どうも、Soranekoです。
最初に手に取ったとき、ベゼルの細さとホワイト基調の落ち着いた佇まいが自然と視界に溶け込み、作業環境の雰囲気を穏やかに整えてくれそうだと感じました。
画面サイズは27インチで、視線を大きく動かさずに全体を把握できる距離感がちょうどよく、机の上に置いたときの存在感も過度にならない印象でした。
電源を入れて表示された映像を見た瞬間、解像度の高さがもたらす細部のくっきり感が目に入り、文字の輪郭や写真の質感が自然に伝わってきました。
BenQ EW2790U エンターテインメント モニターは、4K UHDの情報量を前面に出しながらも、視覚的な刺激が強すぎず、落ち着いて画面に向き合える雰囲気を持っているように思いました。
IPSパネル特有の視野角の広さもあり、正面から少し姿勢を変えても色合いが崩れにくく、画面全体が均一に見える点が安心感につながりました。
ノングレア仕様の表面は照明の映り込みを抑えてくれるため、日中の明るい部屋でも画面に集中しやすく、映像そのものの情報を素直に受け取れる感覚でした。
色味については、派手さを強調するというよりも、DCI-P3 95%という広色域を活かして自然な鮮やかさを表現している印象で、動画や写真を表示した際にも違和感がありませんでした。
HDR対応という言葉から想像する極端なコントラストではなく、明るい部分と暗い部分が滑らかにつながり、全体として見やすさを重視した画づくりだと感じました。
さらに、内蔵されているtreVoloスピーカーから出る音は、モニター内蔵として想像していたよりも輪郭がはっきりしていて、外部スピーカーをすぐに用意しなくても映像体験を完結させられそうだと思いました。
USB Type-Cケーブル一本で映像出力と給電が同時に行える点も、机の上をすっきりさせたい環境には相性が良く、接続の手間が少ないことが気持ちの余裕につながります。
高さ調整や回転に対応したスタンドは、画面位置を自分の姿勢に合わせて微調整でき、視線の上下移動を減らしてくれるため、画面と向き合う時間が自然と快適なものになりそうでした。
輝度自動調整機能が搭載されている点も、画面が環境に合わせて主張しすぎない理由のひとつに感じられ、目に入る光が柔らかく整えられている印象でした。
EW2790Uは、エンターテインメント向けという名称から想像する華やかさだけでなく、日常的に使う道具としての落ち着きや扱いやすさを大切にしているように思え、映像を楽しむ時間と作業に集中する時間のどちらにも自然に寄り添ってくれそうだと感じました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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BenQ 27インチ 4K UHD IPS ノングレア モニター EW2790U
BenQ 27インチ 4K UHD IPS ノングレア モニター EW2790U
レビュー良かった点
画面に向かったときにまず印象に残ったのは、映像全体が非常に整って見える点でした。
27インチというサイズに4K UHDの解像度が組み合わさることで、文字は細部まで滑らかに表示され、小さなアイコンやUIも輪郭が崩れず、情報量が多い画面でも視線が迷いにくいと感じました。
BenQ EW2790U エンターテインメント モニターは、ただ高精細というだけでなく、情報が自然に整理されて目に入ってくる感覚があり、長時間画面を見続ける前提で作られている印象を受けました。
IPSパネルの発色は派手さを前面に出すタイプではなく、色と色のつながりが滑らかで、写真や動画を表示した際も現実の色味から大きく外れない安心感がありました。
DCI-P3 95%対応というスペックが示す通り、鮮やかさは十分にありながら、目に刺さるような強さがなく、映像の世界観を穏やかに引き立ててくれるように感じました。
HDR表示についても、明暗差を無理に強調するのではなく、明るい部分の白飛びや暗部の潰れを抑え、全体の階調が自然に見える点が好印象でした。
ノングレアの画面表面は、室内照明や外光の映り込みを上手く抑えてくれるため、画面に集中する際の余計なストレスが少なく、映像そのものに意識を向けやすいと感じました。
輝度自動調整機能が働いているおかげか、画面が環境光に合わせて控えめに調整され、急に明るさが主張してくるような違和感もなく、視界に自然に馴染んでいました。
音響面では、内蔵スピーカーに対する期待を良い意味で裏切られました。
treVoloスピーカーから出る音は、モニター内蔵とは思えないほど輪郭がはっきりしており、セリフやナレーションが聞き取りやすく、映像と音の距離感が近く感じられました。
低音が過度に強調されることはありませんが、全体のバランスが整っていて、映像視聴や軽い音楽鑑賞であれば外部スピーカーがなくても満足できそうだと思いました。
接続面では、USB Type-C一本で映像出力と65W給電が同時に行える点が非常に便利で、ノートPCとの組み合わせではケーブル周りが驚くほどすっきりしました。
HDMI端子が複数用意されているため、PC以外の機器も気軽に接続でき、用途を限定せずに使える柔軟さがあります。
スタンドの完成度も高く、高さ調整やチルト、スイベル、ピボットに対応していることで、画面位置を細かく追い込める点が快適さにつながっていました。
画面を縦に回転させた際も安定感があり、視線や姿勢に合わせて自然に調整できる感覚でした。
デザイン面では、ホワイトを基調とした本体が主張しすぎず、部屋の雰囲気を明るく整えてくれる印象があり、生活空間に置いても違和感がありませんでした。
フリッカーフリーやアイケア機能が搭載されている点も、画面に向かう際の心理的な安心感につながり、細かな配慮が積み重なって全体の使い心地を底上げしているように感じました。
EW2790Uは、映像の美しさ、音の実用性、接続の簡単さ、設置の自由度といった要素がバランス良くまとまっており、特定の用途に尖るのではなく、日常のさまざまな場面に自然に溶け込む点が大きな魅力だと感じました。
レビュー気になった点
実際に画面と向き合っていると、全体としての完成度の高さを感じる一方で、少しだけ惜しいと感じる部分も見えてきました。
まず映像表現についてですが、4K UHDの解像度とIPSパネルの組み合わせは非常に安定している反面、映像のシャープさやコントラスト感を好む人にとっては、やや穏やかすぎる印象を受けるかもしれないと感じました。
BenQ EW2790U エンターテインメント モニターは、全体的に見やすさを優先した画づくりになっているため、輪郭を強調したり、色の主張を前面に出したりする方向性ではなく、映像の迫力やキレを重視する用途では物足りなさを覚える可能性があるように思いました。
HDR表示についても、明暗差が自然である反面、HDRならではの強い輝きやインパクトを期待すると、少し控えめに感じられる場面がありました。
輝度自体は十分に感じられるものの、暗部と明部の差を強く楽しみたい場合には、好みが分かれそうな印象でした。
色域の広さは魅力的ですが、初期設定のままではやや落ち着いたトーンに感じられ、もう少し鮮やかさを前面に出したい場合には、設定の調整が必要になると感じました。
音響面では、内蔵スピーカーとしては非常に健闘しているものの、低音の厚みや空間的な広がりについては限界があるように思いました。
treVoloスピーカーはセリフや中高音域の明瞭さに強みがありますが、映画や音楽で迫力を求めると、どうしても物足りなさが残る印象でした。
外部スピーカーやヘッドホンを併用する前提であれば問題ありませんが、音にこだわりたい人にとっては、内蔵だけで完結させるのは難しいと感じる場面もありそうです。
接続面では、USB Type-C一本で映像と給電をまかなえる点は便利ですが、その分、DisplayPort端子が用意されていない点は気になる人がいるかもしれません。
USB-C接続に対応していない機器を使う場合や、接続方式を細かく選びたい場合には、選択肢がやや限られる印象を受けました。
HDMI端子が複数ある点は心強いものの、PC用途でDisplayPortを重視している人にとっては、少し惜しい構成だと感じられるかもしれません。
スタンドの可動域や安定感は十分ですが、本体サイズが27インチあるため、設置スペースにはある程度の余裕が必要でした。
奥行きの浅いデスクでは、画面との距離が近くなりやすく、視線移動がやや忙しく感じられる可能性もあるように思いました。
デザインについても、ホワイト基調の外観は空間を明るく見せてくれる一方で、周囲の機器との色味が合わない場合には、統一感が取りづらいと感じることがありそうでした。
ブラック系でまとめた環境では、好みが分かれる部分かもしれません。
操作面では、設定メニューの項目が豊富な分、最初に自分好みの画質や音質に追い込むまでに少し時間がかかる印象がありました。
直感的ではあるものの、細かい調整をしようとすると、どの項目がどの効果につながっているのかを把握する必要があり、シンプルさを求める人には少し煩雑に感じられる可能性があるように思いました。
EW2790Uは全体として非常にバランスの取れたモニターですが、そのバランスの良さゆえに、特定の分野で強い個性や尖った魅力を求める場合には、もう一歩踏み込んだ仕様を期待したくなる場面があると感じました。
まとめ
画面の前に座ったときの落ち着きや、映像と音が自然にまとまって感じられる心地よさが、このモニターの印象を静かに形作っているように思いました。
BenQ EW2790U エンターテインメント モニターは、数値上のスペックを前面に押し出すというよりも、日常の中で無理なく使えることを大切にしているように感じられ、画面に向かう行為そのものが特別になりすぎない点が魅力でした。
4K解像度による情報量の多さや色の豊かさは確かに感じられますが、それが過剰に主張することはなく、視線や意識を自然に画面へ導いてくれる印象でした。
内蔵スピーカーの音も、映像体験を補完する存在として程よくまとまり、外部機器に頼らなくても一定の満足感が得られる点が安心感につながっていました。
USB Type-Cによる接続のシンプルさや、スタンドの調整幅の広さも、使う側の姿勢や環境に寄り添う設計だと感じられ、画面と身体の関係を穏やかに整えてくれます。
派手さや尖りを求める人には物足りなく映る可能性もありますが、映像を見る時間、作業に集中する時間、そのどちらにも違和感なく溶け込むバランス感覚は、このモニターならではの持ち味だと思いました。
空間に置いたときの佇まいも含めて、道具としての存在感が強すぎず、日常の風景の一部として自然に受け入れられる点は、長く付き合う上で大きな価値になるように感じました。
映像体験を静かに底上げし、日々の画面との向き合い方を少しだけ快適にしてくれる一台として、穏やかな満足感を残してくれるモニターだと思います。
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BenQ 27インチ 4K UHD IPS ノングレア モニター EW2790U
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。