どうも、Soranekoです。
もともと私は、趣味でイラストを描いたり、同人誌のマンガを制作したりと、デジタルでの表現に親しんでいました。
しかし、既に使っていた液晶タブレットに少し物足りなさを感じ始め、特に色の表現やペンの追従性、視差の少なさといった点で不満が積もっていたのです。
そんなときに出会ったのが、XPPen Artist Pro 24(Gen 2)4Kでした。
最初に目を引いたのは、23.8インチという堂々たるサイズと4Kという圧倒的な解像度でした。
これは、今までの作業環境を一新するチャンスだと感じ、少し背伸びをして購入することに決めました。
届いた商品は、丁寧に梱包され、開封の瞬間から特別な道具を手にしたという実感がありました。
付属品も豊富で、X3 Proペンが2本に加え、ペン先、ショートカットデバイスなどがすべて揃っていて、まるでプロのスタジオが目の前に現れたかのようでした。
設置して最初の一本の線を引いたとき、その滑らかさと精度の高さに心が震え、これは本当に特別な道具だと確信しました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
XPPen Artist Pro 24(Gen 2)4K液晶 タブレット

XPPen Artist Pro 24(Gen 2)4K液晶 タブレット
レビュー良かった点
まず目を奪われたのは、画面の美しさでした。
23.8インチの広いキャンバスに、4Kの精細な映像が映し出されると、それだけで創作意欲が湧いてきます。
色の再現性も非常に高く、特に肌の微妙な色合いや、影のグラデーション、柔らかいハイライトなどがとても自然に描けました。
私はキャラクターの表情や、風景の空気感を大事にするのですが、これまで難しかった淡い色の変化や質感の違いも、細部まで丁寧に表現できるようになりました。
そして驚いたのが、X3 Proペンの描き味です。
16,384段階という筆圧検知のなめらかさはもちろん、ペン先をわずかに傾けただけで線の強弱やインクの広がりが思い通りに調整でき、手と画面が一体になったような没入感を感じました。
フェルト芯を使えば紙に描くような柔らかなタッチに、プラスチック芯ではシャープでくっきりとした線も自在です。
ペンは2本ともショートカットボタン付きで、用途に応じて使い分けることができ、作業効率も上がりました。
表面はアンチグレア加工が施されていて、長時間作業しても目が疲れにくく、手汗が付いてもサッと拭き取れるのも嬉しいポイントでした。
また、視差が非常に少ないため、ペン先とカーソルのズレを感じず、まさに「画面の中に直接描いている」感覚がありました。
ショートカットリモコンも非常に便利で、ズームイン・アウト、ブラシサイズ変更、レイヤー切り替えなどが手元でスムーズに操作でき、まるでアナログの道具を使っているような自然な使い心地でした。
加えて、画面の角度調整が自由で、自分にとって最も描きやすい姿勢をキープできるのも大きな利点です。
イーゼルに向かって描いているような気分になり、長時間の作業でも疲れにくく、創作に集中できます。
付属の左手デバイスもとても使いやすく、ブラシ切替やキャンバスの回転などを素早く行えるため、いちいちキーボードに手を伸ばす必要がありません。
また、ケーブル接続も分かりやすく、初期設定やドライバの導入もスムーズでした。
WindowsでもmacOSでも問題なく認識し、デバイスとの相性も良好でした。
全体を通して、道具としての完成度が非常に高く、プロ・アマ問わず安心して使える信頼感がありました。
レビュー気になった点
一点目に感じたのは、サイズ感に対する設置スペースの問題でした。
23.8インチという大きさは創作には最適ですが、机のスペースにある程度の余裕がないと、作業環境がやや窮屈になってしまいます。
私のデスクも決して狭いわけではありませんが、タブレット本体とスタンドを設置した時点でかなりスペースを取られ、キーボードやノート、ペンタブ以外の道具を一時的に移動する必要がありました。
二点目は重量についてで、本体が7キロを超えているため、一度設置すると簡単に動かすことができず、部屋の模様替えや作業環境の調整の際には慎重な計画が必要です。
また、持ち運びも困難なので、一度設置したら常設前提で使うことになります。
三点目として、ペンの収納や管理について少し気になりました。
ペンが2本あること自体はありがたいのですが、専用のスタンドやホルダーがないと、作業中にどちらかを紛失しそうになります。
私は別売りのペン立てを購入して対応しましたが、最初からセットになっているとより安心だったかもしれません。
四点目は、タッチ機能が非搭載な点です。
指でキャンバスを拡大・回転できる操作に慣れていた私には、すべてをペンまたは左手デバイスで行う必要があり、最初は少し不便に感じました。
五点目として、ドライバの細かい設定が少し複雑に感じたことも挙げられます。
特にカラープロファイルの調整やモニタ間の位置設定などは、慣れていない方には戸惑う部分があるかもしれません。
最後に、価格についてですが、内容を考えれば決して高すぎるとは感じませんでしたが、やはり購入にはある程度の覚悟が必要な金額です。
初心者の方や趣味程度で検討している方には、少しハードルが高く感じるかもしれません。
まとめ
XPPen Artist Pro 24(Gen 2)4Kは、画面の広さと美しさ、ペンの描き味、そして操作性の高さが揃った、まさに創作のために生まれた液晶タブレットだと実感しました。
色の再現や視差の少なさは特に素晴らしく、思い描いたイメージをそのまま画面に表現できるという感覚は、これまでのどのタブレットとも一線を画しています。
設置や重量に関する注意点はあるものの、それらを補って余りある性能と快適さを備えており、本格的に絵を描く方には間違いなくおすすめできる製品です。
私はこのタブレットを使うようになってから、創作に向かう気持ちがより前向きになり、時間を忘れて没頭する日々が増えました。
再購入の意欲も十分にあり、今後も長く使い続けたいと心から思える相棒です。
同じように、創作に真剣に向き合っている方にはぜひ一度手に取っていただきたいと願っています。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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XPPen Artist Pro 24(Gen 2)4K液晶 タブレット
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。