どうも、Soranekoです。
私が初めて RODE Microphones ロードキャスター デュオ 7ch対応音響ミキサー RCDUO に出会ったのは、自宅でライブ配信やポッドキャストを始めたいと思っていた頃でした。
機材選びに迷う中で Amazon で商品名を見かけ、7チャンネル対応やコンパクト設計という説明がとても魅力的に映りました。
届いた梱包を開けた第一印象は想像以上に質感がしっかりしていて、マットなブラックの筐体に整然と並ぶフェーダーや SMART パッドが美しく感じられました。
このロードキャスター デュオを使ってみた期待感は高く、特に2系統の XLR 入力や USB‑C 2ポート対応、Bluetooth 接続、内蔵録音など多彩な機能にわくわくしました。
操作ガイドも Wi‑Fi 設定から始まり、初期設定のチュートリアルが画面上に表示される点も親切で、初心者の私でも安心できました。
触ってすぐに手に馴染む4本の物理フェーダーやタッチ対応のディスプレイに触れた瞬間、これはただのミキサーではなく小さな制作スタジオだと感じました。
高速の Revolution プリアンプや APHEX 処理など専門的な機能が搭載されていると知り、これなら音質にも妥協しなくて済むと感じ、期待と慎重な興奮が入り混じった気持ちで使い始めました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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RODE Microphones ロードキャスター デュオ 7ch対応音響ミキサー RCDUO

RODE Microphones ロードキャスター デュオ 7ch対応音響ミキサー RCDUO
レビュー良かった点
ロードキャスター デュオを使ってみて一番感動したのは、まず革命的にクリアな音質です。
Neutrik 製コンボジャックを通して接続したコンデンサーやダイナミックマイクの声はノイズが極めて少なく、Revolution プリアンプのおかげで最小のゲインでも豊かな音量を得られました。
バックグラウンドの無音感が際立ち、声や楽器のディテールが鮮やかに聞こえる体験はまるでプロ仕様の録音室にいるようでした。
APHEX の Aural Exciter や Big Bottom、Compellor を適用すると音の輪郭が鮮明になり、低域の深みと声の立ち上がりが劇的に改善されました。
SMART パッドは六色に輝き、それぞれに任意の効果音やシーン切替、MIDI 指令などを割り当てられ、ライブ配信中にスムーズに操作できる点が快適でした。
物理フェーダー4本と画面上に展開される仮想チャネル3つを合わせて7チャンネルを柔軟に管理でき、ゲーム音声・音楽・来客の声などを別々に調整できる柔軟性があります。
2つの USB‑C ポートはそれぞれ異なるコンピュータに接続でき、デュアル PC 配信でも簡単にチャット音声やゲーム音声などを別出力設定できるのは非常に有用です。
Bluetooth 接続経由でスマートフォンを音源として取り込めるのも便利で、電話音声やモバイル端末の再生をすぐにミックスに使えます。
内蔵 microSD カードや USB ストレージへの多トラック録音も可能で、収録と同時に個別トラックを保存できる点も創作にとても役立ちました。
画面は 5.5 インチのタッチディスプレイで反応が良く、ハプティックフィードバック付きなので設定の操作感が心地よく、初心者でも直感的に扱えます。
フェーダー下のミュート・リスンボタンやヘッドホンボリュームノブの LED インジケーターなど細やかな設計も心地よく、細部まで配慮された設計だと感じました。
コンパクトながら機能は豊富で、配信やポッドキャスト制作、音源録音などあらゆる用途に対応できる利便性と音響性能を兼ね備えていると感じました。
レビュー気になった点
一方で気になった点もいくつかあります。
まず筐体がプラスチック製なので、触った際に重厚感には欠け、堅牢性に少し不安を覚えました。
特にフェーダーやノブは動作は滑らかですが、長く使っていると少し軸ブレや緩みが出る可能性を感じました。
ボタンや SMART パッドの感触も柔らかく、頻繁な操作では少し心配になることがあります。
また、USB‑C ケーブルが付属しているのは良いのですが1本のみなので、デュアル PC で使うには追加でケーブルを用意する必要があります。
タッチ画面のアイコンは鮮明ですが、一部メニューの階層構造が複雑で慣れるまで設定に時間がかかりましたし、初期のルーティングや Mix‑Minus 設定にはやや学習コストを感じました。
Bluetooth 接続中に微弱なノイズが乗ることが稀にあり、特に感度の高いイヤホンやヘッドホンを使う場合は注意が必要です。
PS5 など一部コンソール機との USB‑C 直接接続には現時点で対応しておらず、ゲーム配信用途では別途キャプチャボードなどの対応が必要でした。
ファームウェアやソフトウェア (Rode Central) のアップデートが時折必要で、設定によっては録音データの互換性や安定性に影響があり、これも注意点として感じました。
価格面では約 500ドル前後(Amazon 価格による)であり、入門者には少し高額に感じられる可能性があります。
この機能を必要としないライトな配信や録音用途にはややオーバースペックかもしれません。
まとめ
全体として RODE Microphones ロードキャスター デュオ 7ch対応音響ミキサー RCDUO は、音質と操作性、録音機能の全てを高い次元で備えた、理想的な配信・ポッドキャスト用ミキサーです。
導入後すぐに感じた音の透明感と使いやすさは、クリエイティブ作業を始める人にも、既に制作をしている人にも満足度の高い体験を提供します。
気になった点は筐体素材や周辺機器の準備、学習コストなどですがそれ以上に得られる利便性と品質が勝ります。
再購入意欲はもちろん十分で、大切な人へのギフトやプロ志向の方へのおすすめとしても安心して勧められる製品です。
使用後の収録や配信のクオリティが向上し、制作を楽しく強化してくれる存在として、私からも自信を持ってお勧めいたします。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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RODE Microphones ロードキャスター デュオ 7ch対応音響ミキサー RCDUO
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。