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ASUS ThunderboltEX 5 拡張カード超簡単レビュー。ASUS ThunderboltEX 5 拡張カードを実際に使ってみると、Thunderbolt 5ならではの速度感や、USB-Cポートを通した映像出力や電源供給のまとまり方がとても扱いやすく、PC環境の整理がしやすくなる印象があり、内部に組み込むタイプの拡張カードとして自然に馴染んでくれる点が特に好ましいと感じた。

どうも、Soranekoです。

ASUS ThunderboltEX 5 拡張カードをPCに取り付けてしばらく使い続けていると、内部拡張カードでありながら接続できる周辺機器の幅が一気に広がり、Thunderbolt 5の特徴である速度の余裕を日々の作業の中で自然と感じられるようになった。

取り付け自体は一般的な拡張カードと大きく変わるものではなく、PCIeスロットに差し込む工程が中心だが、ケーブル類の接続位置が明確なので、落ち着いて進めれば特に迷う場面もなく組み込みやすかった。

実際に手元の環境へ導入した際には、USB-Cケーブルを挿すだけで複数の用途をまとめられる点がまず便利で、外部SSDや高解像度ディスプレイ、あるいは給電を必要とする機器までひとつの端子から扱える柔らかい感覚がある。

特に、これまで複数の機器を別々のポートやアダプタに分散して接続していた環境では、ケーブルの通し方やデスク周りの配置を見直すきっかけにもなり、作業スペースの整い方に変化が出てくる。

ThunderboltEX 5ではDisplayPort 2.1入力が3系統用意されているので、映像出力を伴う構成でも取り回しがしやすく、対応GPU側の出力をMini DisplayPortケーブルで本カードへと渡しつつ、そこからUSB-Cを通してディスプレイへ映像を引き渡す流れが自然に収まる。

これにより、ディスプレイ側がUSB-C入力を採用している場合、映像と電源供給、さらには周辺機器の接続までまとめられ、ひとつのケーブルで扱える領域が増える。

長時間の作業や高負荷の処理を伴う環境でも、帯域の余裕があるためか動作が落ち着いていて、大きな遅延や途切れを感じる場面もほぼなかった。

日々の作業をこなしていく中で、カードが内部に収まりながらも外部ポートの使いやすさを底上げしてくれる存在として静かに働いてくれる印象が積み重なり、システム全体の使い心地を自然に整えてくれる一枚だと感じるようになった。

では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。

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ASUS ThunderboltEX 5 拡張カード

ASUS ThunderboltEX 5 拡張カード

レビュー良かった点

ASUS ThunderboltEX 5 拡張カードを使っていてまず良かったのは、Thunderbolt 5ならではの帯域の余裕が作業全体をゆったりと支えてくれるところで、ファイル転送や外付けストレージの扱いが非常に滑らかに感じられる点だった。

外部SSDを使う場面では、大きなプロジェクトファイルを扱う際でも読み込みや書き出しが安定していて、待ち時間が短くなることで作業の流れが途切れにくい。

複数の周辺機器を同時につないだ場合でも、帯域の分配に不安が出にくいため、それぞれの機器が無理なく動いてくれる印象がある。

また、映像出力に関してもDisplayPort 2.1に対応しているため、高解像度ディスプレイとの組み合わせで視認性が一段と整い、異なる用途のウインドウを広々と並べた状態でも動作が軽快で、作業領域を柔軟に使えるようになった。

USB-Cポートからの給電性能も扱いやすく、単ポートで最大96Wまでの供給に対応しているため、ディスプレイや外部デバイスへの電力供給がスムーズに行える。

これにより、電源アダプタを個別に用意する必要が減り、デスク周りの配線が整っていく感覚がある。

さらに、デイジーチェーン接続に対応しているため、1ポートから段階的に複数の機器をつなげられ、作業内容に応じて接続構成を変える柔らかさが生まれる。

例えば、外付けSSDからディスプレイ、そしてオーディオインターフェースまで順に接続しても、それぞれの機器が不安定になる場面がなく、自然に動作が続いていく。

内部拡張カードとしての作りも丁寧で、カード本体の剛性や端子周りの配置が落ち着いており、取り付けた後も配線が邪魔になりにくい。

PCIeスロットへ差し込む際や補助電源の接続を行う際も手が迷わず、構造自体が素直で扱いやすい。

特に補助電源コネクタはFastChargeの機能を活かすうえで重要だが、取り付け部分が分かりやすいため、後から形成するケーブルマネジメントにも余裕がある。

実際にしばらく運用してみると、ThunderboltEX 5を組み込む前と後で使い勝手の差が明確に出てくる。

外部ディスプレイの接続方法や外付けストレージの速度、周辺機器への給電のまとまり方が全体的に改善し、ケーブルの本数が減ることで視界がすっきりする。

同時に、内部拡張ならではの安定感があり、外付けドックやハブを多用していた頃には時折遭遇していた不安定さや接触の繊細さをあまり気にせずに過ごせるようになった。

こうした静かな改善が積み重なることで、ほかの作業に集中しやすくなり、日常的に触れていても自然に馴染んでいく点が特に良く感じられた。

レビュー気になった点

ASUS ThunderboltEX 5 拡張カードを使っていて大きな不満を感じる場面は少なかったものの、気になる部分はいくつかあった。

まず、本格的に機能を活かすためには対応マザーボードとの組み合わせが前提となるところは注意が必要で、特にThunderboltヘッダーやUSBヘッダーの有無によって取り付けられる環境が限られる場合がある。

ASUS製マザーボードであれば比較的問題なく動作するものの、他社製ボードでは準備が必要になる場面があり、少し慎重な組み合わせ選びが求められる。

また、映像出力機能を最大限に生かすにはGPU側に複数のMini DisplayPort出力が必要で、これに対応していない構成ではポテンシャルを十分に引き出しにくい点もある。

Mini DisplayPortケーブル自体は付属しているが、GPU側に必要な端子が揃っていない場合には変換アダプタを使うか、ケーブルの買い直しが必要になることがあり、環境によっては追加の出費が発生する可能性がある。

給電能力についても、最大96Wの単ポート給電は十分な範囲だが、より大型のモバイルワークステーションや高消費電力のノートPCでは純正アダプタを併用したほうが安定する場面があり、万能とは言い切れない部分もある。

また、Thunderbolt機器を多数つないだ場合には帯域の分配によって速度が変化する可能性があり、特に外部ストレージを複数台並列で扱う場面では構成によって転送速度が落ち着きにくくなることがあった。

とはいえ、これらは仕様上避けられない範囲でもあり、用途に合わせて接続方法を見直すことである程度は調整できる。

さらに、内部拡張カードとしては配線がやや多く、ThunderboltヘッダーやUSBヘッダー、Mini DisplayPortケーブルに加えて補助電源ケーブルも必要になるため、ケース内の配線スペースに余裕がない環境では取り回しが難しくなる可能性がある。

特に小型ケースではケーブルの方向や曲げ方に注意しないと、エアフローを圧迫する形になってしまう場合もあり、設置前に内部スペースを確認しておくことが重要だと感じた。

最後に、発売されたばかりの製品という点から、使用者の声や情報がまだ十分に蓄積されておらず、構成による細かい挙動が未知数な部分も残っている。

将来的にはファームウェア更新や周辺環境の整備によって安定性が高まっていく可能性があるが、現段階では導入する側に少し知識が求められる印象がある。

それでも使い始めてしまえば動作自体は落ち着いているので、準備段階で意識する点が多くなるという意味で気になった部分として扱っている。

まとめ

ASUS ThunderboltEX 5 拡張カードをしばらく使い続けてみて感じたのは、内部に取り付けるタイプの拡張カードでありながら、外部インターフェースを大きく広げてくれる存在として静かに機能してくれる点だった。

Thunderbolt 5により帯域の余裕があるため、外部ストレージや高解像度ディスプレイへの接続を自然に扱えるようになり、負荷の高い作業でも安定して流れが続く。

USB-Cを通して映像と電源供給をまとめられることも、日常の配線を落ち着いて整理できる理由になり、デスク周りの見通しがよくなる感覚があった。

取り付けに必要なケーブルこそ多いが、構造自体は素直で、注意点を押さえておけば組み込みは難しくない。

使っていくうちに、外付けハブやドックに頼っていた頃の細かい不安定さがなくなり、内部に固定された拡張カードならではの安心感が積み重なっていく。

複数のデバイスを同時に扱う環境や、高速なデータ転送を求める作業が多い場合には、確かな存在感を持って支えてくれる一枚であり、整った動作のまま長時間の使用にも自然に寄り添ってくれる。

日常の作業環境に静かに溶け込みながら、必要な場面ではしっかりと能力を発揮してくれる点が印象に残った。

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ASUS ThunderboltEX 5 拡張カード

皆様の生活が少しでも豊かになりますように。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

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