どうも、Soranekoです。
初めて「Artisul 液タブ SP1603」という商品を目にしたのは、ちょうど新しい作業環境を整えようと心に決めていた頃でした。
これまで私は板タブレットを長く使っておりましたが、どうしても紙に近い自然な描き心地を求める気持ちが強くなり、液晶タブレットへの移行を検討していたのです。
そんな時に出会ったのが、このSF的な未来感を漂わせるほど洗練されたデザインを持つArtisul SP1603でした。
商品画像を見た瞬間から、余分な厚みを削ぎ落とした超薄型の本体に心惹かれ、まるでデジタルの世界に直接筆を走らせるようなイメージが頭に広がりました。
正直なところ、液タブには以前から興味はあったものの、サイズ感や接続方法、そして使い心地に不安を感じていたため、なかなか一歩を踏み出せずにいたのです。
しかし、Artisul SP1603はそうした迷いを解きほぐすように、15.6インチという大きすぎず小さすぎない絶妙な画面サイズや、Android・Mac・Windowsと幅広い対応力を備えていること、さらに板タブとしても使えるという柔軟さに支えられた仕様が私の背中を押しました。
最も印象的だったのは、第三世代充電不要ペンという存在で、頻繁に充電を気にする必要がない安心感に魅力を覚えました。
いざ手元に届いた箱を開封したときには、すでに胸の高鳴りを抑えることができませんでした。
光沢を抑えつつもシャープで存在感のある液晶画面、滑らかに手に収まるスタイリッシュなペン、全体として余分な装飾を排した実用美のような佇まいに、ただ眺めているだけでも心が躍りました。
机に置いた瞬間、自然と姿勢が正され、これから新しい創作体験が始まるのだと胸が熱くなったのを今でも覚えています。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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Artisul SP1603 液晶ペンタブレット
レビュー良かった点
実際にArtisul SP1603を使い始めて最初に驚かされたのは、フルラミネーション加工による画面の見やすさと描き心地でした。
ガラスと液晶の隙間がほとんど感じられず、ペン先がまるで紙に直接触れているかのように自然な感覚を味わえるのです。
指先から伝わる微細な抵抗感は心地よく、8192レベルの筆圧検知はそのわずかな力加減さえも余さず反映してくれました。
細い線を繊細に重ねる瞬間も、ぐっと力を込めて大胆に筆を走らせる瞬間も、思い描いたとおりの表現が画面に現れるたびに胸が躍り、まるで紙とペン以上の自由を手にしたような感覚を覚えました。
傾き検知も秀逸で、ブラシを斜めにして柔らかな影を描いたり、筆を立てて力強い線を描いたりと、アナログで培った感覚がそのままデジタルに繋がることに驚かされました。
また、充電不要ペンの軽やかさは特筆すべきもので、手に持ったときのバランスが良く、長時間の作業でも疲れを感じにくいのです。
作業を中断して充電する必要がないということは、想像以上に快適で、創作への没入感を途切れさせない大きな魅力でした。
さらに、AndroidやMac、Windowsと幅広く対応している点は、使う場所やデバイスを選ばない自由を与えてくれます。
外出先でスマートフォンに繋ぎ、手軽にアイデアを描き留めることもでき、帰宅後にはPCに繋いで本格的な作業に取り掛かれる。
この柔軟さは創作活動の幅を大きく広げてくれました。
15.6インチというサイズも程よく、広々としたキャンバスを持ちながらも机上を圧迫せず、持ち運びも苦にならないバランスを感じます。
映像の発色も美しく、細やかな色の移り変わりやグラデーションが滑らかに再現され、イラストだけでなく写真の編集やデザイン作業にも安心して使えると感じました。
描いているときに聞こえる「さらさら」とした摩擦音や、指先から伝わる温度感までが心を落ち着けてくれるようで、毎回ペンを走らせる時間そのものが癒しとなりました。
レビュー気になった点
一方で、Artisul SP1603を使っていて気になった点もいくつかございます。
まず第一に、画面の滑らかさはとても快適なのですが、人によってはペン先の摩擦がやや弱く、紙に描いているときのような強い抵抗感を求める方には物足りなさを感じるかもしれません。
保護フィルムを追加することで改善はできますが、標準でそうした質感を選べるオプションがあるとさらに嬉しいと感じました。
また、接続に関しては比較的スムーズなのですが、スマートフォンでの使用時にはアプリ側の制限や動作の軽さに依存する部分があり、PCと比べると快適さに差を感じました。
外出先での簡易的な利用としては十分ですが、本格的な作業を望む場合にはやはりPC環境が必須になる印象です。
さらに、15.6インチというサイズは個人的には理想的でしたが、机のスペースが限られている方にとってはやや大きく感じられる可能性もあります。
角度を調整できるスタンドを別途用意すると便利ですが、標準付属であればなお良かったと思いました。
そしてペン自体は軽やかで使いやすいものの、替え芯の減りは想像より早く、長く使うためには追加購入の手間を考える必要があります。
画面の発色は美しい一方で、強い光の下では映り込みが気になる場面があり、照明環境によっては集中を削がれる瞬間もありました。
また、タッチ操作ができない仕様であるため、指での直感的な操作に慣れている方には少々不便に感じられるかもしれません。
描画そのものに関しては高い完成度を誇りますが、ソフトウェアとの相性によってはドライバーの調整に時間がかかる場合があり、初期設定にやや戸惑う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これらは致命的な欠点ではなく、むしろ使い込むほどに工夫で解決できる範囲ではありますが、初めて液タブを手にする方にとっては小さな壁となりうると感じました。
まとめ
総じて「Artisul 液タブ SP1603」は、液晶タブレットを初めて導入する方にも、既に経験を積んだ方にも大変おすすめできる製品だと感じました。
超薄型で未来的なデザインは所有する喜びを与えてくれ、8192レベルの筆圧感知や傾き検知が織りなす描画体験は想像以上に自然で、創作意欲を強く刺激してくれます。
充電不要のペンは快適そのもので、作業を妨げることなく、まさに「描きたい」と思った瞬間にペンを走らせることができます。
確かに、摩擦感の調整やスマホでの利用に関する制限、映り込みといった小さな課題はありますが、それらは工夫や環境の調整で十分にカバーできる範囲です。
むしろ、それを補って余りあるほどの使いやすさと表現力がこの製品には備わっていると強く感じました。
これまで板タブを使ってきた私にとって、この液タブは新しい世界を見せてくれる窓のような存在となり、描く楽しさを再発見させてくれました。
これからも長く寄り添ってくれる相棒として活躍してくれるだろうと確信していますし、液タブを検討している方にはぜひ一度手にしていただきたいと心から思います。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。