どうも、Soranekoです。
最初にこのモニターを見つけたのは、深夜の作業中でした。
ノートパソコンの画面に資料とブラウザとチャットを並べながら、ふと「もう少し見やすく整理できたらな」と思ったとき、関連商品に表示されたのがこの12.3インチのストレッチバー型モニターでした。
正直、最初は「横長すぎない?」という印象。
でも、商品画像をじっくり見るうちに、その“異形”とも言える形がむしろ機能的に見えてきたんです。
特に「AIDA64でCPUやGPUの動作状況を表示できる」と書かれていた部分に惹かれました。
普段から作業用PCの温度やメモリ消費をチェックする癖がある自分にとって、それを常に見られる環境は理想的。
しかもアルミの金属筐体でデザインもスタイリッシュ。
レビューをいくつか読んでいるうちに、「これは使い方次第で相当便利そうだ」と確信しました。
届いた箱は意外と小さく、手に持った瞬間「軽いな」と感じたのを覚えています。
金属の質感はひんやりしていて、安っぽさがまったくない。
付属のUSB-CケーブルとHDMIケーブルも最初から入っていて、接続に迷うこともありませんでした。
ノートPCの下にスタンドで少し角度をつけて設置した瞬間、まるで新しいコックピットのような景色が広がりました。
初回起動時、Windowsが自動で認識してくれたのも嬉しいポイント。
映像が映った瞬間、「あ、これは当たりだな」と思いました。
画質は想像よりずっと鮮やかで、IPSらしい発色の自然さとコントラストの良さに驚きました。
最初の数分で、ただの“サブ画面”というよりも“作業の流れを支える情報パネル”という印象を強く受けたんです。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
12.3インチ ストレッチバー型 セカンダリモニター
レビュー良かった点
まず、このモニターの一番の魅力は“横長画面の使い勝手の良さ”です。
12.3インチというサイズは数字だけ見ると小さく思えるのですが、横幅が広いぶん、テキストやメーター類を並べて表示するには理想的なんです。
私は主にAIDA64でCPUやGPU、RAMの温度や負荷率を表示させていますが、視界の下部で常にシステムの状態を確認できる安心感は想像以上でした。
特に動画編集やレンダリング作業を行うとき、処理負荷をリアルタイムで把握できるのは精神的にかなりラク。
いちいちタスクマネージャーを開く必要もないので、作業が中断されることがありません。
また、発色の良さも特筆すべき点です。
IPS液晶ならではの視野角の広さはもちろん、文字もくっきりしていて、小さなフォントでも滲みがなく読みやすい。
明るさも十分で、昼間でも視認性に困ることはありませんでした。
さらに、金属製ボディの質感がとても高く、デスク上に置くだけで全体の雰囲気が引き締まる感じがします。
安価なプラスチック製モニターとは一線を画す仕上がり。
冷たくマットな手触りに、所有欲がしっかり満たされます。
もう一つ良い点として挙げたいのは“接続の簡単さ”。
USB-C一本で映像出力と給電が同時にできるので、ケーブルがごちゃごちゃしないのが嬉しいです。
ノートPCの横に置いても邪魔にならず、出先での設置もスムーズ。
外出時のプレゼン資料の確認や、出張先でのサブディスプレイとしても大活躍しています。
内蔵スピーカーはおまけ程度と考えていたのですが、実際には思ったよりクリアで、YouTubeを流しながら作業する分には十分な音質でした。
そして意外だったのは、映像遅延がほとんど感じられなかったこと。
ゲームや映像編集のサブモニターとして使っても、動作が滑らかで違和感がありませんでした。
電源ONから映像が映るまでのレスポンスも早く、スリープからの復帰もスムーズ。
全体的に「小さいけれど、しっかり仕事をしてくれる相棒」という印象です。
特にデスク周りをすっきりさせたい方や、情報を分けて管理したい方にはぴったりだと思います。
レビュー気になった点
もちろん、完璧というわけではありません。
まず一番気になったのは、特殊な解像度(1920×720)によるスケーリング問題です。
Windowsでは自動的に認識されるものの、アプリによってはウィンドウサイズが微妙に合わず、文字が小さく表示されてしまうことがあります。
これは設定である程度調整できるのですが、最初は戸惑うかもしれません。
次に、USB-Cポートが映像出力に対応していないPCでは、HDMI+USB給電の二本接続が必要になります。
これは仕組み上仕方ない部分ですが、ケーブルが増えるとせっかくのスマートさが少し損なわれてしまいます。
また、スピーカーは音量こそ十分ですが、音質はやや軽めで、低音は控えめ。
映画や音楽をしっかり楽しみたい人は外部スピーカーを併用したほうが良いでしょう。
さらに、アルミ製ボディの恩恵で放熱性能は高いものの、長時間使用していると背面が少し暖かくなる点も気になりました。
とはいえ手で触れないほどではなく、熱がこもるような感じでもないので、実用上は問題ありません。
また、スタンドの角度調整が細かくできない点も少し惜しいところです。
机の高さや視線の角度によっては、少し見上げるような配置になることがあります。
私はモニター下に薄いゴムパッドを挟んで微調整しましたが、こうした工夫が必要な場面もありました。
そして、映像の色味に関して言えば、デフォルト設定ではやや寒色寄り。
好みに合わせて手動で色温度を調整すると、より自然な表示になります。
あと、背面ポートの位置が少し窮屈で、太めのケーブルだと抜き差ししにくいこともありました。
とはいえ、これらは「慣れ」で十分解消できるレベル。
総じて大きな不満点というより、「もう少しこうだったら完璧」という印象です。
個人的にはこの価格帯(1万数千円)でこれだけの質感と機能を備えているだけでも十分満足しています。
もし今後、タッチ操作や明るさ自動調整などが搭載されたら、さらに理想のポータブルモニターに近づくと思います。
まとめ
この12.3インチのストレッチバー型モニターを使い始めてから、私の作業環境は確実に変わりました。
最初は単なる“補助モニター”のつもりで導入したのに、いまでは完全に“メインの相棒”として欠かせない存在になっています。
AIDA64でCPUやメモリの動きを見ながら作業を進めたり、メール通知を常時表示したり、音楽プレイヤーを流したりと、メイン画面の邪魔をせずに必要な情報を見られる快適さ。
しかも場所を取らず、デザインも美しくて、見ているだけで気分が上がります。
持ち運びも軽く、出張やカフェ作業でもサッと取り出して使えるのが嬉しい。
スケーリング設定や角度調整など、多少の工夫は必要ですが、それを補って余りある満足感があります。
まるで自分の作業スタイルを理解して、静かに支えてくれる小さな助手のよう。
価格を考えればコストパフォーマンスも非常に高く、仕事にも趣味にも活躍してくれます。
デスク周りをすっきり整理したい方、情報を“横に流して”見たい方には特におすすめ。
静かに、けれど確実に日々の作業を豊かにしてくれる──そんな存在感を持ったモニターでした。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。