仕様の表記に少しばらつきが見られることです。
Amazonページでは「中指操作」と書かれている一方で、レビューや公式FAQでは「人差し指操作」とされており、初めて購入する際にどちらなのか少し迷いました。
実際に使ってみると、人差し指主体の操作が自然でしたが、慣れないうちはボールを動かす感覚に若干の戸惑いがあります。
また、トラックボールの構造上、長期間使用するとボールの回転がやや重く感じる瞬間があり、定期的な清掃が必要になります。
掃除自体は簡単ですが、ホコリが溜まりやすい環境では頻度が増えるかもしれません。
さらに、Bluetooth接続に切り替える際にごくまれに反応が遅れることがありました。
数秒の遅延ですが、作業中に気づくと少し気になる瞬間があります。
とはいえ、再接続するとすぐに安定するため大きな問題ではありません。
もうひとつ感じたのは、ボタンのカスタマイズ性についてです。
専用ソフトが提供されていないため、マクロや詳細設定を行いたい人には少し物足りないかもしれません。
個人的には、基本的なボタン配置が十分使いやすいので大きな不満はありませんが、より細かい設定を望む人には少し惜しく感じる部分かもしれません。
また、DPI切り替えボタンの位置がやや手前にあり、切り替える際に一度持ち替える必要がある点も小さな気づきでした。
頻繁に調整する人にとっては、もう少しアクセスしやすい位置にあればより便利だと思います。
それでも、使い続けるうちに自然と慣れていく操作感があり、不便さよりも「慣れの段階」を感じる印象です。
全体的に見れば、これらの気になる点も製品の完成度を損ねるものではなく、むしろ丁寧に使い続けたいと思わせる魅力の一部になっているように感じました。
まとめ
ProtoArc EM03 NL トラックボールマウスを使って感じたのは、「静けさ」と「滑らかさ」が調和した穏やかな使い心地でした。
大玉のボールを指先で転がす感覚は最初こそ新鮮ですが、慣れてくると手に馴染むような自然さがあります。
クリック音が控えめで、周囲の空気を乱さずに作業に集中できる時間が増えました。
Bluetoothと2.4GHzの切り替えもスムーズで、3台同時接続ができる自由さは想像以上に快適でした。
USB-C充電式という点も扱いやすく、日常的な使いやすさに繋がっています。
デザインは控えめながらも丁寧な仕上げで、長く付き合える道具という印象を受けました。
確かに、操作方式の表記の違いや細かい仕様面でのばらつきは気になるところもありますが、実際に使うとその不安はすぐに消えていきます。
トラックボールならではの操作感に慣れるほど、手首への負担が軽くなり、指先で操作できる自由さが心地よく感じられました。
静かな環境で落ち着いて作業したい人や、複数デバイスを行き来する人には特におすすめです。
ProtoArc EM03 NLは、派手さではなく、穏やかで確かな機能を求める人にそっと寄り添ってくれるようなマウスでした。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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ProtoArc EM03 NL 人差し指 静音 トラックボールマウス
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。