どうも、Soranekoです。
初めてこのASUSのZenbook S 14 UX5406SAに出会ったのは、ちょうど自分の生活のリズムや働き方を少し見直そうと思っていた頃でした。
これまで使っていたノートパソコンも決して悪くはなかったのですが、どうしても持ち運ぶたびに肩に重さを感じ、外で作業をすることが楽しみよりも少し負担のように思えてしまっていたのです。
そんなときに目に入ったのがこのZenbookで、商品ページを眺めながら最初に心をつかまれたのは、その重量1.2kgという数字でした。
14インチというしっかりとした画面サイズを持ちながら、ここまで軽やかに設計されていることがとても不思議で、同時に期待感を大きく膨らませてくれました。
また、有機ELパネルという点も私にとって大きな魅力でした。
映像を鮮明に映し出すだけでなく、文章を書いたり表を整理したりするときにも文字の輪郭がくっきりと美しく見えるので、長時間の作業にも優しいのではないかという直感があったのです。
そしてCPUには最新のインテル Core Ultra 7 258V、メモリ32GBにSSD1TBという組み合わせが揃っており、これなら重たい処理や複数のアプリケーションを立ち上げても安心できそうだと胸が高鳴りました。
さらにWi-Fi 7の対応や顔認証、そしてType-Cでの給電が可能という実用性の高さも加わり、ただ性能が高いだけでなく、現代の生活の流れに自然と馴染むような一台なのだろうと想像が広がっていきました。
最初は「少し贅沢かな」とも思ったのですが、外出先でも自宅でもストレスなく作業を進めたいという願いをかなえてくれそうな存在にどうしても惹かれ、ついに手に取ってみることにしたのです。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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Zenbook S 14 UX5406SA-U7321WH ノートパソコン
Zenbook S 14 UX5406SA-U7321WH ノートパソコン
レビュー良かった点
実際に手元に迎えてみて最初に感じたのは、その薄さと軽さが数字以上に心地よく伝わってくることでした。
カバンにそっと入れても重みをほとんど意識させず、出先で机の上に置いたときも、その存在感はしっかりありながらも軽快で洗練されていて、ふと指先で触れると表面の質感がさらりとして上品な手触りを持っているのです。
パネルを開いた瞬間に広がる有機ELの鮮やかな発色は、本当に息をのむようでした。
黒はしっかりと深く沈み込み、明るい部分は柔らかい光を纏って輝くように映し出され、まるで画面の向こうに実物が存在しているかのような錯覚すら覚えました。
動画を見ているときには特に色彩のグラデーションがなめらかで、風景が広がっていく様子や人の表情の細やかな変化までもが自然に伝わり、長時間眺めていても目が疲れにくいのです。
そして顔認証のスムーズさも想像以上で、パネルを開いて視線を向けると一瞬でログインが完了し、まるで日常の呼吸のように自然な流れで使い始められることに感動しました。
さらに作業中の動作もとても軽快で、複数のアプリを同時に開いていてもカクつくことなく切り替わり、文章を書きながら画像を編集し、動画を再生するような場面でも余裕を感じさせてくれます。
これはCore Ultra 7の力強さと32GBメモリの組み合わせが生み出す安心感であり、処理が追いつかずに待たされるストレスがないことが日常の小さな幸福につながっているのだと実感しました。
さらにWi-Fi 7の速さは、自宅だけでなくカフェやコワーキングスペースでも恩恵を強く感じました。
大きなファイルをやり取りするときも待ち時間が驚くほど短く、クラウドとの同期も自然に完了するので、思考の流れを途切れさせることがありません。
そしてType-C給電対応の便利さも、外出先でモバイルバッテリーや他のデバイスの充電器と共用できることで、荷物がすっきりと軽くなる喜びに直結していました。
加えてキーボードの打鍵感も柔らかく、指が吸い付くように自然に動く感覚が心地よく、長い文章を書いていても疲れを感じにくい工夫がされていると感じました。
静音性も高く、夜に自宅で静かに作業していても音が気にならず、周囲に余計な気配を与えないところも安心できるポイントでした。
レビュー気になった点
もちろん素晴らしい点が多い一方で、少し気になる部分もありました。
まず有機ELパネルの美しさは本当に魅力的なのですが、発色が鮮やかであるがゆえに長時間同じ画面を表示していると焼き付きのリスクが頭をよぎります。
実際に常に表示しているタスクバーやウィンドウの枠などは、もし使い続けるうちに残像のように見えてしまうことがあるのではないかと少し不安を覚えました。
また、軽さと薄さを追求しているために放熱面では多少気を使う必要があり、負荷の高い作業を長時間行っていると本体が少し温かくなり、膝の上に置いて作業を続けるとじんわりと熱を感じてしまうことがありました。
さらにバッテリーの持ちは決して悪くないのですが、有機ELの明るさをしっかりと活かした状態で動画を長く見続けたり高負荷な作業をしたりすると、思ったよりも早く残量が減っていく印象があり、外で長時間使用する際には少し計画性が必要だと感じました。
加えてキーボードは心地よい打鍵感を持っているものの、キー配列に独特な部分があり、特にファンクションキーやEnterキー周りは慣れるまで指が迷うことがありました。
日常的に多用する人にとっては最初のうちは少し戸惑うかもしれません。
また、AI PCとしての機能も搭載されているのですが、まだすべてのアプリケーションやサービスでその恩恵をフルに実感できる場面は限られており、これからの進化を待つ必要があるという印象も持ちました。
特にCopilot+PCとしての側面は将来性を強く感じるものの、現段階では活用できるシーンがまだ限られているので、ユーザーによっては「思ったより変化を感じにくい」と思う方もいるかもしれません。
最後に価格面も少し気になる部分で、性能を考えれば納得ではあるのですが、他の同クラスのノートパソコンと比較するとやや高めの印象を受けるため、初めてこのシリーズを手に取る方には少し勇気が必要になるのではないかと思いました。
まとめ
ASUSのZenbook S 14 UX5406SA-U7321WHを使ってみて、最初に抱いた期待以上に毎日の生活や仕事を快適にしてくれる存在になったと感じています。
薄くて軽いのに力強く、持ち運ぶたびに「このサイズでこんなに安心できるのだ」と実感できることは、私にとってとても大きな価値でした。
有機ELの美しい画面はただ鮮やかなだけでなく、文字や映像を丁寧に映し出してくれるので、集中したいときもリラックスしたいときも自然に寄り添ってくれます。
顔認証の素早さやWi-Fi 7の安定感も、使っているうちに空気のように当たり前の存在になっていき、その自然さがかえって大きな魅力となっているのです。
もちろん有機ELの焼き付きの心配や本体の熱、バッテリーの減りなど、気になる部分もゼロではありませんでしたが、それ以上に軽さとパフォーマンス、そして未来を見据えたAI PCとしての可能性が強く心に残りました。
外で自由に作業をしたい方、映像の美しさを大切にする方、そして最新の技術に触れて日々の作業をもっと自然に進めたい方には、ぜひ手に取ってほしい一台だと思います。
これからもこのZenbookと共に、新しい景色や仕事の形を探していけるのがとても楽しみであり、再び同じシリーズを選ぶときにも迷うことはないだろうと感じています。
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Zenbook S 14 UX5406SA-U7321WH ノートパソコン
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。