どうも、Soranekoです。
初めてSOUNDPEATS Sonic ワイヤレスイヤホンを手にしたときのことを思い返すと、ちょっとした小さな贈り物を開けるような高揚感がありました。
最近はBluetoothイヤホンもさまざまな種類が出ていて、どれを選んだら良いのか迷うことが多いのですが、その中でSonicを選んだのは、やはりaptX Adaptive対応という点と、QCC3040チップセットが搭載されていること、そして最大15時間という連続再生時間に惹かれたからでした。
普段の生活の中では、移動時間に音楽やポッドキャストを聴いたり、自宅でのリラックスタイムにゆったりとクラシックやジャズを流したりすることが多いので、音質の良さや安定した接続、そして長時間使える安心感は欠かせないポイントなのです。
初めてケースを開けた瞬間、小ぶりながらも少し丸みを帯びたフォルムのイヤホンが目に入り、手に取るとさらりとした質感が心地よく、軽やかでありながらもしっかりとした存在感を感じました。
ケースの開閉は磁力がちょうど良い強さで、カチッと閉まる音に小さな安心感を覚えます。
装着してみると耳に優しく収まり、無理なく自然に馴染む感触があり、その瞬間に「これは長く付き合えるかもしれない」という予感が湧いてきたのです。
初めて電源を入れて接続したときのペアリングのスムーズさも印象的でした。
Bluetooth 5.2の恩恵か、スマートフォンがすぐにイヤホンを認識し、何も戸惑うことなく音楽を流し始めることができたのです。
そのとき耳に届いた最初の一音のクリアさは、まるで澄み切った水を口に含んだときのような爽やかさがあり、私の心を一気に掴んでしまいました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
SOUNDPEATS Sonic ワイヤレスイヤホン
レビュー良かった点
実際にSOUNDPEATS Sonicを日常の中で使い込んでみて最も感じたのは、音の厚みと解像感のバランスがとても心地よいということでした。
aptX Adaptiveのおかげか、低音は深みを持ちながらも決してぼやけず、締まりのある質感で響きます。
ベースラインが刻むリズムは、まるで床の下からじんわりと伝わってくるようで、身体全体で音を浴びているような感覚に包まれます。
その一方で高音は澄み切ったガラスのようにきらめき、シンバルの余韻や弦楽器のかすかな震えまで丁寧に再現してくれるのです。
中音域は人の声を自然に前へと押し出し、ボーカルがまるで目の前で歌っているようなリアリティを感じさせてくれます。
私がよく聴く女性ジャズシンガーの声は息遣いまで繊細に伝わり、吐息混じりのフレーズの柔らかさや力強い高音の伸びやかさが、まるで耳の奥に直接語りかけてくるようでした。
イヤホンそのものの装着感も優れていて、耳にぴたりと収まることで外部の雑音を程よく遮断してくれます。
そのため音楽に集中しやすく、通勤電車のざわめきや街の喧騒の中でも自分の世界に没入できるのです。
IPX5防水性能も心強く、急な雨に降られたときや汗をかくシーンでも安心して使えるのは、日常に寄り添う大切なポイントだと感じました。
さらに驚かされたのはバッテリー性能で、イヤホン単体で15時間再生できるというのは本当に便利でした。
朝から夜まで一度も充電を気にせずに過ごせる安心感は大きく、週末の外出でも充電ケースと合わせて余裕で数日持ちこたえてくれるので、ストレスをまったく感じないのです。
動画鑑賞やゲームをするときの低遅延モードも有効で、口の動きと声がぴたりと合う感覚は小さな快感のようでした。
アクションゲームの効果音が画面と一体化して迫ってくると、まるで自分がその場にいるかのような没入感に引き込まれ、心拍数まで少し高鳴るほどです。
加えて通話時のcVcノイズキャンセリングも実に優秀で、相手の声がクリアに聞こえるだけでなく、自分の声も雑音を抑えつつ自然に届けてくれるため、在宅での打ち合わせや移動中の通話にも安心して使うことができました。
こうした一つひとつの機能が、日常のさまざまな場面で小さな安心感や快適さを積み重ねてくれるので、使えば使うほど愛着が深まっていくのを感じます。
レビュー気になった点
一方で、使っていく中でいくつか気になる点もありました。
まず音質に関しては全体的に満足しているものの、低音が力強く響く場面ではときどき他の音域を少し押しのけてしまうように感じることがありました。
特にオーケストラのように複数の楽器が重なり合う楽曲では、深い低音が美しく鳴る一方で、繊細なバイオリンの高音が少し埋もれてしまう場面があり、そのバランスにもう少し調整の余地があるのではと思いました。
また装着感については長時間使用していても概ね快適なのですが、耳の形や大きさによっては少し圧迫感を覚える方もいるかもしれません。
私自身は2時間ほど連続で使用していると、耳の奥にじんわりと重さを感じることがあり、イヤーピースを変えることで改善できたものの、初期状態のままでは気になる方もいらっしゃるのではと思いました。
さらにケースについても、小ぶりで持ち運びしやすい反面、表面がやや傷つきやすい素材に感じられ、カバンの中で鍵などと一緒に入れておくと細かい擦れ跡がついてしまうのが少し惜しい点でした。
防水性能についてもIPX5は安心ではあるものの、より強力な防水を求める方にとってはやや物足りなく感じられるかもしれません。
加えて操作面では、物理ボタン式で誤操作は少ない反面、ボタンを押すときに耳へ押し込むような圧がかかるため、繊細な操作をしたいときには少し気になる場面がありました。
タッチセンサーの軽やかさを好む方にとっては、この点が好みを分けるかもしれません。
そして最後に、aptX Adaptiveの恩恵を最大限に活かすには対応するスマートフォンが必要で、AAC接続では音質が少し物足りなく感じられるケースもありました。
もちろんAACでも十分に綺麗な音を楽しめるのですが、一度aptX Adaptiveの豊かさを体験してしまうと、その差が気になってしまうのも正直なところでした。
こうした点はいずれも決定的な欠点ではなく、むしろ全体としての完成度の高さを実感するからこそ小さな改善への期待が膨らむのだと思います。
まとめ
総合的に振り返ると、SOUNDPEATS Sonic ワイヤレスイヤホンは日常のさまざまなシーンを音で豊かにしてくれる、とても頼もしい相棒のような存在でした。
aptX Adaptiveによる臨場感ある音質や15時間という圧倒的な連続再生時間、そして低遅延や通話時の安定性など、一つひとつの機能が丁寧に生活に寄り添ってくれるのです。
確かに細かな改善点や人によって好みが分かれる部分はありますが、それを補って余りある安心感と快適さを与えてくれました。
特に私は、音楽をただ聴くだけでなく、心を静かに解きほぐすように包み込んでくれるこのイヤホンの響きにすっかり魅了されてしまいました。
通勤中に流れるお気に入りの曲が一日の始まりを軽やかにしてくれたり、夜にソファで聴く穏やかな旋律が一日の疲れを静かに癒してくれたりと、Sonicがあることで暮らしが少し柔らかく、そして豊かに感じられるのです。
これからも長く付き合っていきたいと自然に思わせてくれる、この安心感は大きな価値だと感じました。
音楽や映像、通話まで、日常を支えてくれる高品質なイヤホンを探している方に、自信を持っておすすめできる製品だと思います。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
商品購入はこちらから↓
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。