どうも、Soranekoです。
私はこれまで機械式キーボードをいくつも試してきましたが、Pulsar Gaming Gears PCMK3HE 60 Hall Effect Magnetic ゲーミング キーボードに出会ったとき、その洗練された見た目と技術仕様に自然と引き寄せられました。
透明な筐体がほんのりと光を透かしながら控えめに輝く様子に一目惚れしましたし、初めてRapid Trigger技術が採用された製品ということで好奇心が膨らみました。
実際に箱から開封したとき、PBTダブルショットのキーキャップや付属のパラコードケーブルやダストカバー、キートッププーラーなどが丁寧に揃っていて、箱の中にもこだわりが感じられました。
電源を入れた瞬間にRGBが透明ケースを通してほんのりと全体に広がり、これはただのガジェットではない、触れて楽しむ芸術品だと感じました。
いざ入力を始めると、Hall Effect磁気スイッチの滑らかさとわずか0.1ミリから調整できるアクチュエーション設定に驚きました。
ほんの軽く触れるだけで反応するQuick Tapの感触はまさに未来を感じさせる入力体験でした。
初めて使ったときのワクワク感、その興奮をこのレビューを通じて丁寧にお伝えできれば幸いです。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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Pulsar Gaming Gears PCMK3HE 60 Hall Effect Magnetic ゲーミング キーボード ANSI 英語配列 61キー
目次
Pulsar Gaming Gears PCMK3HE 60 Hall Effect Magnetic ゲーミング キーボード ANSI 英語配列 61キー
レビュー良かった点
まず、視覚的な印象に惹かれました。
透明なアクリルケースとアルミプレートの組み合わせが洗練されていて、RGBライティングが内部から透けてきらめく様は美しく、デスク上でも存在感抜群です。
44種類のプリセットライティング効果が用意されていて、色のグラデーションや波紋のような動きがゆったりと広がり、触れるたびに気分も明るくなりました。
触覚的には、磁気スイッチのリニアな押下感が非常に心地よく、30±7gfという軽い作動荷重と4.1mmのトラベル感が絶妙です。
調整可能なアクチュエーションは0.1mmから4.0mmまで対応しており、自分の好みに合わせて入力感を微調整できるのが魅力的でした。
Quick Tapでは軽く触れるだけで入力が認識され、Rapid Triggerでは極めて正確にキーの押下と離脱を検知し、FPSゲームなどで連打操作がスムーズに決まりました。
多くのキーを同時に押しても誤反応がないのは、7つのMCUが並列処理するマルチMCUシステムと、10層PCBによる信号ノイズの抑制のおかげだと感じました。
実際にSynapse操作中も、キーの反応が途切れずに滑らかで、ストレスを感じさせない安定性があります。
聴覚面では、内部のトリプル吸音構造がしっかり効いていて、タイプ音が上品で抑えられたトーンです。
PBTキーキャップの音とスイッチの音が調和して、“カチャカチャ”ではなく“カタン”に近い音質で、深夜の使用時にも気を使わずに操作できました。
ソフトウェアはBibimbapというブラウザベースの設定ツールで、キーのリマップやマクロ登録、ライティング制御、アクチュエーション設定まで直感的に変更できて好印象でした。
ジョイスティックモードも興味深く、キーボードをタブ代わりにゲームコントローラーとして設定できる点がユニークで、特定のコンソールゲームなどでも活かせそうです。
全体として五感をフルに使って体験できるキーボードで、ゲーミングと日常入力の両方に高い満足感を提供してくれました。
レビュー気になった点
ただ、いくつか気になった点もありました。
まず、本体重量が約693gと比較的軽量ながらも、底面に滑り止めゴムがなく、タイプ中にわずかに動くのが気になりました。
深く押し込むときに本体が浮くような感覚があり、使用中の安定感があと少し欲しかったです。
次に、アクチュエーション変更やQuick TapのON・OFF操作はFN+Aキー操作で切り替えができますが、設定状況がLEDの色でしか見分けられず、初回利用時は色の意味を覚えるまで少し混乱しました。
ウェブツールBibimbapでは表示されますが、キーボード単体では視覚的なフィードバックが少ないと感じました。
また、ライティング効果が豊富で楽しい反面、電源オン時のプリセットが派手すぎて、落ち着いた雰囲気で使いたいときには設定の調整が必要でした。
キーキャップはPBT素材でしっかりしていますが、ANSI配列61キーゆえに日本語配列ユーザーには配置が多少違和感を覚えるかもしれません。
特にEnterキー周辺など物理配置に戸惑う方もいるでしょう。
そして付属ケーブルはパラコードで使いやすいのですが、長さが1.8m固定で、設置環境によっては机裏配線がやや余ることがあり、調整が必要な場面もありました。
最後に、Hot‑swappable仕様とはいえ磁気スイッチ専用なので、市販のCherry MX互換スイッチとは互換性がなく、スイッチの交換には互換規格に応じた専用スイッチの用意が必要で、さらに追加購入が若干手間に感じられるかもしれません。
まとめ
全体としてPulsar Gaming Gears PCMK3HE 60 Hall Effect Magnetic ゲーミング キーボードは、見た目の美しさと内部の技術が見事に調和した製品で、触れるたびに感動を覚えるタイプ体験が得られました。
透明ケースとアルミプレートによる高級感、Hall Effect磁気スイッチのスムーズさ、Rapid TriggerやQuick Tapによる素早く正確な入力、マルチMCUと10層PCBの安定処理など、どれもがハイエンドな印象です。
もちろん重さや配列の違い、設定操作や互換性の制限といった点はありますが、それらを差し引いても性能と楽しさに対する満足度は非常に高く感じました。
私自身、ゲームの緊張する瞬間でもタイプの楽しさを忘れず、長時間の入力作業でも指への負担が少なく感じられました。
他の方にも、特にゲーミング用途やカスタマイズ性を重視される方には強くおすすめしたいと思いますし、静かな打鍵音や見た目の美しさに癒されたい方にもぴったりな一品だと感じました。
再購入や他のHall Effectモデルの検討も前向きに考えられる、信頼できるパソコン周辺機器です。
今後長く付き合える相棒として、じっくりと楽しんでいきたいと思える製品でした。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。