どうも、Soranekoです。
ゲームを本格的に楽しむ上で、表示遅延の少なさや色の美しさは極めて重要なポイントになります。
今回試してみたのは、LGのゲーミングモニターUltraGear OLED 27GX790A-Bです。
WQHD(2560×1440)の高解像度に加えて、480Hzという非常に高いリフレッシュレート、有機ELならではの深い黒と高コントラスト、応答速度は驚異の0.03msと、まさにゲームプレイに最適化された仕様となっています。
26.5インチという絶妙なサイズ感も含めて、日常使いからeスポーツ志向のゲーマーまで幅広く対応できる製品です。
数日間使用してみて感じたことを、良かった点と気になった点に分けて詳しくご紹介します。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
LG UltraGear OLED 27GX790A-B 26.5インチ ゲーミングモニター
LG UltraGear OLED 27GX790A-B 26.5インチ ゲーミングモニター
レビュー良かった点
まず圧倒されたのが映像の美しさです。
DCI-P3 98.5%という広色域に対応しており、色の再現性が非常に高く、有機ELパネル特有の深みのある黒が印象的でした。
DisplayHDR True Black 400にも対応しているため、暗いシーンでも潰れずに細部まで見え、明暗差のある場面でも非常にリアルな表現が可能です。
FPSやレースゲームなどの動きの激しいコンテンツにおいては、480Hzのリフレッシュレートと0.03msの超高速応答速度が大きな威力を発揮し、残像感のない滑らかな映像を実現してくれました。
ClearMR 21000という表記が示すように、モーションブラーの抑制性能も非常に優れており、画面の動きが多いゲームでも視認性が高く、勝負の瞬間をしっかりと捉えることができました。
また、DP2.1に対応していることで最新のグラフィックボードとの互換性も良く、WQHD×高リフレッシュレートの出力が安定して得られた点も安心感があります。
アンチグレア仕様となっているので、長時間の使用でも目の疲れが少なく、部屋の照明や日差しによる映り込みも最小限に抑えられていました。
全体として、ゲーム用途における理想的な表示性能を備えていると感じました。
レビュー気になった点
非常に完成度の高い製品ではあるものの、いくつか気になる点もありました。
まず、26.5インチというサイズはデスク環境によってはやや中途半端に感じる場面もありました。
一般的な27インチよりわずかに小さいため、作業用モニターとしても併用したい人にとっては、文字サイズやUIのスケーリングに微調整が必要になるかもしれません。
また、有機ELパネルの特性上、焼き付きのリスクはゼロではないため、静止画を長時間表示し続けるような使い方には注意が必要です。
幸い自動で画面を調整する保護機能は備わっていますが、表示内容を頻繁に切り替える用途で使うことを意識した方が安心です。
さらに、本体背面のポート配置がやや奥まっており、設置時や配線の際に少々手間取りました。
特にDisplayPortやUSBなどのケーブルを頻繁に抜き差しする使い方にはあまり向いていない印象です。
また、有機ELモニターという性質上、価格はそれなりに高めで、コストパフォーマンスを重視する人にとっては少々ハードルの高い選択肢になるかもしれません。
まとめ
LG UltraGear OLED 27GX790A-Bは、映像美と高速応答性能を高次元で両立したゲーミングモニターであり、ゲーム体験を真にレベルアップさせてくれる存在です。
DCI-P3 98.5%の広色域やDisplayHDR True Black 400の豊かな表現力、480Hzのリフレッシュレートと0.03msの応答速度によって、細部まで鮮明に、かつスムーズに描写される画面は非常に印象的でした。
一方で、サイズ感や焼き付き対策、配線のしやすさといった点には配慮が必要です。
それでも、ゲームに没頭できる理想的な環境を求めるユーザーにとって、このモニターは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
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LG UltraGear OLED 27GX790A-B 26.5インチ ゲーミングモニター
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。