商品紹介レビュー

ハクバ HAKUBA E-ドライボックス KED-P70E 防湿庫 70L超簡単レビュー。カメラを守るということは、思い出を守ることでもあるんですよね。湿気の多い季節、レンズのカビに怯えるたびに心が落ち着かなくて、せっかくの趣味も楽しめない日々が続いていました。そんなとき出会ったのが「ハクバ 防湿庫 E-ドライボックス KED-P70E」。70Lという安心の容量と、静かで頼れる除湿機能に惹かれて、ついに我が家にお迎えしたんです。まるで“思い出の守護箱”のような存在になりました。

どうも、Soranekoです。

カメラを趣味にしてもう十年以上になりますが、これまでずっと悩まされてきたのが「湿気」でした。

特に梅雨や夏場になると、レンズ表面にうっすらと曇りが出て、「あれ、もしかして…?」と不安がよぎる瞬間が何度もあったんです。

お気に入りの単焦点レンズを覗いたときに見えた小さなカビの跡。

それをきっかけに、私は本気でカメラの保管環境を見直すことを決意しました。

最初は乾燥剤入りのケースやプラスチックボックスを使ってみたのですが、どうしても湿度が安定しなくて、数日おきにチェックしてはため息をつく日々。

そんなとき、カメラ仲間の一人から「電子防湿庫を使うと一気に安心するよ」と勧められたのが、ハクバのE-ドライボックス KED-P70Eでした。

70Lという容量は、一眼レフボディ2台と交換レンズ4〜5本、さらにはアクセサリー類も余裕で収まるサイズ。

しかも電子制御で湿度を一定に保ち、静音設計で寝室にも置けるという話を聞いて、これはもう試すしかないと思ったんです。

届いた実物は想像以上に高級感があり、マットブラックの外装とガラス扉の組み合わせがどこか“プロの機材庫”のような雰囲気。

触れるたびに「これなら大切なレンズを任せられる」と思える安心感がありました。

最初に電源を入れ、タッチパネルで湿度を設定すると、庫内のLEDライトがふんわりと点灯して、その光に照らされたレンズたちが静かに並ぶ光景に思わず見惚れてしまいました。

まるで長年連れ添った相棒たちに新しい居場所をプレゼントできたような、そんな誇らしい気持ちになったのを今でも覚えています。

では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。

簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓

ハクバ HAKUBA E-ドライボックス KED-P70E 防湿庫 70L

ハクバ HAKUBA E-ドライボックス KED-P70E 防湿庫 70L

レビュー良かった点

E-ドライボックスを使ってまず感じたのは、「手間から解放される気持ちよさ」でした。

以前は湿度計とにらめっこして、シリカゲルの交換タイミングを気にしながら過ごしていたのに、今では庫内湿度が常に安定していて、デジタル表示をちらっと見るだけで安心できる。

設定湿度を40%にしておけば、数時間後にはピタリとその数値を維持してくれるんです。

ペルチェ式の除湿ユニットは驚くほど静かで、夜中でも作動音はほとんど聞こえません。

寝室の隅に置いても全く気にならず、「静けさの中に頼もしさがある」という言葉がぴったりでした。

庫内のLEDライトも優秀で、レンズのキャップを探すときや、収納の配置を変えるときに手元を明るく照らしてくれます。

光の色が柔らかいので、夜でも目に優しく、何より“見た目が美しい”というのが嬉しいポイントでした。

さらに感動したのは、紫外線殺菌ランプの存在。

普段はあまり意識しませんが、定期的にUVランプを照射することで、レンズ表面や内部のカビ菌を抑制できるという安心感があります。

もちろん長時間の照射は避けていますが、“お守りのような機能”として非常に心強いです。

収納面でも工夫が行き届いていて、引き出し式のトレーは思った以上に滑らかに動き、上段にボディ、下段にレンズを置くといった使い分けがしやすい。

波型のレンズマットはやわらかく、それぞれのレンズがしっかり固定されて転がらないので、ちょっとした地震のときも安心です。

扉の密閉性も高く、指で軽く押すだけで「スッ」と閉まる感覚が心地よい。

内部の気密が保たれている証拠ですね。

使い始めて数か月が経ちましたが、湿度が上がることは一度もなく、庫内の空気がいつもカラッとしているのが分かります。

カメラを取り出すときのひんやりとした感触が、まるで“清潔な空気の層”に守られているようで、本当に大切にされている気持ちになります。

そして何より嬉しいのは、レンズのコーティングがいつまでも美しいまま保たれていること。

以前は小さな曇りや白い斑点を見つけて落ち込むことがありましたが、今はもうそんな心配がありません。

安心して撮影に集中できるようになり、結果的に写真を撮る頻度も増えました。

気がつけば、防湿庫が単なる収納ではなく“撮る楽しみを支えるパートナー”になっていたんです。

レビュー気になった点

とはいえ、E-ドライボックスにも少しだけ気になる点がありました。

まず一つは、設置場所の自由度です。

70Lという容量は確かに魅力的ですが、その分サイズもそれなりに大きく、幅40cm・高さ63cmという存在感は小さな部屋では少し圧迫感を覚えることがあります。

私の場合、最初は机の下に置こうとしましたが、高さが足りず、結局リビングの一角に専用スペースを作ることになりました。

設置前に寸法をしっかり確認しておくのが大事だと感じました。

また、紫外線殺菌ランプに関しては少し注意が必要です。

説明書にも記載がありましたが、長時間点灯させるとレンズコーティングに影響を与える可能性があるため、使うタイミングを選ぶ必要があります。

安全のために私は1〜2週間に一度、短時間だけ点灯させていますが、自動制御モードなどがあればさらに便利だと思いました。

それから、湿度計の表示についても、外部のデジタル湿度計と比べると若干の誤差があるように感じました。

大きな問題ではありませんが、数%の違いが気になる方は、自分で補正を意識しておくとより安心です。

庫内のLEDライトは美しく実用的なのですが、常時点灯モードがないため、作業中に何度もスイッチに触れるのが少し手間に感じました。

ボディの質感はとても良いのですが、指紋がつきやすく、光の当たり方によっては少し目立つことがあります。

ただ、それも拭き取ればすぐにきれいになる程度なので、神経質に気にするほどではありません。

あとは、トレーの奥行きがやや浅めで、長めの望遠レンズを複数並べると少し収まりが悪い印象でした。

収納の自由度はあるものの、望遠系を中心に使う人にはもう一段深いトレーがあれば完璧だと思います。

電源コードの長さも、もう少し余裕があると設置しやすかったかもしれません。

とはいえ、これらはあくまで細かな要望レベルであり、製品の性能自体には何の不満もありません。

むしろ、こうした小さな点に気づくほど毎日触れている証拠でもあり、それだけ生活の一部になっているとも言えます。

全体として、ハクバの誠実な設計思想が伝わってくる製品で、細部に改良の余地はあるものの、総じて非常に満足度の高い防湿庫です。

まとめ

E-ドライボックス KED-P70Eを使い始めてから、私のカメラとの付き合い方は確実に変わりました。

以前は「カビが生えたらどうしよう」と不安に思いながら機材を扱っていたのに、今ではその心配がほとんどなくなり、撮影そのものを純粋に楽しめるようになったんです。

毎晩レンズを磨いて庫内に戻すときの、あの静けさと光の柔らかさ。

まるで一日の締めくくりに“安心”をそっと閉じ込めるような感覚があります。

タッチパネルの操作性も直感的で、湿度を微調整するのも簡単。

LEDライトの淡い光がレンズの曲面を照らす瞬間は、まるで宝石箱を覗いているような気持ちになります。

機材の状態が安定しているからこそ、写真に集中できる。

これはカメラ愛好家にとって大きな幸福だと思います。

確かにサイズの大きさやUVランプの扱いには注意点もありますが、それを補って余りある安心感と使い心地がありました。

静かで頼もしく、見た目も美しい。

そんなE-ドライボックスは、ただの防湿庫ではなく“カメラと生きる空間”を作り出してくれる存在です。

レンズを守るという行為の先に、写真をもっと大切に思える自分がいる──そう感じさせてくれたこの製品に、心から満足しています。

商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。

商品購入はこちらから↓

ハクバ HAKUBA E-ドライボックス KED-P70E 防湿庫 70L

皆様の生活が少しでも豊かになりますように。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

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