どうも、Soranekoです。
XPPen 左手デバイス ショートカットリモート ACK05を実際の作業の中で使っていくと、少しずつ動作の負担が減っていくような感覚がありました。
普段はキーボードのショートカットに頼りながらイラスト制作や画像編集を進めていましたが、手の位置が頻繁に移動するため、集中しているつもりでも知らないうちに肩や腕に疲れが溜まっていることがありました。
このデバイスを机の脇に置いて操作し始めると、必要なキーがすぐそばに集まっていることで動きが小さくなり、手首を軽く動かすだけで作業が続けられる点が心地よく感じられました。
本体のサイズが手のひら程度で収まるため、机の上に置いても邪魔にならず、軽く触れるだけで反応するキーの感触が扱いやすく、特に長時間作業の後半になるほど違いを感じやすくなりました。
ダイヤル部分は見た目以上に動きが滑らかで、少し回すだけでズームやブラシ調整が行えるため、細かな変化を短い動きで済ませられるのが便利です。
初めて触ったときも操作が複雑に感じることはなく、自然にどう動かすかが分かる作りになっている印象でした。
Bluetoothや2.4GHz無線、USB接続など接続方法を選べるのも気軽で、ケーブルを外して使いたい時や安定した接続で作業したい時など、状況に合わせて切り替えられる点が助かります。
ノートパソコンと一緒に持ち運んでも負担にならず、外で作業する際も机が狭い場面でも置きやすく、コンパクトでありながら機能がまとまっていることで取り回しが良く感じられました。
キー配置は無理のないレイアウトで、初期設定のままでも扱いやすいですが、少しずつ自分の作業内容に合わせて設定を調整していくと、より自然な流れで作業が続けられるようになります。
最初はどのキーにどの操作を割り当てるか迷う部分もありましたが、作業の癖に沿って配置を整えていくと定着が早く、使うほど動きが体に馴染んでいくような感覚がありました。
小さなデバイスですが、日々の作業の積み重ねの中で役割がしっかりしていることに気付かされ、特別なことをしなくても自然と手が伸びる存在になっていきました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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XPPen コンパクト 左手デバイス ショートカットリモート ACK05
XPPen コンパクト 左手デバイス ショートカットリモート ACK05
レビュー良かった点
ACK05の良かった点として最初に感じたのは、キーを押したときの軽やかな反応と、指が自然に届く位置に配置されている構造の扱いやすさでした。
特別に押し込む必要がなく、軽い力で反応してくれるため、連続して操作する場面でも指に負担がかかりにくく、小さな動きで操作が完結する点が心地よく思えます。
キーの表面には少しだけ質感があり、指が滑りにくく、触れた瞬間にどのキーかが判別しやすいため、画面から目を離さずに操作しても迷いにくい作りになっています。
ダイヤル部分も滑らかに回転し、スムーズに反応するため、ブラシのサイズ変更やズーム操作が短い動きで済ませられるのが便利で、細かな調整が必要な作業では特に役立ちました。
回転方向の違いで動きが分かりやすく、左右どちらに動かすかが自然に手の感触として伝わってくる点も扱いやすいポイントです。
Bluetooth、2.4GHz無線、USB有線と接続方法が複数あることで場面に応じて使い方を変えられ、無線で使えば机周りがすっきりし、有線では安定した操作ができ、どちらの良さも選べるところが便利です。
接続切り替えも難しくなく、特にノートパソコンとの併用では持ち運びを含めた柔軟な使い方ができました。
バッテリー持ちが良く、ふだん数時間ずつ使っていても頻繁に充電する必要がなく、気が付けば長く使えているため、作業の途中で電源切れを心配する場面がほとんどありませんでした。
本体の大きさもコンパクトで机の上に置いても圧迫感がなく、周囲の機材やペンタブレットと干渉しにくいため、限られたスペースでも問題なく使える点が助かります。
キー設定の自由度も高く、自分の作業に合わせて徐々に調整していくことで操作の流れが自然になり、慣れてくるとキーの配置が身体に馴染んでいくような感覚がありました。
特に作業内容ごとに複数のグループを切り替えられる仕組みは便利で、作業モードが変わってもスムーズに移行でき、流れを止めずに続けられるところが良かったです。
イラスト制作ではブラシ変更や取り消し、やり直し、画像編集ではズームや移動など、どの作業でも小さな調整を頻繁に行いますが、それらが手元の小さな操作でまとめられることによって、無意識にかかっていた動作の負担が軽くなり、集中を保ちやすい環境が整う点は大きな魅力でした。
操作が視線の移動を伴わず、画面に集中したまま短い動きだけで必要な操作が完結するため、作業のテンポを落とす要因が減り、気づけば全体の流れが滑らかになっていました。
こうした細かな使いやすさの積み重ねが結果として大きな快適さにつながり、扱うほど存在感を増すような道具だと感じました。
レビュー気になった点
ACK05を使っていて少し気になった点としては、キー数が10個に限られているため、複雑な作業内容を一度にまとめたい場合には、どの機能を優先して配置するかを考えなければならないことがありました。
グループを切り替えれば多くの機能を割り当てることはできますが、頻繁に切り替える場合は少し手間がかかることもあり、自分の作業内容に合わせて慎重に配置を整える必要があります。
慣れてくると自然に扱えるようになりますが、最初の設定段階では少し迷う場面がありました。
また、専用ドライバを導入して設定する仕組みのため、環境によってはインストールが難しい場合もあり、特に会社用PCなど制限がある環境では使用が難しい可能性があります。
個人用の環境では問題なく使えますが、複数のPCで同じ設定を共有したいときには、都度インストールと設定が必要になる点は、もう少し簡単に扱える仕組みがあればありがたいと感じました。
Bluetooth接続は便利ですが、環境によっては安定性に差が出る場合があり、特定のPCでは接続が不安定に感じる場面もありました。
無線レシーバーや有線接続を選べば問題は解消されますが、Bluetoothのみに頼りたい場面では状況によっては少し気になることがありました。
本体が軽量で扱いやすい反面、机の素材や角度によっては持ち上がりやすいことがあり、キーを強く押し込むことはほとんどありませんが、指の角度によってはわずかにずれる場面がありました。
完全に固定されるタイプではないため、この点は机の状態や使用姿勢によって印象が変わるかもしれません。
キーの触り心地は良いのですが、押したときの感触が極端に強くないため、はっきりとしたクリック感を求める場合には少し物足りなく感じる可能性があります。
軽いタッチで反応するのは利点でもありますが、感触に好みがある人にとっては評価が分かれそうです。
ダイヤルについても滑らかに動きますが、細かなステップ感がもう少しはっきりしていると調整の区切りが捉えやすくなる場面もあり、このあたりは操作の好みによって印象が変わる部分だと思いました。
総じて大きな欠点というより、もっとこうだったら便利だと感じる部分が少しずつ見えてくる印象で、実際の使い方や環境によって感じ方に違いが出る点が特徴的だと感じました。
まとめ
XPPen 左手デバイス ショートカットリモート ACK05を日々の作業に取り入れていくと、動作の負担が少しずつ軽くなっていくように感じられ、必要な操作が手元に集まることで作業全体の流れが整っていく印象がありました。
サイズが小さく扱いやすいため、机の上でも場所を取らず、どの姿勢でも無理なく手を伸ばせる点が便利で、長く使っているほど道具としての自然さが増していくように思います。
キーの反応も軽く、ダイヤルの回転も滑らかなため、細かな調整が続く作業を集中して進めやすい環境が整い、普段のキーボード操作よりも短い動作で必要な操作を完結できるところが助かりました。
設定の自由度も高く、作業内容に合わせて徐々に調整していくことで、自分の作業のリズムに沿った使い方ができるようになり、操作の流れが自然にまとまっていきます。
気になる点が全くないわけではありませんが、どれも環境や好みによって変わる部分で、大きな使いにくさにつながるものではなく、むしろ使っていく中で自分なりに調整していく余地が残されている印象でした。
このデバイスは派手さこそありませんが、毎日の作業を静かに支えてくれる存在で、触れる時間が長いほど良さが感じられる道具だと感じました。
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XPPen コンパクト 左手デバイス ショートカットリモート ACK05
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。