どうも、Soranekoです。
実際にEasySMX X05PROコントローラーを使い始めたとき、まず手に伝わってきたのは全体の軽さと、表面のしっとりとした質感でした。
強い主張を持つわけではなく、静かに手に馴染んでくるような触れ心地で、使ううちに自然と動かす方向や押し方が整っていく感覚があります。
特にホール式のジョイスティックは中心に戻る動きが滑らかで、押し込んだ際の抵抗も一定しており、思った位置で止めやすいのが印象に残りました。
スティック操作が細かく要求されるゲームだと、ほんのわずかな角度調整が必要な場面でも、意図した動きがそのまま入力として伝わる安心感があります。
静音構造のボタンについては、押し込んだときの音が抑えられていて、指先にだけわずかな反応が返ってくるような落ち着いた感触です。
クリック感は確かに存在しますが、耳に残るような音ではなく、押していることを静かに確認できる程度のさりげない反応になっていて、周囲が静かな環境でも気兼ねなく操作できました。
左右トリガーはホールセンサー式ならではの滑らかな動きで、深さを感じながら力を調整でき、レースゲームのアクセル操作や射撃の微調整がとても自然に行えます。
二段階トリガー特有の“途中で変化する感触”も違和感がなく、押し込み量がそのまま反応に反映されるので、ゲームによってはコントローラーの特性を活かした動きが作りやすくなりました。
1000Hzポーリングレートに対応していることもあり、入力してから画面に反応が返ってくるまでの時間が短く、ボタン操作やスティックの素早い切り返しにも遅れを感じないため、操作のリズムが崩れにくい印象があります。
さらにRGBライトが控えめに点灯するため、暗い場所でも雰囲気を壊すことなく存在を知らせてくれる点も特徴的で、見た目の派手さよりも“実用としての視認性”が優先されているように感じました。
全体として最初に触れたときの印象は落ち着いていて、使い続けるうちに細かなところで安定感が表れてくる、そんな静かな好印象を与えるコントローラーでした。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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EasySMX X05PRO 無線 二段階ホールトリガー付き ゲームパッド
EasySMX X05PRO 無線 二段階ホールトリガー付き ゲームパッド
レビュー良かった点
EasySMX X05PROコントローラーを使っていて良いと感じた点のひとつは、ホール効果ジョイスティックとホール式トリガーがもたらす入力の正確さです。
中心位置のズレが起きにくく、長時間使ってもスティックの反応が一定しているため、細かな入力が求められるゲームで扱いやすさが際立ちました。
スティックを倒したときの抵抗が均一で、角度を少しずつ変えていく場面でも違和感がないまま連続した操作ができるほか、押し込みや弾き操作をしたときにも戻りが素直で、次の動作にスムーズに移れる軽さがありました。
トリガーについても、浅い入力と深い入力の切り替えが自然につながっていて、押し込みの深さを丁寧に使い分けたい状況では特に扱いやすく感じました。
たとえばレースゲームや射撃系のタイトルでは、加速の微調整や射撃モードの変化が指先の力加減だけで気持ちよく制御でき、トリガーを深く押し込んでいる最中でも跳ね返りが強すぎず、手に負担がかからない点が好印象でした。
さらに、1000Hzポーリングレートの高速応答があることで、ボタンを押した瞬間に動作が反映されるタイミングが鋭く、特に操作を素早く切り替える必要があるタイトルではこの速さが大きく働いてくれます。
アクションゲームの細かな回避やジャンプ、格闘ゲームの連続入力など、入力の遅れが影響する場面でリズムを乱さずにプレイできるのは、このモデルの強みだと感じました。
もうひとつ印象的だったのは静音ボタンの存在で、押し込んだ際の音がほとんど気にならないため、静かな場所でのプレイや夜間の使用でも周囲に響きにくく、落ち着いた操作感が続いてくれます。
静音仕様でありながらボタン自体の押し心地はしっかりしていて、反応が曖昧になることもなく、軽めのストロークで確実に入力が伝わるところに扱いやすさを感じました。
さらに本体の質感も良く、ソフトタッチの表面は滑りにくく、長く握っていても指先が疲れにくい印象があります。
グリップ部分は滑り止め効果がちょうどよく、手汗が出ても安定して保持できるため、長時間のプレイでも不安がありませんでした。
RGBライトも視界を邪魔しない程度に控えめで、見た目のアクセントとして自然に馴染んでいました。
接続方法が複数用意されている点も便利で、有線、2.4GHz無線、Bluetoothを状況に応じて使い分けられます。
パソコンでフルパフォーマンスを求めるときは有線か2.4GHz、携帯ゲーム機やスマホではBluetoothと、環境によって切り替えられる柔軟さが実用的で、どの接続方法でも切り替えはスムーズでした。
対応デバイスが幅広いため、PCゲームの操作からSwitchでの携帯モード補助、スマホゲームの外部コントローラーとしてまで、用途に応じて使える点も魅力のひとつでした。
これらの要素がひとつずつしっかりとまとまっており、派手な特徴ではなくても、日常的に触れ続けることで良さが積み重なっていくような手応えがありました。
レビュー気になった点
EasySMX X05PROコントローラーを使っていて気になった点としてまず挙げられるのは、接続方式によってポーリングレートが変化するところでした。
有線や2.4GHz接続では1000Hzで動作しますが、Bluetoothではどうしても反応速度が落ちるため、アクション性の強いゲームではわずかな遅れを感じる場面がありました。
Bluetoothを使うのは便利なのですが、特に入力の速さが求められるタイトルでは接続方法を意識して選ぶ必要がある点は少し気になるところでした。
また、プラットフォームによって利用できる機能が微妙に異なるため、どの機器でどこまでのカスタマイズが使えるのかを最初に把握する必要があります。
ボタンの配置や反応そのものは問題ありませんが、特定のデバイスではランブル強度やライト制御の細かい設定ができない場面があり、統一的に扱いたい人にとってはやや気になる点になるかもしれません。
静音ボタンについても、基本的にはとても扱いやすいのですが、押し込みが軽めなために、ほんの少し触れただけで反応してしまうことがありました。
特に素早く操作を切り替えるゲームでは、深く押し込んだつもりが軽いタッチで入力されてしまうように感じる場面があり、ボタンの軽さが好みと合わない場合は操作の調整が必要になる印象がありました。
トリガーに関しては全体的に満足度が高いものの、二段階の切り替えはゲームによっては違和感を覚える可能性があり、特に連続して浅く深くを素早く切り替えたい場面では、狙い通りの深さに力を調整するのに少し慣れが必要でした。
また本体のサイズ感は比較的扱いやすいものの、グリップが軽めで細身に作られているため、手の大きいユーザーには少しコンパクトに感じるかもしれません。
軽さは利点でもありますが、同時に重量感を好む人にとっては安定性がやや物足りなく感じられる可能性があります。
さらに接続ドングルを使う場合、PC側のUSBポートによっては認識までにわずかな時間がかかることがあり、ゲームを素早く始めたい場面では少し待つ必要がありました。
ゲームごとの認識のされ方にも差があり、タイトルによってはコントローラーが複数あると優先入力が切り替わってしまうこともあり、接続環境が複雑な人は設定を見直す必要がある印象でした。
バッテリーに関しても大きな問題はありませんが、長時間プレイを続けていると残量が気になり始めることがあり、特に高いポーリングレートで使う場合はバッテリー消費もやや早く感じられました。
定期的な充電が必要になるため、長時間のゲームではケーブルを手元に置いておく方が安心です。
全体として大きな欠点というよりは、使用環境や好みによって微調整が必要になる点がいくつかあるという印象でした。
まとめ
EasySMX X05PROコントローラーを使い続けて感じたのは、全体として落ち着いた扱いやすさを持った機種であり、派手さよりも操作の安定と静かな存在感が重視されていることでした。
ホール式のスティックやトリガーは使い込むほどその精度の高さが分かり、微妙な入力を求める場面でも感触が揺らぎにくく、日常的にプレイするタイトルでも安心して操作できる点が魅力です。
静音ボタンや軽めのグリップは長時間のプレイでも集中を保ちやすく、余計な音が気にならないことで、ゲームに向き合う時間が自然に整っていく感覚があります。
接続方式が複数用意されていることも便利で、用途に合わせて使い方を切り替えられる柔軟さは、このモデルならではの扱いやすさに繋がっていました。
一方で、Bluetooth接続時の遅延や、ボタンの軽さによる入力のしやすさなど、慣れが必要な部分もありますが、これらは使いながら調整していくことで自然と扱いやすくなっていきました。
全体として、使い続けるほど手の動きとコントローラーの反応が一致していくような感覚があり、安定した操作環境を求める人にとって、日常的に頼りになるパートナーのような存在になっていく印象でした。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。