どうも、Soranekoです。
このPCを購入したのは、仕事と趣味の両方で使える万能マシンを探していたのがきっかけでした。
自宅のデスクスペースは限られており、大型のタワー型ゲーミングPCを置く余裕はありません。
それでも性能は妥協したくない。
動画編集、3Dモデリング、そして週末のゲーム──そのすべてを1台でこなせる存在を探していたのです。
そんな中で目に留まったのが「TOPGRO T1-Pro」。
スペック表を見た瞬間、「これは本当にこのサイズで実現できるのか?」と驚きました。
Core i9-12900HKにRTX4060、DDR5メモリ32GB、そして1TBのNVMe SSD。
ノートPC並みのコンパクトさでありながら、内部構成はほぼハイエンドデスクトップ。
まるで“手のひらサイズの戦艦”とでも言いたくなるような構成です。
初めて手に取ったとき、その重量感と剛性にまず感心しました。
金属質の筐体はしっかりしており、熱対策にも気を使っている印象。
設置場所を選ばないデザインで、モニター裏にも簡単に配置できます。
電源を入れると、静かにファンが回り始め、RGBライトが柔らかく光を放つ。
その演出も絶妙で、派手すぎず上品なんです。
最初にWindowsを立ち上げた瞬間もスムーズで、セットアップ時間も短く済みました。
WiFi6Eと2.5Gbps LANに対応しているため、ネットワークの安定性も抜群。
特にオンラインゲームやクラウドストレージを多用する作業時に、その差を実感しました。
小型PCにありがちな“熱と騒音”の問題も、初期印象ではほとんど気になりません。
こうして、期待半分・不安半分で迎えた新しいPCライフは、想像以上に心地よいスタートを切ったのでした。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
TOPGRO T1-Pro ミニ ゲーミングPC
レビュー良かった点
まず、性能面の満足度が圧倒的です。
Core i9-12900HKとRTX4060の組み合わせは、動画編集ソフトや3Dレンダリングでも余裕を感じます。
特にAdobe PremiereやDaVinci Resolveを使った編集作業では、エフェクトを重ねても動作が滑らか。
プレビューのカクつきがほぼなく、書き出し時間も以前使っていたデスクトップ機(RTX3060搭載)より約3割ほど短縮されました。
ゲームでは「Cyberpunk 2077」や「エルデンリング」を高設定で快適にプレイできるほど。
4K解像度でも設定を少し調整すれば60fpsを安定して維持してくれるのは驚きでした。
冷却性能もなかなか優秀です。
内部のデュアルファンが効率的に熱を逃がし、長時間のゲームセッションでも熱暴走やサーマルスロットリングを感じることはほとんどありません。
加えて、ファンスピードを切り替えられるスイッチがあり、作業内容に応じて静音モードとパフォーマンスモードを簡単に使い分けられるのが実に便利。
RGBライトも上品に光る程度で、デスク環境をおしゃれに演出してくれます。
外観の質感も良く、アルミ合金風の筐体が放つ高級感は、小型PCとは思えない完成度。
さらに、USBポートが多く、外付けHDD・カードリーダー・ペンタブなどを同時接続しても不便を感じません。
WiFi6Eと2.5Gbps LANの両対応も地味に嬉しいポイントで、大容量データの転送がスムーズ。
オンラインゲームの遅延も少なく、非常に安定しています。
そして、電源投入からデスクトップ表示までが本当に速い。
NVMe SSDの恩恵もあって、まるでスマートフォンのような即応性。
朝のちょっとした仕事前にも、すぐに作業を始められるのがありがたいです。
省スペース設計のおかげで、机の上がすっきり保てるのも快感。
持ち運びも容易で、別の部屋や出張先でもそのまま据え置きPCのように使えます。
全体として、「小型PC=妥協」という先入観を完全に覆してくれる存在です。
これ1台で、仕事も遊びもストレスなくこなせることに、毎回ちょっとした感動を覚えています。
レビュー気になった点
完璧に見えるT1-Proにも、いくつか気になる点はあります。
まず、冷却ファンの音。
通常時は静かですが、高負荷時になるとそれなりに存在感のある風切り音がします。
静音性を重視する人には、少し気になるかもしれません。
とはいえ、性能を引き出すための代償と考えれば納得の範囲です。
次に、筐体が小さいゆえに内部へのアクセスがやや難しい点。
メモリやストレージを増設するには、底面を外して慎重に分解する必要があり、初心者には少しハードルが高い印象です。
また、HDMIポートの仕様も注意が必要でした。
2系統あるうちの片方が独立GPU直結ではないらしく、接続ディスプレイによってはリフレッシュレートが制限される場合があります。
さらに、USB-CポートがDisplayPort兼用タイプで、状況によっては外部モニター出力がうまく動作しないことも。
こうしたポート構成のクセを理解しておくことが、快適に使うためのコツだと思います。
あともう一つ気になったのは、筐体の発熱エリア。
特に背面上部は長時間使用するとかなり熱くなり、手で触れると少し驚くほど。
ただし温度管理自体はしっかりしており、パフォーマンス低下までは感じません。
とはいえ、夏場の室温が高い環境ではファンモードを上げたほうが安心です。
また、購入時の注意点として、販売ページ上でCPU表記が「i9-12900HK」と「i9-13900HK」で混在している場合があり、どちらのモデルが届くか明確にしておいたほうがいいです。
初期設定の段階ではドライバーが最新でないこともあり、グラフィックドライバーやWindowsアップデートを自分で行う必要があります。
RGBライトの制御ソフトも標準ではプリインストールされておらず、設定変更には多少の知識が必要でした。
総じて、万人向けというよりは“多少のカスタマイズを楽しめる人向け”のPCだと感じます。
しかし、それを差し引いてもパフォーマンスの高さとデザイン性の魅力は健在。
小さな不便よりも、このパワーをこのサイズで体感できることのほうが圧倒的に上回っていました。
まとめ
「TOPGRO T1-Pro」は、私にとって“理想のデスクトップ環境”を形にしてくれた一台でした。
省スペースでありながら、性能・デザイン・使い勝手のすべてを兼ね備えたこのPCは、まさに新しい働き方や遊び方を支えてくれる存在です。
朝、コーヒーを飲みながら電源を入れると、わずか数秒で作業開始。
夜はライトを落とし、ほんのり光るRGBを眺めながらゲームの世界へ──そんな日常が自然と心地よくなりました。
特に印象的なのは、その“静かな力強さ”。
爆音を立てずとも、必要なときにしっかり応えてくれる頼もしさがあるんです。
もちろん、完璧ではありません。
冷却音やポート仕様のクセ、そして筐体内部の狭さなど、いくつかの注意点もあります。
でも、それを理解したうえで使えば、これほど満足度の高いミニPCはなかなかありません。
デザインの美しさとパフォーマンスの両立、そのバランス感覚に「小型PCの進化」を感じました。
机の上に小さな未来がやってきたような、そんなワクワクを与えてくれる一台です。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。