どうも、Soranekoです。
コーヒーを淹れる時間というのは、私にとってただの飲み物を用意するという以上の意味を持っています。
朝の静かな時間にお気に入りのマグカップを用意し、湯気とともに立ち上がるコーヒーの香りに包まれると、その日が少しだけ丁寧に始まるような気がして心が落ち着きます。
そんな私が以前から気になっていたのが、温度調節ができる電気ケトルでした。
特にハンドドリップでコーヒーを楽しむときは、豆ごとに最適な温度が微妙に違い、その差が味わいに大きく響くのを実感していたので、いつかは温度をきちんと管理できるものが欲しいと考えていました。
今回ご縁があって手にしたのが「HAGOOGI ドリップケトル 1.0L」です。
黒を基調とした落ち着いたデザインに、木目調の持ち手がアクセントになっていて、初めて箱を開けたときから大人っぽい雰囲気に惹かれました。
コーヒー好きの私としてはもちろん日常使いを想定していましたが、見た目が上品なので来客時やプレゼントにも喜ばれるのではないかと思えるほどでした。
1200Wのハイパワーであっという間にお湯が沸くというのも魅力で、忙しい朝の時間にありがたいポイントですし、何より温度調節が1℃単位でできるというのはとても贅沢に感じました。
最初に使う前は正直、そこまで細かく調整して本当に違いが分かるのだろうかという半信半疑な気持ちもあったのですが、実際に淹れてみるとその答えはすぐに分かりました。
コーヒーの膨らみ方や口に含んだときのまろやかさが、普段と全く違ったからです。
初めてお湯を注いだとき、細口の注ぎ口から細く滑らかに流れる湯の筋が豆の上で踊るように広がっていく様子を見ているだけで楽しく、キッチンに立つひとときが小さな儀式のように思えました。
このHAGOOGI ドリップケトルに出会ったことで、コーヒーを淹れる時間がより豊かになり、単なる日常の習慣から心を整える大切な時間へと変わっていったのです。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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HAGOOGI コーヒー ドリップケトル 1.0L
レビュー良かった点
このHAGOOGI ドリップケトルの良さを一番強く感じたのは、やはり温度調節機能の正確さです。
1℃単位で設定できるため、浅煎りの豆を淹れるときには93℃前後、中煎りなら90℃、深煎りは85℃といった具合に微妙な違いをきちんと再現できます。
試しに同じ豆を温度を変えて淹れてみると、香りの立ち方や舌に残る余韻がまるで違い、温度管理の大切さを改めて実感しました。
コーヒー豆がふわりと膨らむ瞬間の音や香りの立ち上がりが鮮やかで、その小さな変化を感じ取るたびに嬉しくなります。
また、注ぎ口の設計が絶妙で、湯が細く安定して流れ続けるため、蒸らしの段階からドリップ全体を通して理想的なコントロールができます。
お湯が豆に触れた瞬間に「しゅわっ」と小さな泡が弾け、そこから香ばしい香りが立ち昇る光景を目にすると、ただ飲むための準備というより、一つの作品を仕上げているような気持ちにさせられます。
さらに便利に感じたのが保温機能です。
一度設定した温度を維持してくれるので、次のカップを淹れるときにまた温度調整をする手間がなく、のんびりした午後のお茶時間にもぴったりでした。
通知音をオンオフできるのも心配りを感じるポイントで、静かに過ごしたい夜には音を消して使うことができますし、朝の忙しい時間帯には音でお知らせしてくれるのが安心でした。
安全面でも空焚き防止機能があるので、うっかり水を入れ忘れたときでも不安にならずに済みます。
1200Wのハイパワーで沸騰までが本当に早く、待ち時間の短さが生活に心地よいリズムをもたらしてくれました。
そしてデザインについても触れたいのですが、ブラックのボディに木目調の持ち手とつまみが組み合わさっていて、シンプルながら上品な雰囲気があります。
テーブルに置いても生活感が出すぎず、むしろインテリアの一部のように溶け込むのが気に入りました。
使っていると、湯気の白さと黒いケトルのコントラストが美しく、その佇まいを眺めるだけでも気分が高まります。
もちろん紅茶や緑茶を淹れるときにも役立ち、茶葉ごとの最適温度を試すのが楽しく、味わいが格段に引き立ちました。
五感を刺激する瞬間が多く、視覚的には湯の細やかな流れや湯気の揺らめき、聴覚的には小さな沸騰音や注ぐときの「さらさら」という水音、嗅覚では立ち上る香ばしい香り、触覚では取っ手の木目調の優しい感触、そして味覚では淹れた飲み物の豊かさと、それぞれが満たされていくような時間をこのケトルが与えてくれました。
レビュー気になった点
全体的に満足度は高いのですが、あえて気になる点を挙げるなら、まず本体サイズと重量感です。
容量が1.0Lと十分な分、水を満たすとそれなりに重さを感じるので、片手での操作に慣れるまでは少し慎重さが必要でした。
特に注ぎ始めの角度を保つときに手首に負担がかかる場面があり、もう少し軽量であれば長時間のドリップもさらに快適になると感じました。
また、細口の注ぎ口はコントロール性が高い一方で、急いで多めにお湯を注ぎたいときにはどうしても時間がかかります。
コーヒーをじっくり淹れる用途には最適ですが、カップ麺などを素早く用意したいときには少しもどかしさが残りました。
次に、表示部分の見やすさについてです。
温度表示はシンプルで良いのですが、光の反射によっては角度によって読みにくいことがありました。
特に朝の自然光の中や夜の照明下では、数字が見えづらく感じることがあり、バックライトの明るさがもう少し強ければより快適に使えると思いました。
さらに、保温機能についても便利ではあるのですが、保温中に本体外側がやや熱を持つので、小さなお子さんやペットがいる家庭では注意が必要だと感じました。
安全設計はしっかりしているものの、もう少し外側が熱くならない工夫があれば安心感が増すと思います。
また、デザイン面についてはとても気に入っているのですが、ブラックのボディは指紋や水滴の跡が目立ちやすく、こまめに拭き取らないと美しさが損なわれがちです。
マット加工や汚れが目立ちにくい仕上げであれば、さらに長く美しく使えるのではないかと感じました。
最後に、沸騰時の音についても少し触れたいのですが、1200Wのパワーゆえに沸き上がるまでの音がやや大きめで、静かな深夜に使うとどうしても気になってしまいます。
もちろん短時間で沸くので我慢できる範囲ではありますが、静音性が高まればさらに理想的だと思いました。
こうして細かく挙げてはいますが、どれも商品の魅力を大きく損なうものではなく、むしろ日常の中で使い込むからこそ気付く小さな改善点といった印象でした。
まとめ
HAGOOGI ドリップケトルを使い始めてから、私のコーヒー時間は間違いなく変わりました。
これまでは「お湯を沸かして注ぐ」というシンプルな作業だったのが、温度を意識し、湯の流れをコントロールしながら豆の膨らみや香りを楽しむという、まるで儀式のように特別で穏やかな時間へと変わったのです。
1℃単位の温度調整が可能なおかげで、自分好みの味わいを探す楽しみが広がり、毎回の一杯に発見がありました。
細口の注ぎ口から滑らかに流れるお湯の美しさや、木目調の持ち手の温もりが手に伝わる感触も含め、五感で味わう喜びを与えてくれる道具だと思います。
もちろん気になる点として重量感や音の大きさなどはありましたが、それらを補って余りある魅力があるのも確かです。
むしろ、少しの不便さがあるからこそ丁寧に扱おうという気持ちが芽生え、大切に使いたくなるように感じました。
デザインもシックで上品なので、日常使いはもちろん、プレゼントにも選びやすく、コーヒー好きな方ならきっと喜ばれるでしょう。
総合的に見て、このケトルはただのお湯を沸かす道具ではなく、暮らしを豊かにする存在だと私は思います。
再購入についても十分に考えられるほど満足していますし、他の人にも安心しておすすめできる商品です。
日々の小さな幸せを大切にしたい方に、ぜひ手に取っていただきたいケトルです。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。