商品紹介レビュー

iCUE LINK LX120-R RGB 120mm PWM リバースファン拡張 CO-9051049-WW超簡単レビュー。CORSAIR iCUE LINK LX120-R RGBを使ってみて感じたのは、静かな動作と鮮やかな光の両立が思った以上に自然で、PC内部の印象が変わるほど整った雰囲気を作ってくれるということでした。リバース仕様の構造が吸気レイアウトでも見た目を損なわず、使用中の存在感が心地よく感じられました。

どうも、Soranekoです。

CORSAIR iCUE LINK LX120-R RGBを取り付けてしばらく使い続けてみると、このファンが持つ特徴が日々の動作の中でゆっくりと伝わってきました。

まず、リバース仕様という構造上の違いが、想像以上に視覚面でのメリットとして働きます。

吸気側に配置してもライトの輪郭が素直に前へ向き、ケース越しに見る光が自然に収まるので、内部の向きを意識して悩む時間が少なく済みました。

実際に取り付ける際も、フレームの剛性がしっかりしているので位置合わせがしやすく、ねじ込み時のたわみも少なく、落ち着いて固定できる印象があります。

iCUE LINKの接続方式も、ケーブルの流れが整いやすく、内部配線の煩雑さが軽くなる点で効果を感じました。

複数台をつなげる時でもケーブル数が増えにくく、ケース内の視界がすっきりするため、後から掃除をする場面やパーツ交換の際でも手間が少ないのが助かるところです。

動作面では、低速域の滑らかさが特に印象的で、ゆっくりと回り出すときの音にクセがなく、ファン特有の立ち上がり音が気にならずに済みました。

回転数が上がる場面でも、空気の流れが素直なためか、無駄な風切り音が増えにくく、一定のリズムを保って回っている感触があります。

ケース内温度が少し高まった時でも、ファンの制御がスムーズで、iCUEソフトと連動して回転数が上がった際にも急な変化を感じさせず、全体が落ち着いて動作している印象を保ちます。

光についても過剰に明るくならず、ファンの動きに自然に合わせて光が流れたり、内部の影になりやすい場所を柔らかく照らしたり、派手さよりも落ち着きが先に来るような演出が続くため、長時間見ていても疲れにくく感じました。

こうした小さな積み重ねが、一日を通してPCを使っている時の感覚に静かに馴染み、必要なときにしっかり働きつつ、目立ちすぎない存在として側にいるような印象を受けました。

では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。

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iCUE LINK LX120-R RGB 120mm PWM リバースファン拡張 CO-9051049-WW

iCUE LINK LX120-R RGB 120mm PWM リバースファン拡張 CO-9051049-WW

レビュー良かった点

CORSAIR iCUE LINK LX120-R RGBの良かった点としてまず強く感じたのは、ファンの動作が全体としてとても安定していることでした。

低速の状態では羽根の回り始めが軽く、静かに回転を始める様子が分かりやすいだけでなく、その速度帯でも空気の流れがきちんと作られているため、ケース内部の温度が軽く上昇した時にじわりと下げてくれる安心感があります。

磁気ドームベアリングによる回転の滑らかさもその印象を強めていて、長時間の連続動作でも一定のリズムを保とうとする姿勢が感じられ、動作音にもムラが出にくいのが心地良い点でした。

高速域では風量がしっかりと出てくるため、内部にこもりやすい熱を効率よく押し出してくれますが、その際の音もケースを通して聞くと過度に響かず、ファンの力強さだけが前面に出ずに、音のバランスが整っているように感じられました。

リバース仕様でありながら、風の方向が安定し、吸気で配置した際の空気の流れも素直に感じられ、ケース前面を通した空気の取り込まれ方がわかりやすい点も良好でした。

また、ライティングについては二重のライトループ構造が柔らかな光の広がりを生み、均一性の高い光の輪がファンの動きと重なって自然な立体感を与えてくれます。

光が少しずつ変わる場面でも不自然な段差が生じにくく、色の切り替えが滑らかに移行するため、視覚的な落ち着きが長く続くと感じました。

iCUEソフトとの連動も扱いやすく、色や速度の調整が一つの画面で行えるため、日々の使用状況に合わせた細やかな制御がしやすく、ファン自体の性格とよく馴染んでいる印象があります。

さらに、iCUE LINKの接続方式はケーブルを減らせる点が特に快適で、複数のファンを取り付けるときでも背面側が散らかりにくく、見た目も作業性も整いやすいのが魅力でした。

フレームの剛性もほどよく、設置時に不安を感じる場面が少なく、ファンの端を軽く押したときでも余計な撓みが出にくいため、長期間の取り付けでも構造的な安心感があります。

取り付けの際に付属されたねじの回しやすさも良好で、ケースの素材によってねじのかかり方に差が出る場面でも、スムーズに入りやすく、取り付けのストレスが少ない点もありがたい部分でした。

総じて、冷却性能・静音性・操作性・光のバランスが均等に整った製品であり、どれか一つに偏らず全体の調和を優先する姿勢を強く感じられた点が大きな魅力に思えました。

レビュー気になった点

CORSAIR iCUE LINK LX120-R RGBを使う中で気になった点としてまず挙げたくなったのは、このモデルが拡張用の単品ファンであるため、すでにiCUE LINK環境を持っていない場合は別途ハブやスターターキットが必要になる場面があることでした。

単品で見た目も性能もそろっているだけに、そのまま使えないケースが生じる点は少し惜しく感じられました。

また、リバース仕様という構造上、最適な設置向きが吸気寄りになることが多いため、ケース内のエアフロー設計によっては自由度が少し制限される場合があります。

排気として使えないわけではありませんが、ライトの見え方や空気の通り方を考えると、好みの配置と光の見せ方が一致しない場面が出てくることもあり、ケースによっては取り付け位置を再検討する必要が生じます。

さらに、高回転時の音はスペック通り強めの風量が出る関係で、ケースの形状やフロントパネルの開口部が狭い場合には、風の抜ける音が少し強調される場面もありました。

通常の使用では問題になりにくいものの、静音性を最優先にしたい場合には回転数の上限を調整しながら使うほうが、全体の音量を抑えやすい印象です。

また、iCUEソフト自体が多機能であるゆえに、初めて利用する際は設定項目が多く、慣れるまでにやや時間がかかる場面があり、光や回転の細かな調整を行いたいユーザーほど、最初のセットアップに少し手間を感じるかもしれません。

光の均一性は魅力ですが、透明度の高いケースほど光の強弱が目立ちやすく、周囲の環境光によっては、設定によってやや明るく感じる場面もありました。

控えめな光にしたい時は微調整を行えば落ち着きますが、あらかじめ光量が低いプリセットが豊富であればより扱いやすいと感じる場面がありました。

また、ファンフレームのしっかりとした構造は安心感がある一方、ケースによっては取り付け部分の公差がタイトになる場合があり、ねじ留めの際に少し気を使う場面もありました。

全体として大きな問題ではありませんが、細かな部分で「あと一歩整っていれば、よりスムーズに使えるのに」と感じる細部がいくつかありました。

とはいえ、これらはいずれも構造や性能と引き換えになる部分でもあり、少しの調整や運用の工夫で解消できるものが多い印象でした。

まとめ

CORSAIR iCUE LINK LX120-R RGBを使い続けて感じたのは、日々のPC環境に静かに馴染みながら、必要な時にしっかり働いてくれる安心感のあるファンだということでした。

リバース仕様ならではの光の見え方は想像以上に自然で、吸気として取り付けた際にケース越しに広がる光が落ち着いた雰囲気を作り、見た目の整い方が一段階上がったように感じられました。

風の流れは素直で、回転の変化も無理なく伝わるため、温度に応じてゆっくりと動作が切り替わる様子が分かりやすく、長時間の使用でも気になるような音が出づらい点が快適でした。

iCUE LINKによる配線のまとまりやすさも日常的な使い勝手を高めてくれ、後から清掃をしたりパーツを交換したりするときにも作業しやすい環境を保ちやすくなりました。

光の演出は華やかさよりも均一性と落ち着きを重視した印象で、派手さを求めない環境でも受け入れやすく、過度に目立たず自然な明るさを保つ点が長く使ううえで心地よく感じられました。

細かな部分に気になる点はいくつかありましたが、それらを丁寧に調整していけば、このファンは静音性と見た目の両方を求める環境で長く活躍しやすい製品だと感じました。

商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。

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iCUE LINK LX120-R RGB 120mm PWM リバースファン拡張 CO-9051049-WW

皆様の生活が少しでも豊かになりますように。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

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