どうも、Soranekoです。
自宅での音楽制作や配信環境をグレードアップさせたいと考えていたところ、注目したのがこのダイナミックマイク、SHUREのSM7dB。
長年プロの現場で愛されてきたSM7Bシリーズの進化版で、今回はあらかじめ高品位なプリアンプが内蔵されているということで、オーディオインターフェースとの相性や音質改善にも期待して導入してみました。
DTMやポッドキャスト、ゲーム実況など、さまざまな音声収録を行う中で、その実力がどれほどのものかをじっくりと検証してみました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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SHURE SM7dB ダイナミックマイク
レビュー良かった点
まず感じたのは、音のクリアさと存在感のある中低域の豊かさです。
ボーカル録音では息づかいや細かなニュアンスまでしっかり拾い、非常にナチュラルなサウンドに仕上がります。
ダイナミックマイクでありながらコンデンサーマイクのような繊細さも感じさせ、特に声質に自信がある方には強くおすすめできます。
単一指向性のカーディオイドパターンによって、周囲のノイズをしっかりと遮断してくれるため、生活音が入りやすい宅録環境でも安心して使えました。
内蔵プリアンプの恩恵は大きく、従来モデルのSM7Bではゲイン不足が課題になりがちだったのですが、SM7dBではそれが解消され、低ノイズでしっかりとした音量が得られます。
XLR接続によって、オーディオインターフェースやミキサーと直接接続できるのも、音質重視の環境構築に最適です。
重量感のあるボディはしっかりとした安定感があり、スタンドに取り付けてもズレることがありません。
また、ストリーミングや実況用途でも、その音の存在感がリスナーに安心感を与えてくれ、結果としてより長時間の配信にも集中できました。
レビュー気になった点
一点気になったのは、やはりサイズと重量です。
本体はずっしりとした作りで、約765gの重さがあるため、安価なマイクアームやスタンドではやや不安定になる可能性があります。
しっかりした機材で支えることを前提に考える必要があり、初心者が気軽に導入するにはややハードルが高いかもしれません。
また、プリアンプが内蔵されているとはいえ、インターフェースとの相性によっては最適なゲイン設定を見つけるまで試行錯誤が必要になる場面もありました。
音質が非常に良い分、マイクの特性を理解していないと逆に意図しない収音をしてしまう可能性があるため、ある程度マイクの扱いに慣れている人に向いている印象です。
XLR接続に対応していない機材とは使えないため、USB接続の手軽さを求めているユーザーには不向きかもしれません。
セッティングには多少の知識と工夫が必要となる点は、事前に理解しておくべきでしょう。
まとめ
SHUREのSM7dBは、宅録環境や配信の音質を一段上のレベルに引き上げてくれる、非常に完成度の高いダイナミックマイクです。
内蔵プリアンプによる音量の確保と低ノイズ設計は、従来モデルの悩みをしっかりと解消しており、より多くのユーザーにとって扱いやすくなっています。
サイズと重さには注意が必要ですが、しっかりとしたセッティングができれば、その音質と収録精度は確実に期待に応えてくれるでしょう。
配信やボーカル録音、ポッドキャスト制作を本格的に始めたい方にとって、有力な選択肢の一つとして強くおすすめできるマイクです。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。