どうも、Soranekoです。
新しいモニターを探していたとき、目に留まったのがMinifire ゲーミングモニター 24インチでした。
最初はブランド名にあまり馴染みがなく少し迷いましたが、160Hzという滑らかなリフレッシュレートと、コントラスト比4000:1という数値に惹かれ、興味を持ちました。
ゲーミング用途としての性能はもちろん、普段の作業や動画視聴にも快適に使えるモニターを求めていたこともあり、このモデルがちょうど良さそうに感じたのです。
箱を開けたときの第一印象は、シンプルで無駄のないデザイン。
黒を基調にしたフレームが細く、24インチというサイズ感もデスク上で圧迫感を与えませんでした。
スタンドを取り付けると軽量ながらも安定しており、全体に落ち着いた雰囲気がありました。
電源を入れると、明るくはっきりとした発色が印象的で、初期設定のままでも映像が鮮明に見えました。
特にVAパネルならではの深みのある黒が、画面全体を引き締めて見せてくれます。
NTSC72%の色域という数字から想像していた以上に色の表現が柔らかく、原色が強く出過ぎることなく、自然なコントラストで目に優しい印象を受けました。
160Hzの滑らかさは、マウスを動かした瞬間や動画を再生した際にすぐ感じられます。
スクロールやカーソル移動の残像が少なく、動きに追随する映像の切れ味が心地よいものでした。
HDR対応という点も気になっていたのですが、実際に映像を見てみると、明るい部分の白飛びが抑えられ、暗い部分も沈みすぎず、やわらかな階調が感じられました。
ゲーミングモニターという印象を超えて、日常使いのモニターとしても十分に満足できる映像のバランスでした。
設置後すぐにAdaptive Syncを有効にすると、動きの速い場面でもカクつきが少なく、映像が自然に流れるようになりました。
長時間の使用でもブルーライト軽減やフリッカーフリー機能のおかげで、目が疲れにくい点もありがたく感じました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
Minifire 24インチ FHD 160Hz ゲーミングモニター MFG24F4M
Minifire 24インチ FHD 160Hz ゲーミングモニター MFG24F4M
レビュー良かった点
まず最も印象に残ったのは、映像の滑らかさです。
160Hzのリフレッシュレートは、一般的な60Hzモニターから移行するとまるで世界が変わったように感じます。
マウス操作や画面のスクロールが軽やかで、動作の遅延や残像をほとんど感じません。
ゲームプレイ中も細かい動きが視認しやすく、FPSやアクション系の映像も快適でした。
特にAdaptive Syncの効果がしっかりと出ており、映像のズレやティアリングが目立たず、動きのリズムが心地よく整います。
VAパネルによる4000:1のコントラスト比も見応えがあり、暗いシーンでは黒がしっかりと沈み込み、明るい部分が柔らかく浮かび上がるように見えます。
この深みのある表現は、夜景や映画のワンシーンを見るときに特に印象的でした。
色の再現性もNTSC72%という数値以上の自然さがあり、派手さではなく穏やかな鮮やかさが魅力でした。
HDR機能をオンにすると、光の階調がより滑らかに変化し、明暗の差が美しく映し出されます。
ゲームの中で空や海を見上げたときに、自然な輝きが感じられるようで、見ているだけでも楽しい気持ちになります。
また、300cd/m²という十分な明るさがあり、日中の自然光が差し込む部屋でも画面がはっきりと見えました。
さらにうれしかったのは、ブルーライト軽減とフリッカーフリーの効果です。
仕事や動画編集で長時間使っていても、目の奥が重たくなるような疲れをほとんど感じず、穏やかに集中を保てました。
モニターの設計も扱いやすく、VESA 75×75mmに対応しているので、スタンド使用でもアーム取り付けでも自由に選べます。
HDMIとDPの両方の入力端子を備えており、付属のHDMIケーブルで簡単に接続できる点も親切でした。
モニター自体の質感は落ち着いていて、光沢を抑えたマットな仕上げが上品です。
操作ボタンも直感的で、設定メニューの反応もスムーズでした。
デスク上に置いたときの存在感が控えめで、作業空間に自然に馴染むデザインも好印象です。
音に関してはスピーカーが内蔵されていない分、静かな環境で作業に集中しやすく、外部スピーカーを使えば音質を自分好みに整えることができました。
総じて、この価格帯でここまで映像品質と使い心地の両立ができている点には素直に驚かされました。
手軽に高リフレッシュレート環境を体験でき、普段使いにも安心して選べる1台だと感じました。
レビュー気になった点
一方で、使っていくうちにいくつか気になる部分もありました。
まず感じたのは、VAパネル特有の視野角の狭さです。
正面から見る分には非常に美しいのですが、角度をつけて横から見ると、色味がやや変化することがあります。
特に白背景の画面を斜めから見ると、少し暗く見えることがありました。
これはVA方式の特性として仕方のない部分ですが、複数人で画面を共有する用途には注意が必要です。
また、HDR対応とありますが、高輝度HDR10のような強い明暗表現までは期待しすぎない方が良いかもしれません。
確かにコントラストや色の階調はきれいに出ますが、HDR特有の“眩しいほどの明るさ”は控えめに感じられました。
発色の傾向としても、NTSC72%の範囲内でやや温かみのあるトーンに寄っているため、写真編集など厳密な色再現を必要とする作業にはもう少し広色域のモニターが向いているかもしれません。
また、スピーカーが内蔵されていない点も、人によっては不便に感じるかもしれません。
外部スピーカーやヘッドフォンを常に用意しておく必要があります。
ポート構成についても、HDMIとDPが1つずつという点で、複数機器を同時に接続して切り替える使い方をする場合には少し手間がかかります。
もう一つ気になったのは、スタンドの高さ調整機能がない点です。
チルトの前後角度調整はできるものの、上下の高さを変えたいときにはモニターアームを使用する必要があります。
VESA対応なので解決は容易ですが、標準で高さ調整ができるとさらに快適だったように思います。
操作メニューの日本語表示についても、一部表現が簡易的で少し分かりづらい箇所がありました。
設定自体は慣れれば問題ないのですが、最初のうちはボタン操作に少し戸惑う場面がありました。
それでも、こうした点はいずれも慣れや補助機器でカバーできる範囲です。
静音性や発熱については問題なく、長時間使ってもモニター背面がほんのり温かくなる程度で安心できました。
全体的に大きな欠点はなく、「もう少しこうだったら嬉しい」という小さな改善余地が感じられるくらいでした。
この価格帯を考えると、コストパフォーマンスの高さは依然として際立っており、気になる部分を踏まえても十分に満足できる仕上がりです。
まとめ
Minifire ゲーミングモニター 24インチは、手軽に高リフレッシュレートの映像体験を取り入れたい人にとって、とても魅力的な選択だと感じました。
160Hzという滑らかさと、4000:1のコントラストが生み出す深い階調は、日常の中で映像をより立体的に感じさせてくれます。
NTSC72%の発色は落ち着きがあり、自然な色の流れが心地よく、長時間眺めても疲れにくい点も好印象でした。
HDRの明暗差も優しく効いており、映画や動画鑑賞でも画面の深みが増します。
特別な調整をしなくても、すぐに快適な映像が楽しめる手軽さがありました。
Adaptive Syncによる滑らかな描画は、ゲームの没入感を高めながら、普段のブラウジングや作業にも確かな快適さを与えてくれます。
VAパネルの深い黒は映像を引き締め、全体の雰囲気をやわらかく整えるようでした。
もちろん、視野角や高さ調整の点で惜しい部分もありますが、VESA対応や軽量設計のおかげで自由な配置が可能です。
スピーカー非搭載の静けさも、外部オーディオを好む人にとってはむしろ心地よく感じられるかもしれません。
総じて、日々の映像体験を一段階上げてくれる存在でありながら、手の届きやすい価格帯でしっかりとした品質を感じられるモニターでした。
映像を通して時間の流れを穏やかに楽しめる、そんな柔らかな魅力を持った一台だと思います。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
商品購入はこちらから↓
Minifire 24インチ FHD 160Hz ゲーミングモニター MFG24F4M
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。