どうも、Soranekoです。
ゲームをする環境を整えるうえで最も重要なのはコントローラーやPC本体だけではなく、やはり画面との向き合い方だと感じています。
私自身、昔からRPGやアクションを好んで遊んできましたが、長い時間を過ごすモニターが目に優しく、なおかつ映像を鮮明に映し出してくれるものかどうかで、体験の深みが大きく変わると実感してきました。
そこで出会ったのがASUSのゲーミングモニターROG Strix XG27ACS-W 27インチでした。
最初に商品説明を見たとき、2560x1440の解像度に加えて180Hzという高リフレッシュレート、さらに1msの応答速度という性能が目に飛び込んできて、その数字の持つ意味を頭の中で想像するだけで心が躍ったのを覚えています。
これまで60Hzや120Hzのモニターは使用したことがありましたが、180Hzという世界は未体験で、自分の目がどれほどの違いを感じられるのか、そしてゲームプレイがどのように変わるのか、期待感が高まっていきました。
また白を基調とした外観デザインも、ゲーム機器にありがちな黒や赤の強い色合いとは違い、インテリアとしても自然に馴染む点に魅力を感じました。
シンプルで洗練された印象のフレームは、机の上に置いたときに余計な主張をせず、それでいて確かな存在感を放ってくれるだろうと思いました。
さらにG-Sync対応やHDRサポートといった技術的な要素も揃っており、ただ高性能というだけでなく、快適さと美しさを両立させるための工夫が詰まっているのではないかと想像できました。
USB Type-C接続や三脚ソケットといった実用性の高さも、ゲームだけでなく仕事や動画鑑賞など日常の幅広いシーンで活躍する姿を思い描かせてくれ、これなら日々の生活を彩る一台になってくれると感じました。
そんな期待を胸に迎え入れたこのモニターが、果たして自分にどんな体験を与えてくれるのか、ワクワクしながら設置の準備を進めたことを今でも鮮明に思い出します。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
ASUS 27インチ ゲーミングモニター ROG Strix XG27ACS-W
ASUS 27インチ ゲーミングモニター ROG Strix XG27ACS-W
レビュー良かった点
実際に電源を入れて最初に映し出された画面を目にした瞬間、想像していた以上に鮮やかで自然な色合いに息を呑みました。
Fast IPSパネルが持つ強みなのか、白の発色が濁らず、黒もただ暗いだけではなく奥行きを持って沈み込むように映し出され、画面全体に立体感が広がっていきました。
特にオープンワールドのゲームをプレイした際には、広大な草原を渡る風や空のグラデーションが驚くほど滑らかで、まるで現実の景色を見ているかのような錯覚を覚えました。
180Hzのリフレッシュレートは、キャラクターが剣を振るう動きや敵が迫ってくるスピード感を一切の残像を残さず映し出してくれ、ほんの一瞬の攻防がより生き生きと伝わってきます。
画面に吸い込まれるような感覚は、これまで味わってきた120Hzモニターとは一線を画すものでした。
1msという応答速度も相まって、入力から画面への反映がとても自然で、操作と映像が完全に一体化しているような感触を得られました。
シューティングゲームでスコープを覗いた瞬間や素早く視点を切り替える場面では、その反応の速さが特に際立ち、狙った場所にすぐ照準が合う気持ちよさに何度も驚かされました。
さらにHDRの効果によって光と影のコントラストが際立ち、暗い洞窟の奥に差し込む一筋の光や、夕暮れの空を染めるオレンジ色のグラデーションが本当に美しく、ただ画面を眺めているだけでも心地よい時間が流れていきました。
長時間プレイしても目の疲れが少なく、これは映像の滑らかさや発色の自然さが大きく寄与しているのだと感じます。
また音と映像の一体感も見逃せません。
画面の動きがあまりに滑らかで、銃声や足音が鳴り響くタイミングと完全に一致することで、まるで自分自身がその場に立っているような没入感が生まれました。
USB Type-C接続による利便性も高く、ノートPCをケーブル一本でつなげばすぐに作業環境が整う点は、ゲーム以外の場面でも非常に助かります。
白を基調とした筐体デザインは机の上を明るく見せ、柔らかな雰囲気を保ちながら高性能を主張する姿は、長く使い続けたいと思わせてくれる大きな魅力でした。
これら全てが合わさることで、このモニターはただ映像を映す道具ではなく、日常を豊かに彩る存在として心に残る体験を与えてくれたのです。
レビュー気になった点
もちろん非常に満足度の高いモニターでしたが、実際に使ってみるといくつか改善を期待したい部分も見えてきました。
まず180Hzという高リフレッシュレートは確かに素晴らしいのですが、その性能をフルに引き出すにはそれなりのスペックを持つPCが必要となり、環境によっては恩恵を感じにくいこともありました。
例えば軽いゲームや日常用途では性能を持て余してしまい、逆に最新の3Dゲームを高画質設定で楽しもうとするとPC側の負荷が高まり、フレームレートが安定しない場面もありました。
そのため、せっかくの180Hzが活かしきれない状況がある点は少しもったいなく思いました。
また、色味に関しては非常に美しい一方で、初期設定のままだと彩度がやや強めに感じられる場面もあり、人物の肌色などが実際よりも濃く映ることがありました。
DisplayWidget Centerを使って調整すれば解決できるのですが、最初に接続してすぐの段階では少し派手に見えてしまう印象でした。
HDRについても同様で、光の演出は素晴らしいものの、対応していないゲームや動画では逆に黒が浮いて見えることがあり、常に理想的な表示が得られるわけではありませんでした。
スタンド部分の安定感はあるものの、台座がやや大きめで、机のスペースを狭めてしまうのも気になった点です。
三脚ソケットの存在は便利ではありますが、日常的に使うためには設置の自由度がもう少し高ければと感じました。
さらに本体の白いカラーは美しく清潔感がある反面、埃や手垢が目立ちやすく、頻繁に手入れをしないと気になってしまうこともありました。
長時間プレイする際に背面の排熱部分からほんのりと温かい空気が流れてくるのも感じましたが、これも夏場の環境によっては少し気になる方がいるかもしれません。
加えて、USB Type-C接続は便利な一方で、給電出力がもう少し高ければノートPCを完全に充電しながら使えるのにと思いました。
こうした細かい部分は全体の完成度を大きく損なうわけではありませんが、せっかくの高性能をさらに快適に活かすためには、もう一歩踏み込んだ配慮があれば嬉しいと感じました。
それでも基本的には高い満足感を持って使用できたため、あくまで「さらに良くなるために」という目線での感想として受け止めていただければと思います。
まとめ
ASUSのゲーミングモニターROG Strix XG27ACS-Wは、映像の美しさと滑らかさ、そして操作との一体感を強く実感させてくれる製品でした。
27インチという大きさはデスク上での存在感が程よく、2560x1440という解像度は情報量と見やすさのバランスが取れており、ゲームだけでなく日常の作業や動画視聴にも心地よさをもたらしてくれます。
180Hzと1msが生み出す応答性は特に印象的で、動きの激しいゲームでの優位性はもちろん、ただ画面を眺めるだけでも安心感に繋がりました。
HDRやFast IPSの効果によって彩度豊かな世界が広がり、映像表現に引き込まれる瞬間が数え切れないほどありました。
一方で、環境によっては性能を十分に引き出せなかったり、初期設定の色味にクセがあったりと、細かな点で改善を望みたくなる部分も見られました。
しかしそれらを差し引いても、このモニターが提供してくれる体験は非常に価値のあるもので、今後も長く付き合っていきたいと思える存在でした。
白を基調としたデザインは日々の生活空間に優しく馴染み、ただのゲーム機材を超えて、生活を豊かにするインテリアの一部としても活躍してくれます。
これからPC環境を整えたい方や、映像体験を一段階高めたいと考えている方にとって、このROG Strix XG27ACS-Wは確かな満足を与えてくれる選択肢になるでしょう。
私自身も、次に新しいゲームを始めるとき、このモニターがあるからこそ得られる体験を心から楽しみにしています。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
商品購入はこちらから↓
ASUS 27インチ ゲーミングモニター ROG Strix XG27ACS-W
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。