どうも、Soranekoです。
最初にこのキーボードに惹かれたのは、その見た目のやさしさと堅実さが同居しているようなデザインでした。
派手すぎず、けれどどこか温かみを感じるレトロカラー。
機械的な印象よりも、どこか懐かしさを思わせるようなトーンに心が動きました。
デスク周りの雰囲気を壊さず、自然に馴染む道具を探していた中で、CHERRY XTRFY K4V2 TKL はその候補としてすぐに目に留まりました。
テンキーのないコンパクトなサイズ感は、余白を大切にしたい作業環境にぴったりで、手元に置いた瞬間に“無理のない道具”という印象を受けました。
キーを押したときの感触はとてもなめらかで、軽く沈みながらもきちんとした反発を返してくれます。
この独特の滑らかさを実際に確かめてみたい方は、商品ページをご覧ください。
→CHERRY XTRFY K4V2 TKL テンキーレス 有線 ゲーミングキーボード
リニアスイッチ特有の直線的なストロークが、入力時の余計な抵抗を感じさせず、作業を続けるうちに自然とリズムが整っていくようでした。
RGB ライティングも、思っていたよりも穏やかで、呼吸するように光が変化するその姿が、集中の合間にほっとする瞬間を生んでくれます。
キーの配置も UK レイアウトならではのバランスがあり、慣れてくると入力の流れが心地よく整っていく感覚がありました。
筐体の重みはややしっかりしていますが、その分安定感があり、タイプ中にズレたり動いたりすることはなく、落ち着いた姿勢で向き合える安心感がありました。
使い始めたばかりの頃はキーキャップの質感が少しツルッと感じられましたが、手に馴染むまでの時間もそれほど長くはなく、使ううちに自然と自分の感覚に馴染んでいきました。
初めて手を置いたときから、指の動きとキーボードの反応が一体になるような滑らかさがあり、使うたびに少しずつ愛着が増していく感覚がありました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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CHERRY XTRFY K4V2 TKL テンキーレス 有線 ゲーミングキーボード
CHERRY XTRFY K4V2 TKL テンキーレス 有線 ゲーミングキーボード
レビュー良かった点
このキーボードの一番の魅力は、やはり CHERRY MX2A Red スイッチのなめらかさにあります。
軽やかに沈み込みながら、戻りの瞬間にほのかに感じるバネの柔らかさが指先に心地よく、長時間の入力でも疲れを感じにくい点が印象的でした。
メカニカルキーボードというと、クリック音や反発の強さを想像する方も多いかもしれませんが、このモデルはそうした主張を抑え、静かな中に確かな反応を感じさせてくれます。
作業中に余計な音が立たないので、夜間でも気兼ねなく使えるのが嬉しいところでした。
テンキーレスのデザインは、スペースを有効に使えるだけでなく、マウス操作との距離が自然に近づき、姿勢が整いやすくなる点でもメリットを感じました。
デスク上の動きに無理がなくなり、長時間作業でも肩や腕が軽く感じられるようになりました。
また、RGB ライティングの表現が上品で、カラーモードの切り替えも本体操作だけで完結する点も好印象です。
ソフトウェアを導入しなくても自分の好みに合わせたライティングが設定できるため、導入後すぐに使い始められました。
個人的に気に入ったのは、淡いグラデーションで変化するエフェクト。
光がキーを伝うように流れていく瞬間は、視覚的にも落ち着きを感じさせてくれました。
ライティングの美しさを映像で確認したい方はこちらから詳細をチェックできます。
→CHERRY XTRFY K4V2 TKL テンキーレス 有線 ゲーミングキーボード
さらに、筐体の剛性感が高く、打鍵時の揺れやたわみが一切ない点にも信頼感があります。
金属プレートによる補強がしっかり効いていて、底打ちの際も不快な振動がほとんど伝わりません。
全体的に質感が高く、特に側面の仕上げやキーの段差設計が丁寧に整えられている点から、長く付き合える道具としての安心感を受けました。
キーの配列も整然としており、ミスタイプを減らせる構成。
バックライトを落としても刻印が見やすく、暗い環境でも支障がありません。
特別な派手さはないのに、使うたびに細部の完成度が伝わってくるような静かな魅力があります。
こうした誠実な設計は、日々の作業やゲームのどちらにもフィットし、集中したい時間に寄り添ってくれるようでした。
レビュー気になった点
一方で、いくつか気になる部分もありました。
まず、重量がしっかりしている分、持ち運びにはやや不便さを感じます。
設置して使う分には安定感があり心強いのですが、頻繁に位置を動かしたり、外出先に持ち出したりする使い方にはあまり向いていません。
また、キーキャップの材質が ABS であるため、長く使ううちに表面がツヤっぽくなる可能性がある点は少し気になりました。
触れ心地は滑らかで良いのですが、マットな質感を好む人にとっては、少し経年変化が早いと感じるかもしれません。
さらに、ライティングのカスタマイズが本体操作のみで完結する仕様はシンプルで便利な反面、細かい設定を求める人にとっては物足りなさを感じる場面があると思いました。
光の強度や速度をもう少し微調整できたら、環境や気分に合わせて楽しみ方の幅が広がるように思います。
スイッチの特性についても、リニアタイプゆえの“静かな押下感”が好みに合わない人もいるかもしれません。
クリック感を楽しみたい方にとっては、やや物足りなく感じることもあるでしょう。
キーキャップの高さや傾斜についても、人によっては慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
実際に使い始めた当初は、Enterキー周りの高さや角度が普段使っていたものと少し異なり、打ち間違えを起こす場面がありました。
ただ、数日使ううちに自然と手が覚えてくるため、慣れれば大きな問題ではありませんでした。
また、USB ケーブルが固定式である点も、好みが分かれる部分です。
断線時の交換が難しいことを考えると、着脱式の方がより安心感があるように感じました。
全体としては完成度の高いキーボードですが、細かい仕様にもう少し柔軟性があれば、さらに幅広いユーザーに愛されるように思います。
それでも、こうした点を差し引いても、使い心地や安定感の良さが上回るため、大きな不満に感じることはありませんでした。
まとめ
CHERRY XTRFY K4V2 TKL は、日常の中で自然に寄り添う道具という印象が強いキーボードでした。
押し心地の滑らかさや安定した構造は、長く使うほどその良さが増していくように感じられます。
レトロカラーの柔らかい雰囲気と、控えめながら印象的な RGB の光が調和し、使うたびに静かな満足感をもたらしてくれました。
テンキーレスという構成も、デスクに心地よい余白を生み、作業の流れを整えてくれます。
特別な派手さはないものの、ひとつひとつの要素が誠実に仕上げられていて、日常の相棒として安心して使える存在でした。
重量感やキーキャップの素材など、小さな注意点はいくつかありますが、それ以上に「触れていて気持ちが落ち着く」という感覚が印象に残ります。
機能や数値を超えて、使っていて穏やかな気持ちになれるキーボード。
そんな印象を与えてくれる製品でした。
毎日の作業に静かに寄り添い、打鍵の一つひとつを丁寧に感じさせてくれる。
CHERRY XTRFY K4V2 TKL は、そんな“道具としての誠実さ”を実感できる一台だと思います。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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CHERRY XTRFY K4V2 TKL テンキーレス 有線 ゲーミングキーボード
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。