どうも、Soranekoです。
モニタースピーカーを選ぶ際、正確な音再現と汎用性の高さは重要なポイントです。
「Edifier MR4 デュアルモード対応モニタースピーカー」は、作曲・ミキシング用途から普段の音楽鑑賞やゲーム・映像コンテンツまで幅広く対応できる一台です。
TRSバランス接続をはじめとする多様な入力端子と、1インチシルクドームトゥイーターおよび4インチウーファーの組み合わせが高い解像度と音圧バランスを両立。
42Wのパワフルな出力と、60Hzから20kHzまでの広い周波数特性により、プロ志向の方にも十分なモニタリング環境を提供してくれる印象です。
見た目もスマートで空間に馴染みやすく、趣味と仕事の境界を越えて活躍する優れたスピーカーといえるでしょう。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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Edifier MR4 モニタースピーカー
レビュー良かった点
実際にMR4を作曲用および日常のリスニング環境で使用してみて、最も印象的だったのは中高域の解像度の高さと定位の明瞭さです。
特にシンバルやボーカルの空間表現が非常に自然で、1インチのシルクドームトゥイーターが持つ滑らかなレスポンスが細部までしっかり再現されている印象を受けました。
加えて、低域は4インチのウーファーながらも引き締まりがあり、ミキシング作業でも不要な膨らみを感じにくく、正確な判断が可能でした。
デュアルモード切替スイッチによる音質変化も適切で、モニタリング時はフラットな再生を、リスニング時は少し豊かさを感じさせる音作りとなっており、シーンごとに柔軟な対応ができます。
また、TRSバランス入力が備わっている点は、オーディオインターフェースとの直接接続においてノイズの少ない運用ができることを意味しており、エントリーから中級レベルのDTMユーザーにとって非常にありがたい設計だと感じました。
レビュー気になった点
全体として高評価ではあるものの、音響的な特性において若干気になったのは低域の拡張性です。
60Hzからという周波数レンジは日常使用では十分ですが、ベースやキックの深い帯域まで正確にモニタリングしたい場合には、サブウーファーとの組み合わせを検討する必要があるかもしれません。
また、設置位置やデスクの材質によっては、低音がややブーミーに感じられる場面もあり、ポジショニングにはある程度の工夫が必要です。
さらに本体の音量ツマミが背面にあるため、頻繁に手動で音量調整するユーザーにとっては操作性がやや難点となる可能性があります。
リスニングモードでの音質はリッチではあるものの、好みによってはやや持ち上がった中低域が気になる場合もあり、あくまでフラットを求めるユーザーにはモニタリングモード一択となるかもしれません。
とはいえこの価格帯を考慮すると、これらの点は大きなマイナスではなく、むしろ設計の意図を理解して使いこなすことで十分に補える範囲に感じられました。
まとめ
Edifier MR4は、精密な音響設計と実用的な機能性を兼ね備えた非常にバランスの良いモニタースピーカーです。
DTM用途でも音楽鑑賞でも、自然な音場とクリアな再生能力を実感でき、幅広いニーズに応えることができます。
初心者から中級者まで、初めての本格的なスピーカー選びとしても安心しておすすめできるモデルです。
シンプルながら洗練された外観と、設置性の良さも大きな魅力といえるでしょう。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。