どうも、Soranekoです。
持ち歩けるモニターというものに初めて興味を持ったのは、仕事や趣味の作業を外で行う機会が増えた頃でした。
ノートパソコンの画面だけでは少し窮屈に感じることがあり、もう少し広く視界を確保したいという思いがきっかけでした。
EHOMEWEI LQG-160PWに惹かれたのは、その軽やかなデザインと、2.5Kの繊細な解像度、そして量子ドット(QLED)による鮮やかな色表現が組み合わさっていたからです。
手に取ったときの薄さは想像以上で、金属のような質感を持ちながらも重さを感じにくく、鞄の中でも自然に収まる感覚がありました。
最初に電源を入れたとき、映し出された画面の明るさに少し驚きました。
色の深みがありながらも眩しさを抑えていて、長時間見つめていても目に負担が少ないように感じました。
作業用ソフトを開いたとき、文字のエッジがくっきりとしていて、小さな文字でも読みやすく、書類作成やデザイン確認がとても快適でした。
特に印象に残ったのは、タッチ操作の自然さです。
指先で画面をなぞると、軽い力でスムーズに反応し、思った位置にきちんと追従してくれます。
スタイラスペンを使うとさらに繊細な描画ができ、ちょっとしたメモや図を描く作業にも役立ちました。
また、USB Type-C ケーブル1本で映像も電源もまかなえる点がとても便利でした。
配線が少ないだけで机の上がすっきりとし、出先での設置も迷うことがありません。
ケースを開いてスタンドとして使える構造も機能的で、傾きを調整すれば、目線に合う位置で自然に作業が続けられます。
こうした小さな要素の積み重ねが、使う時間を穏やかにしてくれるように感じました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
EHOMEWEI 16インチ 2.5K QLED タッチパネル モバイルモニター LQG-160PW
EHOMEWEI 16インチ 2.5K QLED タッチパネル モバイルモニター LQG-160PW
レビュー良かった点
このモニターを使って感じた最も大きな良さは、「映像の落ち着いた美しさ」と「使い心地のやさしさ」がうまく共存している点でした。
2.5K(2560×1600)の高解像度は細部の表現に優れていて、特に写真や動画を表示したときの奥行きが印象的でした。
QLEDの発色は派手すぎず、自然な彩度で被写体の質感を生き生きと伝えてくれます。
文字や図面を見るときにもその恩恵は大きく、濁りのない白と深みのある黒がくっきりと分かれることで、書類確認がとてもスムーズでした。
特に日中の明るい環境下でも反射が少なく、視野角が広いため、少し角度を変えても色の変化を感じにくいのが好印象でした。
タッチ操作の精度も高く、指の動きを優しく受け止めてくれるような反応があります。
タッチペンを使うと線の入り方も滑らかで、ちょっとしたスケッチや図案の修正にも活用できました。
タブレットのように直接触れて操作できる感覚は、作業の流れを止めずに済む点で大きな利点です。
また、Type-C での接続が非常にシンプルでした。
ケーブル1本で映像も電力も供給できるので、ノートPCやスマートフォンとの連携がとてもスムーズです。
接続の手軽さを実感できるセットアップ方法はこちらをご覧ください。
→EHOMEWEI 16インチ 2.5K QLED タッチパネル モバイルモニター LQG-160PW
余計なアダプターを持ち歩かなくてよいのは、外出時の安心感にもつながります。
スピーカーの音も思っていた以上にクリアで、動画鑑賞や通話時の声が聞き取りやすい印象でした。
背面から柔らかく響く音が、作業空間を心地よいリズムで包み込むようでした。
さらに、ケース兼スタンドの安定感も高く、角度調整の自由度が思った以上に広いことに驚きました。
机の高さや姿勢に合わせて少しずつ角度を変えることで、目線が自然と整い、長時間の作業でも肩がこりにくく感じました。
全体として、派手さよりも静かな完成度を大切にしている印象があり、見た目も手触りも上品です。
使っていくうちに、作業空間の一部として溶け込んでいくような存在感がありました。
光が柔らかく、長時間の作業にも向いている点は、このモニターの大きな魅力のひとつだと思います。
レビュー気になった点
実際に使用してみると、大きな不満は感じませんでしたが、いくつか「もう少しこうだったら嬉しい」と思う場面もありました。
まず気になったのは、リフレッシュレートの表記に関する部分です。
製品説明には「144 Hz対応」との記載がありましたが、実際に接続してみると、使用環境によっては60 Hzとして認識されることがありました。
動きの速い映像を見る際には十分滑らかではあるものの、ゲームなどで高リフレッシュを求める方には、やや物足りなさを感じるかもしれません。
また、タッチパネルの感度についても、指で操作する分には快適ですが、スタイラスペンを使用したときにわずかに遅延を感じる場面がありました。
精密なイラスト作業を行う用途には、もう少し反応速度が上がると理想的です。
音に関しても、内蔵スピーカーの音質は明瞭ですが、低音域の厚みは控えめで、動画鑑賞時に少し軽く感じることがありました。
イヤホンや外部スピーカーを接続すれば解消されるので、利用シーンによっては補助機器の併用が望ましいと感じます。
また、画面の輝度を最大にした状態では、電力消費がやや高めになる傾向がありました。
Type-C給電で使用する際には、ノートPCのバッテリー消耗が早くなることがあり、長時間使用する場合は外部電源の併用をおすすめしたいところです。
さらに、筐体が非常に薄い反面、指で押したときにわずかな“たわみ”を感じることがあり、持ち運びの際はしっかりとケースに入れて保護した方が安心です。
付属ケース自体はしっかりしていますが、角の部分をもう少し厚くしてくれるとさらに心強く感じました。
最後に、保証期間に関する情報が販売店によって異なる点も少し気になりました。
3年保証と説明されているものと、5年保証と記載されたものが混在しており、購入前に確認しておく必要がありそうです。
こうした細かな情報の不一致が解消されれば、さらに信頼感の高いブランドとして印象が良くなると思います。
それでも全体としては、使うたびに気持ちが落ち着くような仕上がりで、気になる点も穏やかに受け入れられる程度でした。
細部の改善が進めば、より完成度の高いモニターになると感じます。
まとめ
EHOMEWEI LQG-160PWを使って感じたのは、機能だけでは語れない「穏やかさ」のような魅力でした。
映像の美しさ、操作のなめらかさ、そして持ち運びやすい軽さがひとつにまとまっていて、どの要素も無理なく調和している印象があります。
日々の作業や動画鑑賞、時にはちょっとした創作の時間まで、幅広い場面で自然に寄り添ってくれる存在でした。
タッチ操作やType-C接続などの利便性に加えて、静かに輝く色彩が心地よく、作業空間を少しだけ上品に整えてくれるような感覚があります。
高性能を求めすぎず、穏やかな使い心地を重視する人にとって、このモニターはとても良い選択になると感じました。
大げさな主張はなく、使う人のリズムに合わせて柔らかく応えてくれる。
その控えめな存在感こそが、この製品の魅力なのかもしれません。
毎日の作業の中で、ふと画面に映る光の質感に安心を覚える瞬間があり、その小さな満足が積み重なっていくようでした。
持ち歩ける便利さだけでなく、どこにいても“落ち着いた作業環境”を持てることの喜びを感じさせてくれるモニターでした。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
商品購入はこちらから↓
EHOMEWEI 16インチ 2.5K QLED タッチパネル モバイルモニター LQG-160PW
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。