どうも、Soranekoです。
サンワダイレクト プログラマブルキーボード 1キー 400-MAB211BKを日常の作業の中に取り入れてしばらく使ってみると、最初に抱いた「本当に一つのボタンだけで便利になるのだろうか」という疑問が、次第に静かな確信へと変わっていく感覚がありました。
机の隅にそっと置いておけるほど小さく軽い本体は、手にした瞬間にはあまり存在感を主張しないのですが、実際に操作を割り当てて使い始めると、その小さな一押しが作業の流れを確かに支えてくれる場面がいくつもありました。
例えば、ページ送りや決まったショートカット、あるいはアプリの中で頻繁に行う特定の操作など、普段はキーボード上で指を動かしたり、マウスを大きく動かしていた動作が、この一つのボタンに置き換わることで、動作の切り替えがゆっくりと整い、無駄な移動が減っていくのを実感しました。
また、Bluetoothと有線接続の両方が使える点は日によって作業スタイルが変わる自分にはありがたく、パソコンの前に座っているときも、タブレットを横に置いて作業するときも、設定しておいた動きがそのまま反応してくれることで、道具に合わせて姿勢を変える必要がなくなり、自然と集中が持続するように感じました。
さらに、静音スイッチの押し心地は軽すぎず、かといって硬さを感じるほどでもなく、ちょうどよい抵抗が指先に残るため、作業の最中に押した感覚を確かめやすく、リズムを崩さずに操作できました。
使っていくうちに、自分の中で特に動作の切り替えが多い作業や、特定のショートカットに手を伸ばすことが多い場面などが自然と見えてきて、このボタンをどう使えば作業がより滑らかに進むかを考えるきっかけにもなりました。
こうして小さなボタンひとつが、作業中の指先の動きや姿勢、さらには集中の流れにまで静かに影響を与えてくれていることに気づき、日常の中で少しずつ欠かせない存在になっていく過程を実感しました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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サンワダイレクト プログラマブルキーボード 1キー 有線 8機能 400-MAB211BK
サンワダイレクト プログラマブルキーボード 1キー 有線 8機能 400-MAB211BK
レビュー良かった点
実際にサンワダイレクト プログラマブルキーボード 1キー 400-MAB211BKを使い続けてみると、まず感じたのはボタンの押し心地の穏やかさでした。
静音スイッチが採用されていることで、押したときの音がほとんど気にならず、周囲の環境を邪魔せずに操作できる点はとても良く、深夜の作業や静かな場所での使用でも気を遣わずに済むのが安心でした。
押し込んだ瞬間にわずかに伝わる抵抗感と、指を離した後に戻ってくる動きの自然さがあり、長時間使っていても指先の負担が増えることがなく、操作のリズムを保ちやすい印象がありました。
また、1ボタンにもかかわらず最大8つの動作を割り当てられる仕組みは、想像以上に便利さを広げてくれました。
背面のモード切替スイッチによって機能を使い分けることができ、加えてシングルクリックとダブルクリックで動作を分けられるため、用途に応じて細かく設定することで、一つのボタンで複数の作業をまかなえる柔軟さがあります。
特にページ送りの操作や、特定のアプリでよく使うショートカット、あるいはマウスの簡単な動作を割り当てておくことで、普段は手を大きく動かしていた部分を少しだけ簡略化でき、作業の流れが自然と整う感覚がありました。
また、BluetoothとUSBの両方に対応している点は使い勝手の大きな強みで、ケーブルが邪魔になる環境では無線でスッキリと使うことができ、逆に接続の安定性を確保したい場面では有線に切り替えることで安心感を得られます。
使う機器によって接続方式を変えられるため、スマートフォンやタブレットを使っているときでも設定した操作をそのまま呼び出せる点が魅力的でした。
さらに、オンボードメモリに設定を保存できるため、一度設定してしまえば専用ソフトが入っていない端末でも動作するという気軽さがあり、作業環境を変えても設定をやり直す必要がなく、持ち歩く際にもすぐに使い始められる便利さがあります。
本体サイズもとても小さく、手のひらに収まるほどのコンパクトさとわずか37g程度の軽さがあるため、机の上でも邪魔にならず、必要なときにさっと手を伸ばして使える距離に置いておきやすい点が好印象でした。
場所を取らないことで作業スペースのレイアウトを変える必要がなく、他のデバイスや書類の配置に影響を与えないのも助かるポイントです。
また、単純なショートカットキーとしてだけでなく、例えば楽譜アプリのページ送りや電子書籍の操作、動画の簡単なコントロールなど、日常的な操作に置き換えることで用途が広がっていき、生活の中の小さな動きをまとめてくれる存在としても役立ちました。
使い続けるほど、この一つのボタンが自然な動きとして馴染み、作業の中に溶け込んでいくのを感じられ、便利さだけでなく、道具としての落ち着いた心地よさがありました。
レビュー気になった点
サンワダイレクト プログラマブルキーボード 1キー 400-MAB211BKを使っていく中で気になった点として、まず最初に挙げられるのは設定にWindows環境が必須であることでした。
設定ソフトがWindows専用であるため、MacやiPad、Android端末のみで作業している場合には、初回の設定を行うために別途Windowsの環境を用意する必要があり、その点は少し手間に感じました。
一度設定を済ませてしまえば他の機器でも使えるのですが、気軽に設定を変更したいときに毎回Windowsを立ち上げなければならない点は、頻繁に割り当てを変えるユーザーにとっては少し不便に感じる場面があるかもしれません。
また、本体が非常に軽く、わずか37gほどしかないため、机の上で手で押す分には問題ありませんが、フットペダルのように足で操作しようとすると、本体が動きやすく安定しづらい状況がありました。
足で踏むように使うケースは実際に想定されている用途の一つでもあるため、必要に応じて滑り止めやマットを別途用意するなど、少し工夫が求められる点は惜しく感じました。
さらに、1ボタンに複数の動作を割り当てられる構造自体は便利ですが、モード切替スイッチが背面にあるため、用途によってはモードの切り替えが少し面倒に感じる場面がありました。
普段から頻繁にモードを変える使い方をする場合、ボタンを押す流れの中で自然に切り替えられないことがあり、操作のテンポが少し途切れてしまう場面もありました。
また、同梱物について公式の記載が明確ではなく、購入時点でUSBケーブルが付属しているかどうかを事前に確認する必要があり、特に有線接続を前提として使いたい人にとっては少し分かりづらい印象がありました。
こうした細かな部分が明確であれば、購入前の安心感がもう少し増すように感じました。
さらに、単体での使い勝手は十分に良い一方で、ボタンが1つだけという構造上、操作に慣れていない頃は「今どのモードだったか」を把握しづらくなることがあり、意図した動作と違う動きが出るたびに確認し直す場面もありました。
モードによってランプなどで視覚的に判断できる仕組みがあれば、もう少し迷いなく使えるようになるのではないかと感じた部分です。
こうした点は使い方を身体が覚えていくことで自然と解消される部分もありますが、初めてのユーザーにとってはわずかな戸惑いにつながる可能性があるため、細部に少し工夫があるとさらに使いやすくなる印象がありました。
全体として大きな不満ではないものの、日常的に使っていく上で「もう少しこうだったら嬉しい」と感じる場面がいくつかあり、今後の改善に期待したい点として残りました。
まとめ
サンワダイレクト プログラマブルキーボード 1キー 400-MAB211BKをしばらく使ってみると、その小ささと軽さからは想像しにくいほど、日々の作業の流れに静かに寄り添ってくれる存在であることを感じました。
ボタン一つというシンプルな構造でありながら、そこに複数の動作を割り当てられる柔軟さがあり、短い動きで操作を整えたいときに自然と手が伸びるような心地よさがありました。
静音スイッチによる穏やかな押し心地や、Bluetoothと有線のどちらでも使える自由度、そして設定を本体に保存しておける扱いやすさなど、日常の中で使い続けるほどに便利さが積み重なっていく印象がありました。
一方で、設定変更にWindowsが必須である点や、本体が非常に軽いため使い方によっては安定しづらい場面がある点など、少し注意が必要な部分も感じましたが、それらを踏まえても使い方を工夫すれば十分に活かせる範囲でした。
大きな機能を求めず、作業の中のちょっとした動きを軽くしたい人や、よく使う操作をまとめておきたい人にとって、この小さなボタンは落ち着いた形で役立ってくれるように思います。
使い続けるほど、自分の作業の癖や動きが自然と整っていく感覚があり、気づけば机の上の定位置に静かに収まっている、そんな道具として馴染む存在でした。
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サンワダイレクト プログラマブルキーボード 1キー 有線 8機能 400-MAB211BK
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。