どうも、Soranekoです。
もともと私は配信初心者で、ゲーム実況を始めたのは半年前ほど。
最初はノートPCとSwitchを繋いでOBSで簡単に録画する程度でした。
でも、徐々に視聴者さんが増えるにつれて「もう少し画質を上げたい」「遅延を減らしたい」と思うようになり、キャプチャカードの必要性を感じ始めたんです。
色々なレビューを見ては迷い、ElgatoかAVerMediaかで数日間悩みました。
最終的に選んだ理由は、“安定感”と“互換性”。
そして何より、「配信中にトラブルを起こしたくない」という気持ちでした。
届いた箱を開けると、思っていたよりもずっとコンパクトな本体が現れました。
手のひらサイズなのに、質感はしっかりしていて、ケーブルの接続部も頑丈そう。
USB Type-Cで接続できる点も嬉しく、配線がすっきりするんですよね。
最初のセットアップも驚くほど簡単で、ドライバを入れる必要もなくPCが自動認識してくれました。
私はWindows環境でOBSを使っているのですが、接続した瞬間に映像が出てきたときは感動しました。
これまでの環境だと、音ズレやフレーム落ちが頻発していたのに、Live Gamer Extreme 3を使ってからはそうしたストレスが一気になくなったんです。
配信前の準備もスムーズで、気づけばゲームを始めるまでの時間が半分以下に。
配信のハードルが一気に下がり、「今日はどのタイトルを配信しようかな」とワクワクしながらOBSを立ち上げるのが日課になっていきました。
初めてフルHDで60fps録画をした時は、映像の滑らかさに本当に驚かされました。
動きの激しいアクションゲームでもブレがなく、キャラクターの動きが自然で臨場感が桁違いなんです。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
AVerMedia GC551G2 Live Gamer Extreme 3 4K キャプチャカード
AVerMedia GC551G2 Live Gamer Extreme 3 4K キャプチャカード
レビュー良かった点
このキャプチャカードの最大の魅力は、なんといっても“低遅延”です。
AVerMediaが誇るUVC対応設計のおかげで、ゲームをしている最中に「遅れてるな」と感じることがほとんどありません。
Switchでスプラトゥーン3を配信した時も、まるでテレビ画面を直接見ているような自然なレスポンスでした。
OBS上での映像プレビューもリアルタイムに近く、ボタン入力のタイミングがずれるようなこともなく、ストレスフリーにプレイできました。
さらに嬉しかったのは1440p/120fpsパススルー対応という点。
私のモニターが144Hz対応なので、この性能がぴったりハマったんです。
高フレームレートでゲームを動かしながら、視聴者には滑らかな60fpsで配信できる。
この“自分も楽しみつつ、視聴者にも快適な映像を届けられる”というバランスが本当に素晴らしいです。
また、4K/30fps録画も試しましたが、画質は非常にクリアで発色が良く、AVerMedia独自の映像処理が効いているように感じました。
HDRパススルーにも対応しているので、対応ゲームではより鮮やかな色合いが楽しめます。
配信中の音質も安定していて、マイク音とゲーム音のバランスを取るのも簡単でした。
付属ソフト「RECentral」やOBSなど主要ツールとの互換性も高く、プラグインをいじる必要もほとんどありません。
USB 3.2接続による転送速度の速さも抜群で、録画データの保存もサクサク。
長時間の収録でも音ズレや映像落ちが起きず、まるで専用スタジオのような環境で配信している感覚になります。
デザインも洗練されていて、光沢を抑えたブラック筐体がどんなデスクにも馴染みます。
LEDランプが静かに点灯して「録画中」であることを知らせてくれるのも控えめで好印象でした。
配信以外にも、友人とのゲーム大会を記録したり、編集してハイライト動画を作る用途にも活用できています。
編集ソフトで扱いやすい形式で保存できるので、動画制作の効率も格段に上がりました。
まさに“ストリーマーの相棒”と呼ぶにふさわしい製品です。
レビュー気になった点
とはいえ、完璧な製品というわけではなく、いくつか気になる点もありました。
まずひとつ目は、録画が4K/30fpsまでに制限されている点です。
パススルーでは4K/60fpsに対応しているのですが、録画そのものは30fps止まりなので、超高解像度で滑らかな映像を求めるユーザーには少し物足りないかもしれません。
特に最近はYouTubeなどで4K60fps配信が一般的になっているため、次期モデルではそこを改善してほしいと思いました。
もうひとつは、長時間配信時の発熱。
コンパクトボディゆえに放熱が弱く、3時間を超える配信を続けると本体がかなり温かくなります。
実害はないものの、夏場などは心配になる温度でした。
また、付属のUSB Type-Cケーブルが短めで、デスクのレイアウトによっては少し取り回しが難しいと感じました。
別途長めのケーブルを用意すれば解決しますが、最初からもう少し余裕がある長さだと嬉しかったです。
Mac環境では設定が認識されるまで少し時間がかかるケースもあり、最初は「うまく動かないのかな?」と焦る瞬間もありました。
とはいえ、一度接続が安定すれば動作は非常にスムーズです。
さらに、HDR録画に非対応という点も惜しいところ。
HDRパススルーで映像自体は楽しめるのですが、録画されたデータは通常のSDRに変換されてしまいます。
HDR対応の映像編集をしたい人にとっては制限になる部分かもしれません。
最後に挙げるとすれば、価格帯です。
2万円台前半という価格は性能を考えれば妥当ですが、配信を始めたばかりの初心者には少しハードルが高く感じるかもしれません。
ただ、使い込むほどに“この値段の価値はある”と実感できるので、投資としては十分納得できるレベルです。
全体的に見れば完成度は非常に高く、これらの気になる点も致命的ではありませんが、改善の余地はまだ少し残されている印象でした。
まとめ
AVerMedia Live Gamer Extreme 3は、ゲーム配信を「手軽に、でも本格的に」始めたい人にぴったりのキャプチャカードでした。
初めて使ったときの驚き、滑らかな映像、そして遅延のなさ。
どれをとっても安心して使える信頼性を感じました。
配信のクオリティが上がると、自然と自分のモチベーションも上がっていくんですよね。
視聴者との会話も弾み、「映像きれいになったね!」と言われるたびに、この製品を選んでよかったなと思います。
発熱や録画制限といった小さな不満点はあるものの、それを補って余りある使いやすさがあります。
設置の簡単さ、安定性、そして互換性。
これらがすべて揃っているので、初心者から中級者、そして本格的に配信活動を行いたい人まで、幅広い層におすすめできます。
日々のゲーム時間をより豊かにしてくれる相棒として、これほど頼もしい機材はなかなかないと思います。
今ではデスクの上にこの小さなキャプチャカードがあるだけで、どこか安心感を覚えるほど。
もし「これから配信を始めたい」「もっと快適に録画したい」と考えているなら、間違いなく候補に入れるべき一台です。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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AVerMedia GC551G2 Live Gamer Extreme 3 4K キャプチャカード
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。