どうも、Soranekoです。
ASUS TUF Gaming BE9400を設置してから最初に感じたのは、ネットワーク全体の挙動がとても落ち着いたという点でした。
WiFi7対応や最大9400Mbpsといった数値はスペック表では目を引きますが、実際の使用感では「速い」というよりも「詰まらない」「待たされない」という印象の方が強く残ります。
回線が混み合いがちな時間帯でも動画の再生が引っかかりにくく、オンラインゲーム中に突然レスポンスが乱れるような場面も減り、日常的なストレスが少しずつ削られていく感覚がありました。
設定についても、初期セットアップはガイドに従って進めるだけで完了し、専門的な知識がなくてもネットワークが立ち上がる点は安心感があります。
ゲーミング向けルーターというと細かな設定項目が多く、触るのに身構えてしまう印象がありましたが、本機は必要なところだけを押さえれば十分に使える設計だと感じました。
トライバンド構成のおかげか、複数の端末を同時に接続しても速度低下を意識する場面が少なく、作業用PC、スマートフォン、ゲーム機が同時に動いている状態でも、それぞれが干渉しにくい印象です。
ルーター自体の動作も安定しており、長時間稼働させても挙動が不安定になることはなく、ネットワーク機器としての基本的な信頼感が積み重なっていきました。
派手な演出よりも、日々の通信を淡々と支えることを重視した印象で、使い続けるほどに「変わらないこと」が価値になるタイプの製品だと感じています。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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ASUS TUF Gaming BE9400 無線ルーター TUF-BE9400
ASUS TUF Gaming BE9400 無線ルーター TUF-BE9400
レビュー良かった点
ASUS TUF Gaming BE9400の良かった点としてまず挙げられるのは、通信の安定性です。
高速通信をうたうルーターは数多くありますが、本機は速度だけでなく、通信が乱れにくい点が強く印象に残りました。
オンラインゲーム中でもレイテンシの揺らぎが少なく、操作と画面の反応がズレにくい感覚があります。
動画配信サービスを高画質で視聴しながら別の端末でダウンロードを行っても、極端な速度低下を感じにくく、家庭内での同時利用に強い設計だと感じました。
トライバンド構成により通信の分散が自然に行われている印象で、ユーザーが意識しなくてもルーター側がうまく振り分けてくれている感覚があります。
また、2.5Gポートが複数搭載されている点も実用面で大きな利点でした。
有線接続でも余裕があり、NASやデスクトップPCを接続した際のデータ転送がスムーズで、無線と有線を併用する環境でもボトルネックを感じにくいです。
設定画面についても、項目が整理されており、必要な機能にアクセスしやすい点が好印象でした。
ゲーミング向けの機能として用意されているOpenNATや優先制御も、実際に使うと難しさを感じにくく、設定を変えた結果が体感として分かりやすい点が良かったです。
外観については好みが分かれそうですが、放熱を意識した設計なのか、長時間使用しても本体が過度に熱を持つことはなく、安定稼働につながっている印象を受けました。
さらに、将来的にWiFi7対応機器が増えた際にも対応できる余地がある点は、長く使う前提では安心材料になります。
今すぐ最大性能を引き出せなくても、数年先を見据えた投資として考えられる点も、このルーターの価値を高めていると感じました。
レビュー気になった点
一方で、ASUS TUF Gaming BE9400を使っていて気になった点もいくつかありました。
まず、本体サイズが比較的大きく、設置場所を選ぶ点は注意が必要です。
アンテナを含めると存在感があり、コンパクトなルーターから買い替える場合は置き場所を事前に考えておかないと収まりが悪く感じるかもしれません。
また、WiFi7やトライバンドといった先進的な機能は、対応する端末が揃っていないと真価を発揮しにくい側面があります。
現時点ではWiFi6やWiFi6E機器が中心の環境では、劇的な速度向上を体感しにくく、性能を持て余しているように感じる場面もありました。
価格帯についても、一般的な家庭用ルーターと比べると高めで、通信速度や安定性に強いこだわりがない場合にはオーバースペックと感じる可能性があります。
設定項目が分かりやすいとはいえ、細かい調整をしようとすると専門用語が出てくる場面もあり、完全に初心者向けとは言い切れません。
ゲーミング機能も充実していますが、すべてを活用するにはある程度の理解が必要で、最初はどこまで触ればよいのか迷うこともありました。
また、消費電力や常時稼働による電気代についても、ハイエンドモデルゆえに気になる人はいるかもしれません。
これらの点は致命的な欠点ではありませんが、購入前に自分の利用環境や目的と照らし合わせて考えておきたい部分だと感じました。
まとめ
ASUS TUF Gaming BE9400を使い続けて感じたのは、このルーターが単に速さを追求した製品ではなく、安定したネット環境を長く維持するための土台として設計されているという点です。
派手な変化よりも、日々の通信が滞りなく続くことに価値を感じる人に向いていると感じました。
WiFi7対応やトライバンドといった先進的な要素は、現時点では余裕として存在し、将来の環境変化に備える意味合いが強い印象です。
価格やサイズといったハードルはありますが、その分だけ基礎性能と信頼感は高く、ネットワークに関する小さな不満を減らしてくれる存在でした。
使い続けるうちに特別な感動があるというより、気づけば不満が減っている、そんな静かな満足感を与えてくれるルーターだと感じています。
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ASUS TUF Gaming BE9400 無線ルーター TUF-BE9400
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。