どうも、Soranekoです。
もともと私は在宅勤務が増えたことで、作業環境を整えたいと思っていました。
ノートPCの画面だけではどうしても作業領域が狭く感じてしまい、外付けモニターを導入するか迷っていたんです。
そんなときに見つけたのがASUS ZenScreen MB27ACF。
27インチというサイズを見て「ちょっと大きすぎるかな」と思ったのですが、“持ち運びできるモニター”という言葉に心が動きました。
持ち運べるのに27インチという矛盾めいた組み合わせが、逆に「どんな使い方ができるのだろう」とワクワクさせてくれたんです。
初めて実物を手にしたとき、まず驚いたのはデザインの洗練さでした。
フレームの細さ、背面のマットな質感、そしてキャリーハンドルの形状までが上品で、まるで家具のような佇まいなんです。
スタンド部分は思ったよりしっかりしていて、角度調整や高さ調整もスムーズ。
持ち運ぶ際の安定感もあり、安心して移動させることができました。
最初の接続も非常に簡単で、USB-Cケーブルを一本差し込むだけでノートPCの画面が拡張され、すぐに使い始められました。
電源ケーブルを別に接続しなくても、PCから給電される70Wの電力で動作するのは本当に便利です。
しかも、同時にPC側も充電されるので、デスク周りがコードでごちゃつかない。
これは在宅ワーカーにとってかなり嬉しいポイントだと思いました。
初日から「これ、ずっと使っていきたい」と思わせてくれるほど、完成度の高い印象を受けました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
ASUS ZenScreen MB27ACF 27インチ IPSパネル ポータブルモニター
ASUS ZenScreen MB27ACF 27インチ IPSパネル ポータブルモニター
レビュー良かった点
ZenScreen MB27ACFの一番の魅力は、やはり“どこでも快適な作業空間を作れる”という自由さです。
自宅のデスクだけでなく、リビングのテーブルや寝室のサイドボードにも簡単に設置できる。
キャリーハンドルとキックスタンドの組み合わせはよく考えられていて、持ち運び時にはしっかり握れるし、置くときはスッと立てられる。
クランプアームを使えば机の端にしっかり固定でき、作業環境に合わせて柔軟にレイアウトを変えられるんです。
また、IPSパネルの表示品質は本当に見事です。
色の再現性が高く、視野角が広いので、どの位置から見ても色味が変わりにくい。
特に写真編集やデザイン確認など、色精度が求められる作業でも安心感があります。
QHD解像度という点も大きく、文字の滑らかさや画像の細部までくっきり見えるので、長時間の作業でも目が疲れにくいんです。
さらに驚いたのは、音の良さ。
内蔵の2.1chスピーカーが予想以上にパワフルで、低音の厚みがしっかりしています。
映画や音楽を再生したときの臨場感は、ポータブルモニターとは思えないレベルです。
サブウーファーの存在がしっかり感じられ、映像と音が一体となって迫ってくるような感覚でした。
作業だけでなく、リラックスタイムにも使いたくなる品質です。
また、USB-C一本で映像・給電が完結する点は、ノートPCユーザーにとって革命的とも言えます。
ケーブル一本でスッキリつながる快適さは、一度体験すると戻れません。
DisplayWidgetを使った画質調整も簡単で、仕事用の「文字くっきりモード」や映画鑑賞用の「シネマモード」など、シーンごとに最適な設定をすぐ呼び出せるのも便利でした。
そして何より、このモニターは“音・映像・デザイン”のバランスが絶妙なんです。
どれか一つが突出しているのではなく、全体が調和している。
長時間使ってもストレスがなく、作業も鑑賞も快適にこなせる。
毎日の作業がちょっと特別な時間に感じられる、そんな存在でした。
レビュー気になった点
もちろん、完璧というわけではありません。
まず感じたのは、可搬性に対する“重さ”の問題です。
スタンド付きで約4.8kgという重量は、確かに「持ち運び可能」とはいえ、頻繁に移動させるには少し負担を感じます。
スタンドを外せば約3kgほどに軽くなりますが、それでも手軽に持って歩けるというより「持ち歩けなくはない」というレベル。
移動のたびに“よいしょ”と持ち上げる感じなので、毎日持ち運びたい人にはややハードルがあるかもしれません。
また、輝度が約300cd/m²なので、屋外や強い照明下では少し暗く感じる場面もありました。
室内の一般的な明るさでは十分ですが、カフェや明るい会議室で使うと、画面の反射や視認性が気になることがあります。
さらに、スタンドの可動部分の剛性はやや硬め。
調整の際に少し力が要るので、毎回角度を変えたい人には気になるかもしれません。
個体差もあるのかもしれませんが、キックスタンド部分はもう少しスムーズに動いてくれると理想的です。
そして、音に関しても良い部分が多い反面、ボリュームを上げたときのバランスが気になることがありました。
低音は豊かですが、中高域がやや埋もれてしまう印象。
映画鑑賞時には迫力がありますが、会話や音声中心のコンテンツでは少しこもる感じがします。
また、USB-C給電は非常に便利な反面、ノートPC側の対応が必要です。
DisplayPort Alt ModeやPD出力70Wに対応していないPCだと、映像が映らなかったり、充電が不十分になったりする場合があります。
このあたりの互換性は、購入前にしっかり確認する必要がありますね。
最後に気になったのは、収納用の保護ケースが付属しないこと。
せっかく持ち運びできる設計なのに、専用カバーがないのは少し残念でした。
別売りのケースを探す手間を考えると、標準で簡易的なスリーブでも付属していてほしかったところです。
とはいえ、こうした点はいずれも「使い方次第で補える範囲」。
機能や画質、音質のトータルバランスを考えれば、致命的な欠点ではないと感じました。
まとめ
ASUS ZenScreen MB27ACFを使ってみて感じたのは、「働く」と「くつろぐ」をシームレスにつなぐ存在だということです。
作業を効率的にこなしたいときは大きな画面で集中でき、仕事が終わったらそのまま映画や音楽を楽しむステージにも変わる。
これ一台で生活のリズムが整うような感覚があります。
特に、USB-C一本で全て完結する利便性は、一度味わうと手放せません。
ケーブルの煩わしさから解放され、机の上がすっきり整うだけで、気持ちまで軽くなるんです。
さらに、音質やデザイン性まで考え抜かれている点が印象的でした。
サブウーファーを備えた2.1chスピーカーは、モニターとしては異例の存在感を放ちます。
日中は仕事の相棒として、夜は癒しの映像空間として。
そんなふうに使い分けられる柔軟さが、この製品の一番の魅力だと思いました。
確かに、重さやスタンドの硬さといった気になる点もありますが、それを補って余りある使い勝手の良さと完成度があります。
特に“可搬性のある27インチ”という新しい発想は、仕事と生活の境界があいまいになってきた今の時代にぴったり。
固定観念をやわらかく壊してくれるような、自由な使い心地を感じました。
持ち運びながらも妥協しない画質と音質を求める人、そして「デスクに縛られない働き方」を目指す人には、まさに理想の一台だと思います。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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ASUS ZenScreen MB27ACF 27インチ IPSパネル ポータブルモニター
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。