商品紹介レビュー

FIFINE ブームアーム ゲーム実況 配信 録音 在宅ワーク マイクアーム BM88超簡単レビュー。FIFINE ブームアーム マイクスタンド BM88を実際に使ってみると、モニター下をくぐるようにマイクを手元まで滑らせられるロープロファイル構造と、金属製ならではのしっかりした剛性のおかげで、在宅ワークでもゲーム実況でもマイク位置がぶれにくく、机の上の配線もアーム内部にすっきり収まって視界が落ち着く使い心地だと感じられる仕上がりでした。

どうも、Soranekoです。

FIFINE ブームアーム マイクスタンド BM88は、箱から取り出した瞬間から「金属製のしっかりしたアームを使うと机まわりの雰囲気がこう変わるのか」という印象を与えてくる製品です。

一般的なスプリング式のマイクアームと比べると、まず目に入るのはロープロファイルと呼ばれる低めのレイアウトで、アームが上から覆いかぶさるのではなく、デスク面に沿うように横方向へ伸びていく構造になっています。

そのため、モニターの前に何かが立ちはだかる感覚が少なく、画面下あたりからマイクがこちらに伸びてくるような配置にできるのがこのアームならではの特徴です。

金属製のアームは持ち上げた時にずっしりと重さがあり、クランプ部分も含めて剛性を優先した作りになっていることが伝わってきます。

最初にデスクに固定する際は、クランプを適度な位置で締めてからアームを差し込み、上下二段のアームの角度を少しずつ調整していきますが、関節ごとに動きの硬さが異なり、ゆっくりと位置を追い込む感覚に近い操作感です。

可動域としては水平方向への回転や、上アームの上下方向の角度調整などが十分に確保されているため、一度自分のデスクレイアウトに合わせて好みの位置が決まると、その状態から大きくずれてしまうことはあまりありません。

さらにアーム内部にはケーブルを収納できる構造が用意されており、マイクケーブルをアームに沿わせて隠すことで、机上を見たときの印象がかなりすっきりします。

耐荷重は約1.5kgとされており、一般的なコンデンサーマイクやダイナミックマイクであれば余裕を持って支えられる設計になっているため、ゲーム配信やボイスチャット、オンライン会議など、用途を問わず幅広いマイクに組み合わせて使っていける構成です。

ロープロファイルタイプのマイクアームはまだ選択肢が多いとは言えませんが、BM88はその中で「見た目の落ち着き」と「デスク上の動線を邪魔しない配置のしやすさ」を両立させようとしたモデルであり、設置した直後から、机の上に置きっぱなしだったマイクスタンドを片付けることができ、タイピングやマウス操作のスペースが広がることで、作業や配信前の準備時間に小さな余裕が生まれる印象がある製品です。

では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。

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FIFINE ブームアーム ゲーム実況 配信 録音 在宅ワーク マイクアーム BM88

FIFINE ブームアーム ゲーム実況 配信 録音 在宅ワーク マイクアーム BM88

レビュー良かった点

FIFINE ブームアーム マイクスタンド BM88でまず好印象なのは、ロープロファイル構造がもたらす視界のクリアさです。

従来のオーバーアーム型では、マイクが上からぶら下がる形になることが多く、モニターの上辺付近にアームが横切るような配置になりがちですが、BM88ではアームが低い位置を通るので、視線の先に金属フレームが入り込む場面がかなり減ります。

モニターの下のスペースを抜けるようにマイクを回り込ませることができるため、ゲーム画面や編集画面を見ながらでも、マイクが邪魔になりにくく、画面上の細かい文字やパラメータに集中しやすい環境をつくれます。

この「画面の邪魔をしない」というポイントは、毎日何時間も画面に向かう人にとって、地味ですが積み重ねると大きな違いになってくる要素です。

次に、金属製アームの剛性感も大きなメリットです。

アームの各関節を適度な硬さに調整してセットすると、タイピングやマウス操作で机が少し揺れても、マイク位置が大きくずれたり、アームが勝手に下がってきたりすることがほとんどありません。

耐荷重約1.5kgというスペックは、ショックマウント付きのコンデンサーマイクややや重めのダイナミックマイクでも安心して使える数値であり、マイクを買い替えてもアーム側をそのまま使い回せる余地があることにもつながります。

ケーブル収納機構も、実際に使い始めると便利さを強く感じる部分です。

アーム内部にケーブルを通せる構造になっているため、マイクケーブルがだらんと垂れたり、キーボードやマウスのケーブルと絡まったりする場面が減り、デスクを上から見たときの印象が整います。

配信や録音のために機材を増やすと、どうしても配線が増えて雑然として見えがちですが、BM88はアーム自体がケーブルガイドの役割を果たしてくれるため、片付けにかかる手間も少し軽く感じられます。

可動域の広さも見逃せないポイントです。

ベース部分やアームの関節は水平方向に360度回転でき、上アームは上下方向にも大きく動かせるので、マイクを口元に近づけたり、キーボードの打鍵音を避ける位置に微調整したりしやすくなっています。

ボールヘッド部も回転に対応しているため、マイクの向きの微調整も含めて、自分の姿勢や椅子の高さに合わせて位置を追い込むことが可能です。

特に、作業中とゲーム中で座り方が変わる人や、複数のモニターを使い分けている人にとって、この柔軟な可動範囲は、日々の小さなストレスを減らしてくれる要素になり得ます。

設置方式がクランプ式であることも、日常的な使いやすさに貢献しています。

デスクの厚みに合う範囲内であれば、工具を使わずにしっかり固定でき、一度位置を決めた後も、クランプを緩めて土台ごと向きを変えることで周辺機器との干渉を避けることができます。

アーム自体の重量も適度にあるため、操作中にベースが共振してガタつくような印象も少なく、金属製アームならではの安定感があります。

また、1年保証が付いていることも安心材料のひとつです。

こうした可動部分の多い製品は、長く使っていると関節の緩みやネジの不具合が気になることがありますが、保証期間中であれば万が一のときにも相談できる窓口があるという点は、初めてロープロファイル型のアームを導入する人にとって心強いポイントです。

見た目のデザインも落ち着いており、黒モデルであれば、多くのデスク環境に自然に馴染みます。

主張が強すぎない形状と色味なので、他社製のマイクやモニターアームと組み合わせても違和感が出にくく、全体として統一感のあるデスクを作りたいときのベースにもなりやすいと感じられる構成です。

レビュー気になった点

FIFINE ブームアーム マイクスタンド BM88には、多くの面で満足度の高い要素がある一方で、「もう少しここが柔らかいと扱いやすい」と感じる点もいくつかあります。

まず挙げたいのは、関節部分の動きの重さです。

金属製でしっかりとした造りになっている分、特に垂直方向の角度調整はやや固めの手応えがあり、軽い力でさっと動かすというより、両手で支えながら少しずつ角度を追い込むような操作感に近くなっています。

一度位置が決まってしまえば安定感という意味ではメリットにもなるのですが、頻繁にマイク位置を変えたい人にとっては、調整のたびに少し時間がかかる印象を持つかもしれません。

また、ボールヘッドのつまみも、しっかり固定できる反面、緩めたり締めたりする際にやや硬さを感じる場面があり、細かな向きを何度も調整するスタイルだと、手元に少し負担がかかることがあります。

もう一点、設置条件にも気を配る必要があります。

クランプ式は扱いやすい反面、デスク天板が一定の厚さと形状であることが前提となるため、天板の縁が大きく丸く加工されているデスクや、極端に薄い・厚い天板では固定位置に制約が出る可能性があります。

また、クランプの上面と下面がしっかり平行になるように締める必要があり、ねじれた状態で締め込んでしまうと、アーム全体の安定感に影響が出ることも考えられます。

設置場所を変えながら使いたい場合は、そのたびに適切な位置を探るひと手間が生じる点は、導入前に意識しておきたいところです。

ネジの締め具合にも注意が必要です。

アームの硬さを調整するためのネジや六角レンチを使う部分は、緩すぎるとぐらつきの原因になりますが、逆に強く締めすぎると、動きが極端に重くなったり、部品への負担が大きくなったりする恐れがあります。

説明書では過度な締め付けを避けるよう案内されていますが、「どの程度までが適切か」を掴むまでに少し試行錯誤が必要で、初めてこの手のアームを触る人にとっては、最初の調整がやや難しく感じられる可能性があります。

価格面についても、人によって印象が分かれそうです。

マイクアームとしては、エントリークラスと比べるとやや高めの価格帯に位置するため、「まずは安価なアームを試してみたい」という人にはハードルが高く映るかもしれません。

一方で、金属製の質感やロープロファイル構造、ケーブル収納機構などを総合的に見ると、価格に見合う内容ではあるものの、予算をできるだけ抑えたい環境では、導入前に他のアームとの比較検討が必要になる場面もあると考えられます。

また、ロープロファイルという構造上、マイクをかなり高い位置から吊るしたい用途や、立った姿勢での収録を主とする環境には、必ずしも最適とは言えない場合があります。

アームの可動範囲自体は広いものの、基本的には座り姿勢での使用を前提とした高さバランスになっているため、立ち収録やスタジオ的なセッティングを想定している場合は、自分の使い方に合うか慎重にイメージしておく必要があります。

こうした点は、製品のコンセプトそのものに関わる部分でもあるため、導入する前に「ロープロファイル型のデスク環境をつくりたいのか」「上から大きく回り込む形のアームを求めているのか」を整理しておくと、BM88の特性をより活かしやすくなると感じられます。

まとめ

FIFINE ブームアーム マイクスタンド BM88は、デスク上の視界をできるだけすっきり保ちながら、マイクを使いやすい位置に安定して配置したいというニーズに丁寧に応えようとしたロープロファイル型のアームです。

金属製のアームとクランプによる土台は、日常的な使用に耐えるだけの剛性と落ち着いた質感を備えており、一度自分の姿勢や机のレイアウトに合わせて位置を決めてしまえば、毎回の配信やオンライン会議のたびにマイク位置を調整する手間が減っていきます。

アーム内部にケーブルを収納できる構造は、配線が増えがちなデスクまわりを整えるうえでとても有効で、マイクケーブルが視界に入らなくなるだけでも、作業前に感じる雑然とした印象が一段落ち着きます。

可動域も十分に確保されており、左右の回転や上下の角度、ボールヘッドによる細かな向きの調整などを通じて、ゲーム・在宅ワーク・録音といった異なるシーンに合わせてマイク位置を追い込むことができます。

一方で、関節やボールヘッドの動きがやや固めで、最初の調整には少し慎重さが求められること、クランプ式ゆえに設置可能なデスクの条件が限られること、価格帯がエントリークラスより一段高めであることなど、導入前に把握しておきたいポイントも存在します。

ただ、それらの点を理解し、自分の用途が「座り姿勢を中心としたデスク環境」であることと合致していれば、BM88は日々の配信や通話、作業時間を静かに支えてくれる存在になります。

マイクを使う時間が長いほど、視界の邪魔にならないことや、一度決めた位置から大きくぶれないことの価値はじわじわと感じられてくるはずです。

机の上を少しでも広く使いたい、モニターの前をすっきりさせたい、ケーブルも含めてデスク環境を整えたいという思いがあるなら、BM88はその方向性に寄り添ってくれる選択肢のひとつとして、長く付き合っていきやすいマイクアームだと感じられる構成です。

商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。

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FIFINE ブームアーム ゲーム実況 配信 録音 在宅ワーク マイクアーム BM88

皆様の生活が少しでも豊かになりますように。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

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