どうも、Soranekoです。
音楽制作を本格的に始めようと思ったときに私の目に留まったのが、Akai Pro MPK mini mk3でした。
パソコンだけでの打ち込み作業に少し物足りなさを感じていた頃、もっと感覚的に演奏やリズム制作ができるアイテムがあればと思い、MIDIキーボードを探し始めました。
その中で、この25鍵と8つのパッドを搭載したモデルが、初心者にも扱いやすく、それでいて表現力にも富んでいると評判であることを知り、自然と関心が高まりました。
届いた箱を開けた瞬間、そのマットな黒い筐体と赤のアクセントのデザインがとてもスタイリッシュで、見た目の美しさにも惹かれました。
小ぶりで軽く、持ち運びにも困らないサイズ感ながら、触れた瞬間に伝わるしっかりとした作りが印象的で、これは単なるおもちゃではなく本格的な制作ツールだと確信しました。
鍵盤に触れたときの滑らかさ、指の動きに敏感に応える反応の良さ、そしてUSB一本でパソコンに繋いだだけで簡単に動作してくれる手軽さに、機械が苦手な私でも安心して使えそうだと感じました。
初めて使った瞬間から、音楽制作が一気に楽しくなり、思いついたメロディやリズムをすぐ形にできるこの環境が、私の創作活動を一段階引き上げてくれた気がします。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
Akai Pro MPK mini mk3 25鍵&8パッド搭載 MIDIキーボード

Akai Pro MPK mini mk3 25鍵&8パッド搭載 MIDIキーボード
レビュー良かった点
まず一番に感じた魅力は、その操作性の高さです。
25鍵というミニ鍵盤ながら、鍵盤の感触は驚くほどスムーズで、軽いタッチにもきちんと反応してくれるため、音の強弱を繊細に表現することができました。
ベロシティ対応であることもあり、演奏のニュアンスをしっかりと音に乗せられる点が非常に気に入りました。
そして8つのパッドはまるで太鼓のような打感があり、指先で叩くたびに心地よい抵抗感がありました。
リズムを刻むだけでなく、サンプルを割り当てて使えば、ドラムだけでなく効果音やボイスなども直感的に操作できます。
また、それぞれのパッドにはライトが内蔵されており、視覚的にも操作の状況がわかりやすく、暗い部屋での作業でも迷うことがありませんでした。
さらに本体上部に配置された8つのノブは、DAWのエフェクトやボリューム、パンなどの調整に使えるため、マウス操作に頼らず感覚的に音作りが進められるのも大きな魅力です。
これらの機能がコンパクトな筐体に全て収まっているため、机の上を圧迫することもなく、作業スペースが限られている私にとっては非常にありがたく感じました。
また、ソフトウェアとの連携もスムーズで、MPC系ソフトや音源をすぐに立ち上げて遊びながら音を重ねていくことができ、初心者でも音楽制作のフローに自然と入り込めるような配慮がなされていると思います。
ノブやパッド、鍵盤のすべてが手元に収まり、ひとつひとつに触れるたびに創作意欲が刺激される感覚は、まさに理想的な制作環境そのものです。
USBケーブル一本で動作し、ドライバー不要で手軽にセッティングできるため、機材の扱いに不慣れな方でもすぐに使い始められる点も特筆すべき利点だと感じました。
レビュー気になった点
全体的に非常に満足しているものの、いくつかの点では小さな違和感もありました。
まず第一に、ミニ鍵盤のサイズが想像以上にコンパクトであるため、和音を弾く際やオクターブをまたぐような演奏には少々慣れが必要でした。
特に手が大きめの方や、ピアノ経験者で通常サイズの鍵盤に慣れている方にとっては、この鍵盤幅が窮屈に感じられる可能性があると思います。
また、鍵盤のベロシティ感度は優れているものの、やや強めに叩かないと十分な音量が得られない場面があり、繊細なタッチを生かしきるには少し慣れと調整が必要でした。
パッドに関しても、打感は良いものの、強く叩いたときの反応と軽くタップしたときの反応にばらつきがあるように感じられ、安定したベロシティを保つには繰り返しの練習が求められます。
さらに、パッドのライトは基本的にオンオフの点滅表示に限られており、リアルタイムでの音量強弱の視覚表示までは対応していないため、視覚的な演奏状況の把握にはやや物足りなさも感じました。
また、本体にはトランスポートボタン(再生・停止・録音など)が搭載されていないため、DAWでの作業中はマウスやキーボードとの併用が不可欠となり、完全にハードウェア操作だけで完結できない点が惜しいところでした。
加えて、USB-MIDI接続専用でMIDI端子が備わっていないため、外部機材との連携には工夫が必要です。
アナログシンセやリズムマシンとの同期を考えている方には、その点も考慮材料になるかと思います。
そして最後に、OLEDディスプレイの情報表示が簡素であるため、複数のパラメーターを切り替えながら作業する際には、今何を操作しているのかが少し分かりづらいことがありました。
これらの点はいずれも慣れや工夫で補える範囲ではありますが、細かい部分までこだわりたい方には一考の余地があるかもしれません。
まとめ
Akai Pro MPK mini mk3は、手軽に音楽制作を始めたいと考える方にとって、まさに理想的なエントリーモデルだと感じました。
鍵盤、パッド、ノブのどれもがバランスよく配置されており、触れた瞬間から創作意欲が自然に湧き上がってきます。
特にそのコンパクトさと機能性の両立は素晴らしく、デスクの上に置いても圧迫感がなく、それでいて必要な機能がしっかりと詰め込まれているため、毎日の制作が快適に進められました。
小さな不満点はあるものの、それを上回る満足感があり、音楽制作の入り口に立つ方には心からおすすめしたい一台です。
今後も長く使っていきたいと思える安心感があり、これからの創作活動のパートナーとして末永く寄り添ってくれる存在になってくれることでしょう。
自分の音をもっと自由に、もっと直感的に表現したい方にとって、このキーボードはきっと新たな扉を開いてくれるはずです。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
商品購入はこちらから↓
Akai Pro MPK mini mk3 25鍵&8パッド搭載 MIDIキーボード
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。